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─古文書蔵─

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2月12日(月)

No.126

ウィルスを投げ込まれました

1文字アキ2月8日、相当悪質のウイルスをメールボックスに投げ込まれてしまいました。9日の朝一番にWebマスターから電話でこのことを知らされ、さっそく駆除の作業に着手しましたが、初めての経験のため苦労しました。アニメ「ウィルスメールを開いてしまって…」この日は、ミッキー安川さんのラジオ番組にでる日だったために、途中で詳しい人に手伝ってもらい、万全の防御装置を装備しました。いい経験をしました。私にとっては、パソコンは大事な武器ですから、これを狙われたのかも知れません。あわやというところで、セーフでした。それにしても、約一日パソコンを開けないというのは本当に不便でしたし、困りました。

1文字アキあの読売新聞がでてから、満一週間が経ったわけですが、滅茶苦茶に忙しい一週間でした。でも、それぞれの新聞等がかなり好意的に扱ってくれたと思っています。同志のなかには、これはけしからんといってFAXしてくるものもありましたが、「悪名は、無名にまさる」というのが政界のスタンダードですから、私はあまり気になりませんでした。まあ、そんなものです。小さなことは気にせずに、私は堂々と構えていくつもりですから、みなさんもあまり一喜一憂しないで下さい。

1文字アキそれより、どこかの新聞に載っていたそうですが、2月6日の自民党役員連絡会で野中氏が「果たして白川の離党届をすんなり受けていいものか」という趣旨の発言をしたとのことです。これをみた同志から、「白川さん。自民党には離党の自由もないのですか。ヤクザか暴力団みたいですね」といったのには、本当に笑ちゃいました。この一週間、「自民党とはいまや不自由非民主党の略称だと若手国会議員は自嘲気味にいってるよ」とはいってきましたが、さすが私も、暴力団とかヤクザとかとはいいませんでした。でも、加藤紘一氏に対する仕打ちは、暴力団やヤクザのなぶり殺しに似たリンチですよね。自民党は、もう不自由非民主党なんてものよりもっとヒドイものになってしまったのかもしれません。

1文字アキ藤原弘達氏の「自民党と公明党が連立を組めば、ファッショとなる」との警鐘を何度か紹介しているのも、自公保連立の全体主義的体質を理解して欲しいからです。私は、自民党の中にいてこのことを肌で感じてきました。私は、昔からいささか戦闘的でしたから、そんなものは歯牙にもかけませんでしたが、それは私が普通の国会議員とちょっと違うからであって、その危険性がないということではありません。現に、一国一城の主といわれている国会議員が、こうした雰囲気の中で自民党執行部のやっている不条理に戦々恐々として物もいわない状態になってしまったのです。日本の自由は、かなり深刻な危機に陥っています。

1文字アキ「白川さん。それは選挙を抱えている国会議員の特殊事情でしょう」という方もおられるかもしれません。しかし、もっとも自由であるといわれた自民党が、ごく短期間にこうなるのです。私は、一般社会だってこうなるのにそんなに時間はかからないと思っています。こういうことに一番頼りになり、警鐘を乱打すべきマスコミが、現に創価学会に相当侵食されています。昭和45年の言論妨害事件以来、30年かかって創価学会が戦略的に狙ってきたのです。公明党の政権入りを機に、特にこのことを肌で感じると現場の新聞記者がいっています。怖いことです。私たちは、このことを注意しなければなりません。

1文字アキ忙しくても、この永田町徒然草だけはできる限り書いていくつもりですので、これからもぜひマメにお立ち寄り下さい。

01:151文字アキ東京の寓居にて

白川勝彦

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2月6日(火)

No.125

爽やかな朝を迎えました

1文字アキこの数日間は、1日に2〜3時間しか眠る時間がありませんでした。昨夜は久しぶりに12時ちょっと過ぎに寝、午前5時30分爽やかに目覚めました。

1文字アキ昨日午後4時30分過ぎ、院内の自民党幹事長室を訪れて、離党届を提出しました。

1文字アキできれば古賀幹事長に手渡したかったのですが、ちょうど本会議で公明党の神埼代表の質疑中のため本会議を中座することができないというので、代わりに待っていた二田副幹事長に渡し、受理されました。 これが、離党届のオリジナルです。こういうものは、一生に一度書くか書かないかというものです。ご覧下さい。

