─古文書蔵─
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加藤騒動と小泉フィーバー
00:10東京の寓居にて ─補足─ ラジオだったでしょうか、と書いておりましたら、いつもご愛読くださっているというtakatoさんが、早速メールでお教えくださいました。
私のほうも、早速インターネット検索で調べてみました。なるほど、仰せの通りでした。便利なもので、詳しい内容も出てきます。出演者は古川緑波や阿里道子、夏川静枝。レコードで歌ったのは織井茂子だそうです。 また、映画の監督は大庭秀雄。音楽・古関裕而、出演したのは、ご教示のように、岸 恵子 / 佐田啓二 / 淡島千景 / 北原三枝という顔ぶれで、第1作1953年9月15日、第2作1953年12月1日、第3作1954年4月27日の封切。松竹大船で撮影されたそうです。 映画のほうで、すっかり映像のような印象を持ってしまっていたせいで、上ではテレビと書いてしまったのかも知れません。真知子巻きのように、映画が発端で流行が生まれた時代で、テレビは勘違いでしたが、きっと映像という印象のほうが強かったのでしょう。 takatoさん、ご指摘ありがとうございました。 |
アクセス数が、40万を超えました 昨28日、白川サイトのホームページのアクセス・カウンターの積算数が40万を超えました。30万を超えたのが、新党の名前を決定した3月16日でした。40日ちょっとで、10万のアクセスをいただきました。心から御礼申し上げます。私のようにカネのないものが、全国に向かって自分の所信を伝えることができるということは、ありがたいことです。 また、BBSの方も多くの方々から書き込みをいただき、非常に盛り上がっています。インターネット上であれ、いろいろなことを論じ合う機会というのは貴重なものであり、これからも大事にしていきたいと思います。また私も比較的気軽に他のところでは書けないことを書かせてもらっています。私自身にとっての息抜きの場でもあります。どうか、多くの方々からこの議論の輪の中に入っていただければこれにすぐるよろこびはありません。兼好法師はいいました。「もの言わぬは、腹ふくるるわざなり」 今日の讀賣新聞に私の著書「自民党を倒せば日本は良くなる」の大きな広告がでていました。多くの方々にお読みいただき、私が考えている「平成革命」の目標と道すじを分っていただければ、これに過ぎる喜びはありません。同紙一面トップに「小泉内閣 支持87%」とありました。すごいですね。小泉内閣に関するコメントは、「新党・自由と希望」の代表メッセージで述べさせていただきます。 今日、東京は午後から雨がポツポツあたっています。でも、新緑まさにきたりなんです。私は、万物の命が躍動するこの季節がいちばん好きです。ゴールデン・ウィークも始まりました。何となく世間は、5月6日までは動かないようです。でも、ゴールデン・ウィークを過ぎれば、参議院選挙のムードがいっきょに出てくるでしょう。私は、とてもゴールデン・ウィークをたのしむ訳にはいきません。 では、よいゴールデン・ウィークを! 17:00東京・砂防会館の事務所にて |
「新党・自由と希望」サイト、今日から始動! この1ヶ月間、私のいちばん気になっていたことは、「新党・自由と希望」のWebサイトのことでした。日本で初めてのインターネット政党を目指すといいながら、サイトを仮に立ち上げたままにしていたことでした。確かにいろいろとやらなければならなかったことが重なったこともあります。本の出版もだいじな仕事でした。また、白川サイトもこの1ヶ月、急にアクセスが増えたため、これに応えることもけっこう大変でした。 また、ひとつのサイトを立ち上げるということは、かなりの気合と構想を必要とすることも事実です。しかし、いろいろと事情を並べてみても、しょせん言い訳でしかありません。日本で初めてのインターネット政党を目指すという看板に偽りありといわれても仕方がないことであり、これはインターネットを侮辱することになるからです。 今週になって、Webマスターとかなりの時間をとって打ち合わせをして、いよいよ今日21:00頃から、「新党・自由と希望」のWebサイトを本格的に始動させることができました。それなりにいろいろと考えてつくりました。白川サイトを立ち上げるときは、私はインターネットということを全然しりませんから、すべてWebマスターまかせでした。しかし、こんどは私の意見もかなりいわさせてもらいました。けっこう激しいやりとりがありました。まずは、一度ご覧下さい。 どうでしたでしょうか。まだまだコンテンツが少ないために、ちょっと寂しいところもありますが、これからどんどん充実させていきますから、どうぞ温かい目で応援してください。私も白川サイトと同じエネルギーを「新党・自由と希望」のサイトに投入します。でも、白川サイトもいままでと同じように充実させていきますから、引き続きよろしくお願い申し上げます。 総裁選のことは、もう少し事態の推移をみてからのべてみたいと思います。 23:30東京の寓居にて |
