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「政教分離を貫く会」の設立とその反響 朝めざめたら有名になっていた、ということばがある。「政教分離を貫く会」は、そんなような気がする。この会の設立については、昨年の暮以来同憂の士が集まり、趣意書等もつくり同志を募ってきた。私もこのWebサイトで、そうした動きがあることを触れてきた。関係者の間では、秘密でも何でもなかった。 通常国会の冒頭から国会は不正常な状態が続き、国会対策でわが党執行部が努力していることも配慮して、2週間くらい前にやろうとしていた記者会見もあえて延期してきた。しかし、この間にメンバーもふえ、32名となったので、やはり一度はキチンと記者会見をしておいたほうがよいだろうということを17日に決め、昨2月18日午後2時から院内の平河クラブで記者会見したところである。そしたら、この騒ぎである。 NHKでも報道されていたとのことである。私は移動中と3つの集会に夜遅くまで出席していたので見ていない。今朝の新聞では、かなり大きく扱われていた。「政教分離を貫く会」が急に有名になってしまった。これに対する公明党幹部の反応が、おもしろいですね。
永田町徒然草No.21と22でお伝えした中村俊基氏と片山友一氏と全く同じことをいっています。これでは、神崎代表や冬柴幹事長は、中村氏や片山氏と同程度というか同格といわれても仕方がないんじゃないでしょうか。いやしくも公明党の代表、幹事長としてはもっと見識と含蓄のある発言をしてほしかったところですね。 それよりも、本題の「政教分離を貫く会」の趣意書、代表世話人、記者会見メモをここに載せます(写真版では読みにくいと思いますから)。創価学会=公明党は「完全に敵対」視するそうですが、お蔭様で、「政教分離を貫く会」への参加希望者は、日に日にふえております。今後の私たちの活動にご注目ください。「正邪曲直、自ずから分明」の気概でがんばります。 政教分離を貫く会 趣意書 自由民主党と公明党との連立については、憲法の政教分離の原則にてらし疑義があり、わが党の党員党友・識者・とりわけわが党を一貫して支持してきた宗教団体等から、強い反対があったところである。 昨年十月五日、公明党を加えた連立内閣が発足して四ヶ月余りが過ぎた。しかし、これに対する国民の批判は根強く、わが党の存立の基盤すら危うくなっている。また、自由にして闊達なわが党の良き伝統が急速に失われつつあることを、私たちは深く憂うるものである。 私たちは、自由民主党の立党の精神に立ち返り、憲法が定める政教分離の原点を常に踏まえ、政治のあり方を考え、かつ、果敢に行動してゆくことを確認し、自由民主党に対する国民の信頼を回復するために、ここに「政教分離を貫く会」を設立する。 平成十二年二月吉日
記者会見メモ
11:30 上越市北城町の自宅にて |
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