離党届実物写

1文字アキ24年間もいた党を離れるのですから、特別な感慨があってもよいと思ったのですが、正直いって、極めて事務的な一つの手続きにしか過ぎませんでした。この数ヶ月間、考えに考え抜いてのことですから、そういう気持がなかったのかもしれません。もうひとつは、自民党のみならず、宏池会メンバーの加藤氏に対する仕打ちがあったからだと思います。反対者に対してなぶり殺しのようなリンチを加える集団となってしまった自民党に、正直いってなんの未練もありません。いや、こういう集団にいることが苦痛でした。

1文字アキこの2日間で、多くの方々から賛同・激励のメールをたくさんいただきました。この2日間は殺人的な状態でしたから、返信をだす時間がありません。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。これからは、どんなに忙しくても、できるだけ返信をしたいと思っておりますので、これに懲りずにどうかどんどんメールを下さい。国民のみなさんは私の行動を理解し、ご賛同がいただけると私は確信していますが、やはりメールなどをいただいてこれが確認できると、さらに元気がでてきます。また、私が立ち上げる新党に対する要望などがありましたら、ぜひお聞かせ下さい。必ず貴重な参考にさせていただきます。


1文字アキ東京に事務所を開設しました。まだスタッフもそろっていません。できるだけ早く態勢を整えます。住所と電話番号とFAX番号は、次の通りです。

郵便番号 102-0093 東京都千代田区平河町2-7-5
TEL 03-3265-9711
FAX 03-3265-9833

1文字アキまだスタッフもそろっていませんので、お電話をいただいてもご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、ご理解下さい。これからの戦いは、私はボランティアの力とインターネットを思い切って駆使していこうと考えています。それが21世紀の新しい政治のやり方であり、そうしなければ新しい政治は生まれないと考えるからです。どうかご理解とご協力をお願いします。


ボランティアのお願い

1文字アキそこでさっそくのお願いですが、次のようなボランティアを募集しています。

  1. 事務所のスタッフが足りません。首都圏に在住の方で事務所にきてお手伝いをしていただける方を募集します。選挙戦が近づいた場合は、一日のうちの数時間でもかまいませんしお願いしなければなりませんが、いまは事務所スタッフとしての仕事ですので、ある程度まとまった時間のとれる方を募集いたします。仕事はいろいろあります。難しく考えないで下さい。政治には膨大の手間暇が必要なのです。

  2. 白川サイトの英語版を作りたいと本気で考えています。これまでもENGLISHはあることはありましたが、残念ながらほとんど掲載記事がありませんでした。基本的には、このサイトの翻訳でいいと思っていますので、新しく設けた白川勝彦HOTニュースや永田町徒然草や論文などの翻訳ができる方を募集します。ある程度英語に自信のある方ならどなたでも結構です。どなたかが翻訳してくださったものをさらに手を加えるというのなら任せておいて下さいという人はいます。その方と一緒になって白川サイトの英語版を作ってください。オール・ジャパンだけではなく、世界に向かって私たちの理想を発信していきたいと思っています。これは、自宅でもやっていただけます。

1文字アキやってもいいよという方は、メールでまずご一報下さい。詳しいことは、電話なりお会いしてご説明したいと思います。

1文字アキもう出かけなければなりません。新党のこと、運動の進め方など、できるだけリアルタイムでご報告しながら力強くやっていきたいと思っています。いろいろご心配をいただいておりますが、やれます、いや、やらなければならないと思っています。新しい歴史を作ることは楽しい仕事です。1文字アキご協力をお願いします。

07:151文字アキ東京の寓居にて

白川勝彦

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2月4日(日)

No.124

今日の読売新聞の件

2月4日付讀賣新聞一面1文字アキ今朝の読売新聞をよまれたでしょうか。日本最大の発行部数を誇る新聞(もちろん世界に日本の新聞のような大きな部数をもつ新聞はありませんから、世界一ということになりますが‥)といっても、日本の全世帯の4分の1か5分の1ということですからまだ目にされていない方もけっこうおられるのではないかと思いますので、念のため申し上げます。

1文字アキ「白川元自治相が新党─参院比例10人擁立」という記事です。この記事のため、私は朝から多くの新聞社の取材を受けたり、どうしても至急電話しなければならないところがあったため、いま、ようやくこの永田町徒然草を打っております。この作業中も電話が鳴りっぱなしです。でも、こういうとき、いつも心配してこの白川サイトを訪れてくださる方に励まされて、この1年間やってこれたのですから、いま電話中のみなさんにはご勘弁をいただいて、作業を続けます。

