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森内閣の支持率──付 アクセス数6万突破ほか 1.森内閣の支持率 この数日森内閣の支持率がどうなるか関心があり、私なりにいろいろと調べてみました。その結果をかいつまんで申し上げます。
以上が大まかな数字です。これは率直にいってかなり高い数字だと思います。小渕首相にかなり国民は辟易していただけに、森内閣が意外に好感をもって受容れられているのではないかと思います。もちろん同情的な要因・御祝儀的な要素も多分にあると思います。 問題は今後どうなるかです。同情的・御祝儀的な要因の押上げ効果は、2週間前後でなくなるでしょう。これを勘案して今後を大胆に予測すれば、支持は7%前後減少し、不支持は7%前後増えるでしょう。森首相の巧みな弁舌と押出しでこれをどれだけ食い止めることが出来るか。森首相は意外に善戦するのではないかと私は思っています。 しかし、「自自公連立」が「自公連立」になったことに国民は気付き、これは弁舌・押出効果を上回るのではないかと予想しています。 いずれにせよ、これからの世論の動向を注意深くかつ科学的に観ていかなければならないというのが、本日の結論です。 2.アクセス数が6万を突破 昨4月9日午前0時10分ころ、私のWebサイトのアクセス・カウンターのヒット数が6万をこえました。9日半で1万を数えたことになります。多くのアクセス本当にありがとうございます。自自公批判のWebサイトだから全国800万(?)の創価学会会員が見るからと思っている方も多いと思いますが、これは私のこの6年間の経験からすればほとんどネグジェブルな数字に過ぎないと思っています。『聖教新聞』にいくら私のWebサイトのことが取り上げられようが、自発的に私のサイトをみて自分で確かめたり判断したりするということはこの集団の場合ほとんどないということを、私はこの6年間の付き合いでよく知っているからです。その証拠に、もしそのようなことをする集団であれば全国の書店に並べてある私の『自自公を批判する』などとうの昔に売り切れになっているはずです。 この9日間は、あまりにも事態の推移が急でまとまったことがいえない状況でした。せっかくアクセスしていただいてもご期待に応えられなかったのではないかと心苦しく思っています。これからはまたどんどん新しい情報・私の見解などを発信してゆきますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。 3.「書込交流広場」――BBSについて このサイトの一つの目玉に「書込交流広場」――BBSがあります。多くの政治家のWebサイトを観ましたがBBSを設けているものはほとんどありませんでした。その理由は私のBBSをみていただければよく理解・納得できると思います。私自身もそんなに深く考えないでBBSを当然のこととして開設しました。だって、インターネットは双方向の情報伝達ツールだと皆さんいうじゃありませんか。郵政族の一人としてごく自然にこれを設けました。また実際のところBBSがなければインターネットの双方向性ということは余りいえないんじゃないかと思います。特に、政治家のWebサイトの場合は。 しかし双方向性というのは疲れるものですね…。しんどいものですね…。だが原点に立ち返って考えてみれば、そもそも双方向というのは疲れるものであり、しんどいものなのです。例えば、結婚・家族・職場・友人関係・地域コミュニティetc, etc. しかしこれが嫌だといったら天涯孤独にならなければなりません。 別に最初からこう考えたわけではありません。いろいろありましたがじっと我慢して今日まできました。自由主義者としての矜持もありました。この4ヶ月と10日で、4973の書込みがありました。その数を厳密に数えてはいませんが、全体でもきっと創価学会関係者の書込みのほうが多いと思います.特にこの2ヶ月についていえば圧倒しています。まるで創価学会のBBSとさえ見間違える人が多いでしょう。しかし、私は自由の力を信じています。良貨は必ず悪貨を駆逐すると信じています。そして徐々にそうなってきました。ある代議士が私にいいました。「白川先生。先生のBBSは日本で一番盛り上がっているBBSですね。」 私のBBSは、極めて政治的なBBSになりました。これが自由の力です。わたしも最近また出来るだけ書込むようにしております。ただ私が書き込むとなぜか急に書込みが増えてすぐ下に行ってしまいます。そこでWebサイト内に『BBSにおいての白川発言録』を設けさせていただきました。忙しくてBBSをご覧になれない方はこれを参考にしてその前後だけでも観ていただければ幸いです。 