 私としては一日千秋の思いで待っていた本、「自民党を倒せば日本は良くなる」ができあがりました。いま、見本を手にしたところです。力強い援軍が来てくれた思いです。超ハードな出版を可能にしてくださったアスキーのスタッフの皆さんに、まず感謝しております。 題名と中味が、かなり激しいものですから、正直にいってかなり慎重にことを進めることにしました。ですから、このサイトでも「本を書きました」という程度にしていたのです。邪魔をされるといやだったものですから。当節は、こんなことまで心配をしなければならないのですから、いやな渡世となったものです。
「この本は、自民党に対する決別の書ではありません。自民党に対する果たし状です」と、私はエピローグで書きました。私の平成革命の目標と道すじを明らかにするものです。そのツールのひとつが、この白川サイトであることは、いうまでもありません。最近のすさまじいアクセスをみていると、このサイトが大きな役割を現に果たしていてくれることも、また然りです。
しかし、インターネットをみれる人は、有権者の20%強しかいないのも現実です。いくら日本で最初のインターネット政党をめざすといっても、インターネットだけにたよっていたのでは、この戦いに勝つことはできません。ですから、戦いを始めたそのときから、本は出さなければならないと思っていました。おおよそのコンセプトも固まっていました。でも、実際に執筆する時間が取れるかということが不安でした。
幸いにも事務局態勢も徐々にできあがってきましたので、3月10日ころから、とれる時間は本の執筆を優先しました。最初の思惑では、これまでもこのサイトやいろいろなところで書いてきたことをまとめれば、半分くらいは大丈夫だろう、あと半分くらいを書けば一冊の本にはなるだろうと考えていました。ところが、まったくそうはいきませんでした。結局、全部あたらしく書かなければなりませんでした。しかし、それは結果として良かったことだと思っています。
それだけに正直にいって、今回の本はちょっと自信があります。出版は、この本で6冊めになります。いつも本を出すときには、それなりの自信があるわけですが、今回はこれまでと違います。きっと、こういう本を求めている人が多くいるはずだという自信と、そうした方々の期待に必ず応えることができるという自信があるからだと思っています。私の恩師、篠原一東京大学名誉教授(政治学)から、序文をいただくことができました。ありがたいことです。
この本が書店に出回るのは、4月27日からです。ご購読いただければ幸いです。もし、1日もはやくみたいという方は、事務所には24日には届いていますので、事務所まできて下さい。これまでは、このサイトを通じての情報発信が主だったわけですが、この本が大きな情報の発信役を果たしてくれるはずだと信じています。ですから、冒頭に「援軍がきてくれた思い」と書いたわけです。この本のことを大いにご吹聴いただければ、これに過ぎる喜びはありません。
自民党を倒せば日本はよくなる
─加藤紘一元側近がついに決起!!
白川勝彦著 2001年4月27日初版1刷発行予定 ISBN4-7561-3785-7 税抜1,238円
四六上製280ページ ASCII刊
2001年4月21日
「自民党を倒せば日本は良くなる」
著者  

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