2月4日付讀賣新聞記事1文字アキ結論からいって、読売新聞の記事を私は否定しません。正直いって、私としてはもう少し準備・手順を踏んでから正式に発表したかったので、目立たないように準備・手順を踏んでいたのですが、この読売新聞の記者は鋭い感覚で私の進めていることを察知し、確証を得たとして、今日記事にしたのです。考えてみれば、私はこれまでに、このサイトで私の考えを率直にのべてきました。そして、かなり踏み込んだことをいう場合、腹を決めた上で書いてきました。腹をくくらなければ言えないこと、書けないことがこれまでにいっぱいあった筈です。この記者は、このことを見逃さず、最後のだめ押しにやってきました。

1文字アキ「先生は、自民党を離党して新党を立ち上げ、この夏の参議院選挙に打って出る決意ですね。先生のHPを丹念に見てきましたが、これ以外の結論は考えられないのですが…」 私のサイトの主だったところを全部プリントアウトして、問題の部分にはチャンと黄色いマーカーが付いておりました。ここまで証拠を突きつけられて言われた以上、私はそれでもシラを切り嘘をつくことはできませんでした。また、するつもりもありませんでした。積極的に肯定もしなければ、否定もしませんでした。それをもってこの記者は、確証を得たと判断して、今日の記事を書いたのだと思います。

1文字アキ私としてはいくつか本当に困ったこともあるのですが、私の都合だけで天下の政(まつりごと)を行うことはできません。政治家には政治家の事情がありますが、新聞記者には新聞記者としての使命と事情があるのですから、これは仕方ありません。政治部記者とはいつもこういう考えで付き合ってきました。後は、今日のこの記事を前提に手順を進め、新党の準備をしていく以外にありません。

1文字アキいずれにしても、本日から私の新しい戦いが始まります。私が何を問題にして、どう戦うかは、これまでの永田町徒然草や論文で書いてきたことをよく読んでいただければ、おおよそのことはご理解いただけることと思います。それは自由ですが、離党手続きをするまで、私としては積極的なコメントは差し控えさせていただきます。どうか、ご理解とご寛恕のほどお願いします。可能なものから順次、このサイトを通じてご報告させていただきます。

1文字アキ今日中にやっておかなければならないこと、対応しなければならないことが山ほどありますので、取りあえずのご報告のみとさせていただきます。

15:301文字アキ事務所ビルお休みのため都内のホテルにて

白川勝彦

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2月1日(木)

No.123

得意冷然、失意泰然

1文字アキ今年も、早や2月となりました。今年1年の道付けのために何かとご努力された1ヶ月だったのではないでしょうか。どの分野でもなかなか厳しい状況があるとは思いますが、皆さんのご健闘・ご多幸をお祈りします。

1文字アキそれにしても、小山参議院議員の逮捕からはじまって政治の方は1月から波乱の幕開けでした。そして、KSD疑惑はさらに拡大するような情勢です。今年の政治は、いずれにしても「四海、波静か」でないことだけは確かのようです。これでは国民としては困るのですが、溜まったものを一度は全部出さないと新しいものは生まれないのではないかという感を強くしています。

1文字アキそれにしても、加藤派の分裂はひどいものです。本当に悲しくなります。なぜ、ここまでの仕打ちをしなければならないのか。だって、加藤氏が提起した問題は、みんな正しかったといっているんでしょう。そのやり方が間違っているといっていた筈です。加藤氏は、最後は不信任案に賛成はしませんでした。本会議欠席でした。多くの国民はこのことを怒ったのですが、加藤氏としてはぎりぎりの妥協だった筈です。これは執行部としても容認していたことなのです。だから、処分は行わなかったのです。

1文字アキ野中前幹事長としては、このような妥協案を示すことによって不信任案の可決をまず防ぎました。そして、党としては正式な処分をしないで、身内でリンチにかける。しかも、これに党の幹事長が裏で糸を引いているなんてもんじゃなく、その権限をフルに使っている。古賀氏を幹事長に起用したのは、そのためにしたのです。陰湿な姑息なやり方です。これが野中氏━経世会のいつもの手です。私は、こういうのは嫌いです。多くの国民もこのことを見破っています。こういうことをやるから自民党は嫌われるのだと考えます。

1文字アキいま自民党がやらなければならないことは、加藤氏に対して陰湿な姑息なリンチを加えることではなくて、加藤氏が提起した問題にどう応えるということの筈です。こういう視点をなくして、自らの権勢を求め保身に走る政治家をみていると自民党の末期症状という感を強くします。自民党という政党は、多くの魅力ある政治家に支えられて今日まで政権党として国民の信頼を得てきました。そのような政治家がいなくなったとき、自民党は確実に国民の信を失います。