総裁選は、もう終わってしまった! 政治というものは、生き物です。ほんの数日のうちにどんどんと変化していきます。“2日前に「かなり深刻な状況となった!」と書きましたが、数県で予備選の結果が発表となり、この傾向でいくと「相当に深刻な状況になってきた」といってもいいでしょう”と土曜日夜に書いて、Webマスターのところに原稿を送って寝たところ、朝になったら、もう事実上決着はついていました。もう、総裁選は終わってしまっていたのです。 今日の『報道2001』は、なんとも間が抜けた雰囲気の4候補が出演した番組でした。今日は一日中、横浜にいっていたものですから、その他の番組は見ることができませんでした。番組表を見るとNHKもテレビ朝日もやったようですが、どうだったのでしょうか。 それにしてもあっ気なかったですね。公明党に、「小泉総裁なら閣外協力に転ずる」などといわせるブラフまでかけて、橋本票のかき集めをしたのでしたが、通じませんでした。公明党の閣外協力うんぬんは、いくら連立与党といっても、「内政干渉」といわれてもしょうがないでしょうね。私は「内政干渉」するつもりなどまったくありません。ただ、興味があるのは、私のひとつの仮説が証明されたことです。私は、こんど出版する『自民党を倒せば日本は良くなる』という本のなかで、<自民党は実は「無党派的政党」だった>という仮説を立てています。
今回の予備選の投票は、こういうことだと私は思います。予備選では小泉氏が圧勝しました。党員のエネルギーを党の執行部が統制するなどということは、そんなに簡単なことではないのです。それができると思ったところに、野中・古賀氏の誤算があったということです。そして、これは政治の本質的な問題を提起しているということです。すなわち、自由主義とは何かという問題です。 総裁選は、小泉氏の勝利で事実上終わりました。しかし、小泉総裁がどのような執行部をつくるか、橋本派(旧経世会)や公明党や保守党がどうでるか、こうした問題はこれからです。最後までじっくりとみる必要がありそうです。 22:00東京の寓居にて |
かなり深刻な状況となった! きょうの新聞には、きのうのプレスセンターで行われた記者会見の写真がおおきくのっています。日本記者クラブでのものですから、新聞がおおきくとりあつかうのはしかたがないとしても、毎日のように自民党の総裁選をこうもおおきく扱うものと感心しています。平成11年9月の総裁選をふり返ってみると、あのときは小淵陣営がマスコミにでることをさけたため、加藤陣営としてはたいへん苦労したことをいま思い出しております。 自民党の執行部としては、最初はにんまりしていたのでしょうが、いまではかなり困ったことになってしまったとニガりきっていると思います。それは、亀井氏や麻生氏を出馬させることによって、タマをちらそうと考えて出馬させたのですが、いくらこの両氏が派手にさわいでも舞台うらをみやぶられてしまい、だんだん橋本氏と小泉氏の一騎打ちの戦いになってきたからです。亀井氏や麻生氏がいくらさわいでも、単なるはやしてでしかないことに国民が気がついたからです。 まえにものべましたが、真剣勝負というのはいっぽうが下手をするとたおれるということです。橋本氏がたおれるか、小泉氏がたおれるか、それはやってみなければわかりませんが、どちらかがおおきく傷つくことだけはここまできたらもうさけられません。これは、いまの自民党にとってはかなりのダメージになるでしょう。いまの自民党には、これを克服するだけの体力がもうないのです。予備選をやられたことがひとつのおおきな執行部の誤算だったでしょう。もうひとつは、小泉氏の応援に加藤氏がついたことだと思います。 小泉氏が勝つと、加藤氏の復権はどうしてもさけられません。そうするといまの執行部は、ひじょうにつごうの悪いことになるのでしょう。これだけはなんとか阻止しなければならないということで、これからいろいろなことがなされると思います。まあ、じっくりとみておきましょう。だれがなっても、自民党──自公保体制の本質はかわらないのですから。「表紙だけ変えてもダメ」といって、首相になるのを拒否した伊東正義さんをなつかしく思い出します。 