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民主党公認問題(その3)
  2003年10月26日 午前7時
トラウマにとり憑かれたような…!? 

菅代表という人は、誠実な人なのでしょう。公認問題(その2)に掲載した例のファクスを送ってから1時間もしないうちに、菅さんから私に電話がありました。以下は、そのやりとりです。まずお読み下さい。


写真:電話中の白川電話でのやりとり

[菅]   白川さんからのファクスを拝見しました。新潟5区について公認・推薦を出していないのは、端的にいって田中真紀子さんが立候補をしようとしているからです。

小泉内閣の産みの親である田中真紀子さんが、小泉首相を批判すればその影響力は大きいですからね。ですから、田中真紀子さんの動向をを見守っているのです。その上で、判断したいと思います。

[白川]   そのことは、分っています。しかし、時間はどんどん過ぎています。ただ見守るだけでなく、党本部としてアプローチして、田中真紀子さんがどのような政治スタンスなのか、確認する必要があるのではないでしょうか。

[菅]   でもご存知のとおりたいへん難しい人ですから、変にアプローチすることはできないのです。だから、いまは見守っているのです。

[白川]   でも公示日は、刻々と迫っています。しかも田中さんは、公式な発言は一切していません。いつになったらその政治スタンスを明らかにするか分らないですよ。

[菅]   でも公示日には、何か言わざるを得ないでしょう。

[白川]   それはそうでしょう。しかし、届出は、公示日に行なわなければいけないのであって、公示日における田中さんの発言をみてから決めるというのでは間に合わないのです。現にポスター作成、法定ビラ、その他いろんな所で現実に大きな支障が出てきているのです。事務的手続きとしては今からでも遅いので、しかも公示日当日の田中さんの発言を見てから決めるというのであれば、全部間に合いません。

[菅]   まあ、そういわれましても、とにかく大変な影響力を持っている人なので、その人の言動を注目した上で決めたいのです。

[白川]   私も田中さんが反自公保の政権交代の立場にたつかどうかという事には注目しております。新潟5区に反自公保・政権交代の立場に立つ人は2人はいらないのですから。そういう面では、私も田中真紀子さんが反自民、反自公保の立場に立つかどうかと言う事には重大な関心を持っています。ただ、蓋を開けてみたら反自公保・政権交代という候補がいないということでは間に合わないでしょ。だから、先ほど言った通り党本部としても早めに田中さんの政治スタンスについての認識を確定し、そして新潟5区に対して明確なメッセージを送らなくてはならないのではないのでしょうか。

[菅]   それはそうなんですが、何度も言う通り非常に難しい人ですから、やぶへびになっても困るものですから、とにかく今は見守らざるを得ないんです。これは党本部の政治的、戦略的な考え方でそうしているのですから、白川さんには申し訳ないのですが、ご理解ください。

[白川]   私たちは一ヶ月前から力を合わせて現に戦っている訳です。私1人の問題ではなく、一緒に戦っているかつての民主党・自由党、社会民主党の3党の問題なんです。その協力体制がうまくいっているのです。新潟県6つの選挙区で、三党協力してそれぞれ戦っているんです。新潟5区も同じなんです。民主党の人だけではなくて、社会民主党の方たちも本当に精力的に力強く応援していただいているんです。このことについてはどうお考えなのですか。民主党は地方主権ということを強調していますよね。この問題においても、まさに地方主権ということを大切にしなければならないのではないでしょうか。

[菅]   しかしともかく、大事な問題なので党本部としては高度な政治的、戦略的な立場から、この問題を考えているのです。

写真:電話中の白川[白川]   それは結構です。しかし、時間との戦いだということも踏まえて下さい。田中角栄さんの言葉に「期限のない話は、期限のない手形と同じようなものだ」という言葉があるんですよ。この問題は、少なくとも10月27日の夜まで、すなわち届出の前日までに結論を出さなければならない問題であります。

[菅]   極めて高度な政治的、戦略的な問題でありますので、党本部は田中さんの言動を見守りたいという考えであります。

[白川]   わかりましたが、あなたは総理大臣にならなければならない人なんです。また、私たちはその為に頑張っているのです。総理大臣になれば、まさにこの問題以上に政治的、戦略的に決しなければならない問題が次から次へと出てきます。

新潟5区のこの程度の問題をきちんと政治的に判断し処理できなければ、もっと高度な問題について処理能力があるのかどうかが疑われてしまいますよ。

[菅]   田中真紀子さんの問題は政治的・戦略的に判断していかなければならないと思っております。ですからひとつ、党本部の立場もご理解ください。

[白川]   まあいいでしょう。おっしゃる通り政治的・戦略的な問題であればあるほど、それをどう処理するかのか、新潟5区の皆さんはもちろん、全国のの方々も注目しているのです。そして、どのような処理をするのかをみて、民主党に対する評価を下すことになります。どうか、どうか政治的にさすがだという結論を早く出してください。

[菅]   いずれにしても、公認問題などは岡田幹事長を中心にやってきております。以上のべました党の考えに変更があれば改めて連絡します。

[白川]   分りました。民主党にとっても、新潟5区で反自公保・政権交代という旗を掲げて戦っている私たちにとっても大事な問題ですから、よく考えて下さい。善処を期待しております。