1文字アキ加藤氏にいいたいのは、どんなに切り刻まれようが自らの信念だけは曲げないでもらいたいということです。信念を失った政治家は、政治家ではありません。加藤氏は、いまでも「私が提起した問題は決して間違っていない」といっています。この矜持をもっている限り、加藤氏は政治家です。逆境のときこそ、自分を取り巻いていたいろいろなものの本質が見えてきます。

1文字アキ鬼が出ても蛇が出ても驚かないで、本当に信頼すべきは何なのかを泰然として観ていればいいのです。

得意冷然、失意泰然

1文字アキ平成2年の総選挙で落選したとき、失意どん底の私にある同志が贈ってくれた言葉です。この言葉が私を救ってくれました。この言葉が、いまの私を支えています。「人をして言わせしめよ。我はわが道を行く」です。お互いさま、くよくよせずに頑張りましょう。

14:301文字アキ東京の事務所にて

白川勝彦

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1月26日(金)

No.122

『カルトとしての創価学会=池田大作』の読後感

カルトとしての創価学会=池田大作 (1500円+税)1文字アキこれまでに永田町徒然草やBBSで、古川利明氏の創価学会三部作について何度か言及しました。暮れから新年にかけて、私は改めてこの三冊に本を読み直しました。なかなかの力作であるという感を深くもちました。特に昨年11月に出版された『カルトとしての創価学会=池田大作』は、これまでにない新しい視点があり、古川氏が提起したテーマはこれから創価学会問題を考える新しい切り口になると私は確信しています。

1文字アキ私は内藤國夫さんとも何度も話たこともありますし、内藤さんの創価学会関係の著作はほとんど読みました。また、俵孝太郎さんとも何度も話しましたり、対談したこともあります。それぞれ、創価学会問題の権威です。そして、お二人とも創価学会を批判したために、公私にわたって創価学会からいろいろな嫌がらせや妨害を受けています。俵さんと話をしていた中で、いまでもシッカリと憶えていることがあります。

1文字アキ「白川さん。私は、創価学会を批判するのと同じくらいに共産党の批判もこれまでやってきた。もちろん、共産党からも恨まれていると思うし、機関紙などでいろいろ反論もされてきた。しかし、共産党から『月夜の晩だけではないぞ。』などという個人的な嫌がらせや脅迫を受けたことは一度もない。しかし、創価学会の私に対する批判・反論は、個人的な執拗な嫌がらせや脅迫や妨害ばかりです。」

内藤さんや俵さんと話をしていると、このような闘いの歴史みたいなものを感じざるを得ませんでした。しかし、古川氏とはこれまでに4回ほどお会いしてますが、そのようなものは少しも感じませんでした。創価学会との闘いにおいては、古川氏より私の方が少しばかり「歴史」をもっているくらいです。どうしてそうなのかは、古川氏の新春の特別寄稿「今こそ、草の根・レジスタンス勢力の総結集を」こちらをご覧ください。を読んでいただけると分かると思います。

1文字アキしかし、古川氏には若いジャーナリストとしての新しい視点とフットワークがあります。疑問が出てくるとインドだろうがフランスであろうが、気軽に取材にいきます。三冊目の『カルトとしての創価学会=池田大作』には、随所にそういったものがでてきます。これなどは、創価学会研究の新機軸だと思います。ここに古川氏の著作の新鮮さがあります。『システムとしての創価学会=公明党』と『シンジケートとしての創価学会=公明党』は、創価学会=公明党問題の入門書であると同時にかなりの専門書です。まだ読んでいない方には、強くお薦めいたします。

1文字アキ私が特に注目したのが、『カルトとしての創価学会=池田大作』で述べられている「カルトとしての創価学会」という視点です。古川氏はフランス下院の報告書をもとにして、創価学会は間違いなくカルトであると指摘している点です。私を含めてこれまでの創価学会批判者は、どうしても創価学会が宗教団体であるということ前提にして、これを見、議論し、批判してきたきらいがあるように思われます。また、創価学会もそのことを盛んに強調してきました。

1文字アキしかし、最初から創価学会をカルトとして見れば、私たちが議論してきた大半の問題は極めて簡単に理解できるのです。コロンブスの卵みたいなものです。それではカルトとは何か。フランス下院では、「カルトとは、『宗教の仮面を被った全体主義(ファッシズム)である」と規定しているとのことです。このへんのことを古川氏は仔細に書いています。迫力があります。

1文字アキBBSには書いたのですが、古川氏と年末からしばらくの間連絡がとれなかったので、私は本気で古川氏のことを心配していたのですが、ようやく1月20日に連絡がとれたので、まず会うことにしました。私の心配は杞憂に終わったのですが、話はカルトのことになりました。私の本に関する読後感をのべるとともに、このところをもう少し分かりやすく書いてもらえないかとお願いしたところ、古川氏から快諾をいただきました。10回くらいの連載にしてもらえるとありがたいといっていたところ、さっそく今日、第一回の原稿がメールできました。これを当Webに掲載します。題して『わが国最大のカルト「創価学会・公明党=池田大作』です。ぜひ、お読みください。こちらをご覧ください。

09:001文字アキ東京の事務所にて

白川勝彦

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1月22日(月)

No.121

冬こそ、さまざまな冬がある!