そして、良貨が悪貨を駆逐するという私たちの理想を実現するために、このBBSに書込んでいただければこれにすぐる喜びはございません。心から期待をしています。創価学会関係者はあたかも誰が書込んでいるのか判るぞ、俺たちは調べいるぞというような書込みを盛んにしておりますが,リモート名から特定の個人は決して割り出すことは出来ませんから安心して書込んでください。しかし、いちいちそんなことまでお互い気にしなければならないとはいやな娑婆になったものですね。自公がもっと進めばもっとこういうことを心配して生活しなければならなくなると思います。だから私は、近著『自自公を批判する』の副題に「日本の自由が危ない」と付けたのです。絶対にそんな社会にしてはならないと思います。 10:05 高輪の議員宿舎にて
小渕首相、斃(たお)れる!──この数日のこと
翌朝の一部の新聞には、「脳梗塞」との活字がありました。以来、昨日(4月5日)森喜朗新首相が誕生するまでの3日間の動きは皆様ご案内のとおりです。この間、非常に多くの方々からアクセスをいただきましたが、事態の変化、政局の動きはあまりにもめまぐるしく、とてもコメントを出せる状況ではありませんでした。事情をご観察の上、ご理解をいただきたいと思います。 2.森内閣の誕生という新しい事態を受けて、若干私の考えをのべてみます。
3.小渕首相は、自自公の業火の中で斃(たお)れられたと私は思っています。自自公に対する国民の評価の厳しさ。小渕首相を最も悩まし苦しめたのがこのことだったのではないかと思います。だとしたならば、自由民主党として、自公連立を見直す最大の契機だったと私は思っていたのですが、自公連立派はさらに一歩踏み込んで突き進んでしまいました。極めて残念なことでしたが、皆が無批判にこの道を歩もうとしているならば、衆寡敵せず、あえてこの流れを止めようとしても無駄だと判断しました。自公路線の是非は党内で論議されなくても、早晩有権者の審判を受けなければなりません。それに委ねようと決断したのです。 この他にも、いろいろとのべたいことがありますが、後日に譲ります。これからも、さまざまの論点を提起してゆきますので、ぜひアクセスして下さい。 12:30 議員会館にて
丸裸になった「自公」連立 本題にはいる前に もう一つ。3月30日午後3時すぎ、アクセスカウンターのヒット数が5万を超えました。わずか7日間で1万のアクセス数があったことになります。このほとんどは報道をみて心配してアクセスくださったものだと思います。感謝申し上げます。Webサイトが、このような役割を果してくれるとは思ってもいませんでした。4ヶ月前Webサイトを開いたのも天の計らいだったのかと感じ入っております。今後ともこのWebサイト、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 「自公+α」は、非常につらい 4月1日午後6時から行なわれた自自公3党の党首会談で、自由党の連立離脱が事実上決定したと報道されました。詳しい情報はまだ分りませんが、結論は間違いないのだと思います。いまの時点では、自由党と行動を共にせず、新党を作って連立に残留するのが何人か正確には判りませんが、10数名といわれております。 私は、何人が残留するかというのはあまり意味のないことだと思っています。自由党における小沢党首の存在は、非常に大きく、「自自公」の2番目の「自」は「小沢一郎」と同義語だといって過言ではないと思っています。これで、「自自公」は完全に「自公」になってしまいました。この新しい連立に対する国民の評価がどうなるか、それは明らかなことではないでしょうか。 公明党はもともと国民の拒否感の強い政党だとこれまでもよくいわれてきました。自由民主党は、比較的拒否感の少ない政党だといわれてきましたが、「自公」丸裸と映る連立となったため、有権者から強い拒否を受けることは火を見るよりも明らかです。自由党の連立離脱の影響を、党執行部は軽く考えているようですが、私は間違っていると思います。自自公ですら、国民の6~7割の反対があったのです。自公と映る連立への評価は、より一層厳しくなるでしょう。国民の信頼を得ることができない政権では、真の改革を進めることはとうていできないのです。 私は、自自公連立の命運はどんなに長くとも次の総選挙までと「自自公連立の政治論的批判」のなかで述べておきました。総選挙をまたずに自自公連立は終りました。それでは、「自公+α」連立の命運はどうか。それは明らかではないでしょうか。自自公連立以上に、その命運は総選挙までということです。総選挙の前という可能性もおおいにあると思っております。以上、取り急ぎ。 00:40 上越市北城町の自宅にて |
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