このような民主党本部の考えに変りがなかったのでしょう。FAXでお願いした25日正午までに改めての電話などによる連絡はありませんでした。

しかし、この問題を処理する上で、極めて大事なことがありました。田中真紀子さんが長岡市内で記者会見をしました。私がもっとも注目した政治的スタンスについても発言がありました。この記者会見に出席した記者さんによれば、結論からいうと田中真紀子さんは反自公保・政権交代の立場ということを明言しなかったとのことです。どのように述べたか、正確を期さなければなりませんから、関係者に問い合わせ、全容を入手しました。書き起こしたものを、ここに掲載します。[書き起こし全文]

もともと、私は昨日のことがありましたので、25日午後には記者会見をするつもりでした。ですから、午後3時半から記者会見をセットしてあったのですが、田中真紀子さんの記者会見に参加した東京のマスコミ各社もこの記者会見に参加したので、30人くらいの記者の大記者会見になりました。この記者会見についても書き起こしをしております。完了しだいUpdateしますが、私の発言要旨は次のようなものです。


佐幕か、倒幕か

  1. 田中真紀子さんの今回の記者会見において、私が一貫して予想していたように、田中さんが反自公保・政権交代の立場に明確に立たないということがはっきりしました。
  2. 田中真紀子さんは、「この衆議院選挙で、政界再編の端緒を開きましょう!」といっておりますが、10数年前のレコードを聞いているような気がします。自民党の分裂に端を発した政界再編で、政党のいろいろな離合集散がありました。
  3. 共産党を除くすべての政党が与党になり、また野党にもなりました。このような離合集散の結果、現在の自公保連立側、自由党と合併した民主党と社会民主党という野党ブロック、そして共産党という構図になったのです。
  4. そして、300の小選挙区のほとんどで民主党と社会民主党は協力して反自公保・政権交代という旗を掲げて戦っているのです。政権交代によって日本の政治に一大転換を図ろうと懸命に戦っています。これは、歴史的なことだと私は思っています。
  5. 今回の衆議院選挙に立候補する人にとって一番大切なことは、政権交代の立場に立つのか立たないのかということです。この立場に明確に立たない候補者は、この歴史的選挙において洞ヶ峠の態度をとっている人といわれても仕方ないでしょう。
  6. 佐幕が倒幕か。大げさにいえば、こういうことです。野党陣営にいろいろな問題があるのは、当然のことです。しかし、これだけひどい悪政を行なっている小泉内閣・自公保連立体制をまず倒すこと、これが日本の政治を大きく変える当面の最大の課題なのです。私は、新潟5区で民主党・社会民主党・良識的な市民団体の皆さんとこの戦いをやっているのです。

昨日の田中真紀子さんの発言にもっとも関心を持たざるを得ない私の手元に、田中さんの正確な発言メモはまだ届いていません。にもかかわらず、菅代表は25日夕の記者会見で、次のような発言をしたと共同通信は伝えています。


田中真紀子前外相が「政界再編を目指す」と表明したことに関して「いまの政権では駄目だという意味で共通の立場だ」と述べ、あらためて連携に期待感を示した。

田中氏が民主党との連携も否定したことに関しては「これまで以上にある意味では注意深く、いろんな可能性を含めて温かく見守っていきたい」と述べ、田中氏の動向を見極める考えを示した。


昨日の菅代表との電話でのやりとりやこの記事の発言を通じて私が感じる印象は、菅代表は何か大きなトラウマにとり憑かれているような気がしてなりません。

私も菅代表や民主党本部の動向を注意深く見守りたいと思います。皆さんも最大限の注意をもって見ていて下さい。民主党という政党のあり方を考える上で重要なことだと思うからです。

革命の道程には、いろいろな珍事や逆流があると歴史は教えています。こんなことにいちいちかまっていたのでは、政権交代という歴史的な大事業はとてもできません。私たちは、まっしぐらに前に進むだけです。


以上が、25日夜までの経過です。これからのことは、また順次報告いたします。乞う、ご注目。

ちなみに、昨日午後6時半から「必勝 白川勝彦 長岡決起大会」が開かれました。約1000人の方々がお集まり下さいました。この大会の各弁士の発言を大至急すべて書起こしております。これを読めば、いま私たちがどのような考え・気持で戦っているのか分っていただけると思います。間違いなく新しい政治が始まっているのです。ひとつの革命的なことなのです。

それにしても、こんな問題で、Webのコンテンツに携わる時間をとらなければならいとは残念です。もっと書きたいことがいっぱいあるのです。

白川勝彦

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洞ヶ峠をきめる 
(洞ヶ峠(ほらがとうげ)は京都府と大阪府との境にある峠。山崎の合戦(1582年)で筒井順慶がこの峠に陣して、羽柴秀吉と明智光秀のどちらにつくのが有利かと形勢を観望した、という故事から)有利な方につこうと、日和見的な態度をとって、形勢をうかがうこと。
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