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いわゆる「たれ込み」が「捜査の端緒」 「捜査の端緒」という言葉があります。捜査当局が、事件の捜査を始める切っ掛けのことです。大沢新潟県警前交通機動隊長が逮捕され、私の秘書の逮捕にまで波及した一連の事件の「捜査の端緒」が、次のようなものであったことを警察自らが認めています。 「2月27・28日の両日、県警監察官室と上越北署に匿名の男性から『知り合いが違反キップを切られたが、国会議員の秘書を介して警察に頼んで勘弁してもらった。10万円前後の商品券を渡した。大沢と分けたのだろう』との電話があった。」──3月20日付『毎日新聞』など参照 匿名の男性は、知り合いの名前をここでいっているはずです。そうでなければ漠然としすぎていて捜査の端緒にはなりません。国会議員の秘書として私の名前や秘書の名前をいったかどうかは分りませんが、それはその知り合いから聞けば判ることですから、たいして意味のあることではありません。 次に重要なことは、この通報が県警の「監察官室」になされているということです。上越北署は分りますが、監察官室に通報するというのはかなりその道に明るい者と推測できます。 さらに重要なことは、同じような通報が新潟県内のマスコミ関係にかなり幅広く、執拗になされていたということです。マスコミも知っているこの通報があるのに、新潟県警が動かなければまた身内をかばったといって非難されるのは明らかです。そして、通報の内容の線で捜査に着手したのだと思います。容疑は、贈収賄事件です。そして前交通機動隊長を逮捕しました。
本件について、報道された直後から「これには何か裏があるのではないか」ということが多くの方々からいわれました。また、そのような取材も報道も数多くありました。しかし、証拠がない以上、私の立場としてどうこういえません。それは、世評に委ねるとしかいいようありません。 しかし、いかなる人物または組織が前記の「匿名の通報」を多方面に執拗に行ったかは、私にとって関心のあることです。調べてみたいと思っています。こういうことは、ひょんなことから意外に簡単に判ることもあるからです。 ところで、3月19日の未明にこの事件が報道されましてから昨日まで、「書込交流広場」への創価学会関係者の書込みはスゴイの一言に尽きます。たいがいのことには驚かない私ですが、辟易を通り越した別の思いを持ちました。「平和と人権」を最大のセールスポイントとする創価学会=公明党の「人権感覚」を勉強するいい機会を与えられました。時間がある時に、一度ぜひ読んでいただければ幸いです。 ちなみに、友人から平成12年3月29日付の『聖教新聞』のコラム「寸鉄」にこのような記事があったとFAXしてきました。現物はいま取り寄せていますが、取り急ぎ載せておきます。ここまでいわれると、「正邪曲直、自ずから分明」の気概、いよいよ高まります
12:30 議員会館にて
本日いたしました記者会見について 本日午前10時30分から約30分間、衆議院第1議員会館第1会議室において、私は記者会見をいたしました。この記者会見には約100名のマスコミ関係者が出席しました。以下、その要旨を述べます。
Ⅱに述べたことが、3月19日、私が藤巻秘書から聴いたことです。このことと約16年余にわたって知っている藤巻秘書の性格・人柄などを総合して、「私(藤巻秘書)は、大沢交通機動隊長に鴨井氏の交通違反のもみ消しを依頼していない」と藤巻秘書が私に対し語ったことを信ずる理由です。 13:00 議員会館にて
新潟県警交通機動隊長の逮捕に関連して(その3) 今週の日曜日(3月19日)午前0時ころから始まった前県警交通機動隊長の大沢容疑者の逮捕に関連する取材攻勢も木曜日ころには一段落し、本日はいつもと変わらぬ週末日程を選挙区でこなしております。多くの方々からアクセスをしていただいておりますので、若干の報告をさせていただきます。 1.大沢容疑者の供述 永田町徒然草No.35で「昨夜(3月21日)の夜のテレビニュースを見ていたら、すでに逮捕されている大沢前交通機動隊長が私のA秘書からもみ消しの依頼を受けたことを認めたと報じていた。」と書きました。しかし、昨日(3月24日)付の『朝日新聞』の朝刊(全国版)は、次のように報じております。