1文字アキ今年の冬は、全国的に本格的な冬のようです。よく日本には際立った四季があるといわれています。しかし、土地々々によっていちばん違うのが冬ではないでしょうか。私の生まれた十日町市は、まぎれもない日本一の豪雪地です。信じられないくらい雪が降ります。1.5mくらいの積雪ならどうってことはないのですが、これを超えてくると、だんだん大変になってきます。2.5m近くの積雪になると、もう雪との戦いです。最近では、道路除雪なども大変になってきますが、昔もいまも、いちばん大変なのが屋根の雪降ろしです。

1文字アキ私が高校生の時までは、まだ道路除雪はしていませんでした。車もそんなに多くありませんでした。ですから、私の雪との戦いの思い出というと何といっても屋根の雪降ろしです。私たちの地方では、雪降ろしといわずに「雪掘り」といいます。どうして雪掘りというのかというのかよく分かりませんが、2m近く積もった雪を屋根から降ろすのは、雪の壁に向かってシャベルで雪を掘って、それを投捨てるという作業だからだ、と私は思っています。それから、最初の1〜2回の雪降ろしは、屋根に積もった雪を投げ降ろすだけでいいのですが、これが3〜4回くらいになると、屋根から降ろした雪が屋根より高くなってしまい、この雪をまず掘り出して始末した後でないと、屋根の雪を降ろせなくなるのです。これなどは、まさに雪掘りそのものです。

私の生家(現況)1文字アキ私の家は、住居と工場が一緒になった大きな家です。200坪の敷地にほとんど目一杯に建っていますから、屋根の総面積は150坪近くあるのではないか思います。家が商売をしていたときは、まだ大勢の人がいましたからみんなで雪降ろしをすればどうってことはないのですが、家が倒産してからが大変でした。この大きな家の雪降ろしを、かなり年をとった父と、ひとつ上の姉と、私の三人でしなければならなかったのです。あのころは、豪雪の年も多かったように記憶しています。一冬に3〜4回くらい雪降ろしをしたように記憶しています。三人で雪降ろしをするのですが、4〜5日かかってやっと雪降ろしが終わったと思うと、最初に雪降ろしをした屋根には、もう、相当雪が積もってしまっていて、また雪降ろしをしなければならないときもありました。

1文字アキこんなとき、本当に泣きたくなりました。白い空から降ってくる灰色のぼたん雪が恐ろしくなりました。天が恨めしくなりました。小さな家を本当に羨ましく思いました。でも、雪降ろしをしなければ、家は潰れてしまいます。私たちは、黙々と雪降ろしをせざるをえないのです。最近では、融雪屋根や落下式屋根の住宅もかなりできましたが、まだまだ多くの家では、昔と同じように屋根の雪降ろしをしなければなりません。これから、まだ降雪が続くようですと、私たちの地域では本当に大変になってくるのです。

1文字アキ雪の降る地域は日本の半分以上ありますが、私たちの地域のようにけたはずれの雪が降る地域は、そんなに多くはありません。このように雪が降る地域といっても、そのありようは相当に違います。春・夏・秋のありようは、日本の地域によって多少の違いはもちろんありますが、冬のありようほどの違いはないのではないでしょうか。そうすると、冬のありようの違いが、それぞれの地域のありようを特色づけるといってもいいのかもしれません。人生も同じかも知れません。冬の時代にどう生きるかが、その人の人生を特色づけ、その人を作るかもしれません。こんな思いをもちながら、私は政治のありようを考えています。

新潮45 2月号表紙1文字アキちなみに、1月19日発売の『新潮45』2月号に、私の記事が載っています。「続・人生で「地獄」を見た時」という中の一編です。あまり乗り気ではなかったのですが、記者が非常に熱心にいうものですから取材に応じ、掲載を承諾しました。ご覧になっていただければ幸いです。

09:301文字アキ東京の事務所にて

白川勝彦

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