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永田町徒然草

2002年正月元旦(火)

No.177

謹賀新年

 新しい年が来ました。謹んで新年のお慶びを申し上げます。新しい年が良いお年になりますことを心からお祈り申し上げます。
 昨年は多くの皆さまに大変お世話になりなりました。改めて心から御礼申し上げます。しかし皆さまのご期待に応えることが出来ず、またご迷惑をおかけしたこと心からお詫び申し上げます。

 昨年の参議院選挙は、私にとりまして文字通りの命懸けの戦いでした。私の全てをかけて戦い、そして私は全てを失いました。選挙の残務整理をした後、私は全面撤退を余儀なくされました。多くの人々からご激励やご叱咤をいただきました。ありがたく頂戴いたしましたが、すぐにお応えできないこと、事情ご賢察の上お許し下さい。

 選挙後、私は無の状態でいろんなことを考えました。振り返ってみれば、丁度25年間、政治の世界で戦い続けてきた毎日でした。その最後の戦いが昨年の参議院選挙でした。結果はご案内のとおりでした。
 信じられない多くの裏切りや背信に遇いました。でも、仕方ないことと思っています。それぞれ事情があることですから。しかし、私はあの戦いをやったことに悔いは全くありませんし、心ひそかに誇りさえもっています。

 この半年間、同時多発テロを筆頭にいろいろなことがありました。これまでの政治の流れとは明らかに違うものが始まっています。そうした中で、私は山ごもりや座禅などをしながら、いろいろなことを考えました。そして、いまも考え続けています。私は何をなすべきかと。与えられた条件の中でそう簡単に結論は出ません。ただ、ひとつだけ確かなことがあるとすれば、この25年間政治の仕事だけをひたすらにやってきたという単純な事実です。

 そんな中で、新しい年を迎えました。私自身の暗中模索はもうしばらく続けなければなりませんが、世の流れは一日としてとどまることはありません。それに対応する政治という営為も休むことなく続けられています。しかし、昨今の政治の流れをみていると、どうもその方向が違っているのではないかという気がして仕方ありません。
 何はともあれ、お互いさま、新しい年を迎えたことをひとつの契機にさらに努力していこうではありませんか。改めて新年のお慶びを申し上げます。

00:10上越市北城町の自宅にて

白川勝彦

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