上記の記事のポイントは「元国家公安委員長の白川勝彦代議士(自民)の私設秘書(39)から『スピード違反をした自営業者(45)が、免許停止になるか調べてほしい』と言われたことを、もみ消し依頼と受け取っていた」ということだと思います。警察官が逮捕される場合、逮捕状が執行される2~3日前から身柄を確保したと同じ状態で取調べを受けるものです。約1週間近くの厳しい取調べがあったことは想像に難くありませんが、上記のような供述をしていることがこの記事から推測されます。 A秘書も連日取調べを受けておりますが、前にも述べたとおり「もみ消しの依頼は一切していない」といっているとA秘書が相談している弁護士から聞いております。詳しいことは捜査中のことでありますので、私がA秘書から聴いたことを含めて触れられませんが、A秘書が私に「もみ消しの依頼は一切していない」といったことを私は信じております。 いずれにせよ、真実が一日も早く適切な手続を通して明らかになることを願っております。 2.アクセス数が4万を超える 私がマスコミの取材攻勢に忙殺されている中で、3月23日アクセスカウンターのヒット数が4万を超えました。3万を超えたのが3月14日でしたから、わずか9日で1万上乗せしたことになります。 私にとっては不本意な一面トップ記事ですから素直に喜んでは不謹慎といわれるかもしれませんが、アクセスされた皆さまに御礼を申し上げたい気持で一杯です。なぜならば、あの新聞記事・テレビニュースなどをみて、白川はどういっているのだろう、真相を知りたいということでアクセスしていただいたと思うからです。そして、事の性質上あまり多くのことを書けませんでしたが、私のコメントに接していただき、事態を少しでも正確に把握していただく一助にはなったと思うからです。 なんといってもあの一面トップ記事ですからアクセスがふえるのは当たり前と思う方が多いと思いますが、専門家にいわせると思われているよりあまり影響はないのだそうです。新聞・雑誌などでWebサイトがかなり大きく取り上げられてもそれによってふえるアクセスは、せいぜい300前後なのだそうです。この3ヶ月余の私の経験からいっても確かにそうでした。やはり、メディアの層が違うのだそうです。 それにしても、あの一面トップ記事ですから、普通のそれと比べて3~4倍のアクセスのきっかけになったとして、大半はこれまでに私のサイトを訪れた方々であったことは間違いないでしょう。そうした方々に、私のコメントを直接知っていただけるということは、インターネットってすごいことだと感謝しております。しかし、まだまだインターネットは日本では、特に政治の分野では揺籃(ようらん…ゆりかご)の段階だと思っています。あと3~4年したらメディアとして飛躍的に普及するでしょう。そうなったら、仮に今回のような報道がなされても、政治家としても、政治家側の発信したい情報を流せるということになります。それは、報道の質を向上させることになるのではないかと思っています。 今回はまだとてもそういうことはいえませんが、それでも私のことをよく理解していて下さっている方々に、事の真相の一部を伝えることに私のWebサイトが役立ったとしたら私は大きな満足をしております。これからも、変わらぬアクセスをお願い申し上げます。 3.「仏罰が当たる……当てる?」 3月22日付の『朝日新聞』の「天声人語」をお読みになったでしょうか。このサイトにも一応掲載しております。私も、ある代議士におしえてもらい読みました。その代議士がいいました。
政教分離を貫く会のメンバーには、党の内外から激しい攻撃があります。しかし、その程度の低さには、私たちは呆れております。「正邪曲直、自から分明」の気概で、私たちは頑張っておりますからご安心下さい。そして、温かいお力添えを心からお願い申し上げます。 12:05 上越市北城の自宅にて |
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