それにしても、公明党の動きがおもしろいですね。小泉氏は自公保連立をすこしも否定していません。かなりものごとをはっきりいう小泉氏が、この問題だけはどうしてはっきりといわないのかと思っている人もおおいことでしょう。小泉氏の限界は、ここにあると私は思っています。にもかかわらず、公明党はいろいろと過敏に反応しています。小泉氏が総裁になったら、閣外協力も視野にいれているなどというニュースもあえて流しています。自民党にプレシャーをかけようとしているのでしょう。これまで、総裁選びは自民党のことであり、だれがなっても連立をつづけるといっていたこととぜんぜん違いますね。 ところで、はやくもあざやかな新緑があちこちでみられます。私は、この季節がいちばん好きです。生命の躍動をおぼえます。政治の面でも、そうでなければならないと強く感じます。秋田の知事選をみてもそのような息吹をしっかりと感じることができます。ハードなスケジュールの日々となってきましたが、元気でがんばっています。どうか、ご安心ください。革命──歴史を創るということは、たのしいものです。本もまもなくできあがります。 09:40東京・砂防会館の事務所にて |
BBSへの誘い 自民党の総裁選が、にぎやかに行われています。今回は、マスコミもえらく熱心に取り上げています。自民党執行部としては、にんまりとほくそえんでいることでしょう。これで、国民の関心が自民党にむけられ、支持率の向上につながると思っていることでしょう。でも、このにぎやかな総裁選の本質は、前号で書いたとおり、どういう結果になるかわからない真剣勝負をさけるために、4人もでてやっているのだということにそろそろ国民は気がつきはじめました。書込交流広場(白川BBS)にもそのような意見が多く書き込まれています。 ところで、最近、白川BBSが非常にもり上がっています。新しい参加者が、どんどん現れています。うれしいかぎりです。白川サイトの一番の人気コーナーは、実はこの白川BBSなのです。白川サイトがここまで育ってこれたのも、BBSの魅力なです。白川BBSには、一日に1500人の方がおとずれ、3万以上のヒットがあります。これは、すごいことだと思います。これまで書込みをしてきてくださった多くの方々に、改めて御礼を申し上げます。 これまでもなんどか書いてきましたが、インターネットは双方向というところにその魅力があるといわれています。としたならば、BBSのように多くの人が参加できるものがなかったとしたならば、双方向のものとはいえないと私は考えてきました。ですから、私はサイトを開いたときからBBSを設けてきました。私にとっては当然のことでした。でも、おおくの政治家のサイトには、BBSがあまりありません。インターネットというものがどういうものか、本当は分っていないからではないかと私は思っています。 でも、その気持もわかります。旧BBSにおいて、これでもか、これでもかと私も攻撃されました。昨年の加藤騒動のとき、BBSを設けている政治家の掲示板には、どうして森首相を信任するのかとおおくの人たちが書き込みました。そうとうきつい書込みがありました。きっとびっくりしたことでしょう。でも、それが双方向ということなのであり、これにどう応えるかということがだいじなのです。 そういうとき「良貨で悪貨を駆逐せよ」となんどもなんども私は書き込みました。そして、おおくの方々のお力をえて、なんとか戦いに勝ちぬくことができました。このことをつうじて、おおくの仲間をえることもできました。これが、インターネットの威力であり、たのしさです。いま毎日おおくのひとにお会いしています。おおくの方々から、「白川さん。毎日ホームページをみていますよ」といわれます。ありがたいことです。BBSはみておられますかと聞きますと、「いや、BBSの方はみていないのですが…」といわれる方がけっこうおおいのです。「ぜひ、BBSもみてください」とお願いしています。 もしBBSをあまりご覧になられない方がいらしゃいましたら、白川サイトの一番の人気コーナーであるBBSを、どうかいちどご覧下さい。そして、議論の輪のなかに参加していただければ、これに過ぎるよろこびはありません。 07:30出張先の九州のホテルにて |
新潟県中里村で14日に催された「白川勝彦を激励する会in中里村」で。皆様のお近くへもご挨拶に伺うつもりでいます。その時は、ぜひお集まりください。 | |
Photo by T.Zenzai |
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