このコーナーでは、わが戦い─名付けて「平成革命」の理論や戦略などについて、私の考えや参考資料などを適時取り上げて、同志の皆さまの戦いの参考に供したいと考えております。ときどきご覧下さい。 |
昨日はヴァレンタイン・ディーでした。女性にはもてないといわれている小生にも、それでも5人からチョコが届きました。感激です。 それはそれとして、この10日間、いろいろなところから取材を受けましたが、共同通信が2月8日配信した私のインタヴュー記事が極めて手短に私の言わんとするところをまとめてくれました。地方紙ではだいぶ掲載してくれましたので、ご覧になった方も多いと思いますが、地方紙を読めない方も多いと思いますので、参考までにここに引用します。 <自民離党 白川元自治相に聞く> 反自民、リベラルが旗印 新党旗揚げを表明し、五日に自民党を離党した白川勝彦元自治相に今後の活動や心境を聞いた。 「一つ目は公明党と連立を組んだことだ。二つ目は(昨年の)総選挙の時の自民党より公明党が大事だという(選挙協力の)やり方。三つ目は『加藤の乱』への対応だ。加藤紘一氏は国民の七、八割の声を代弁したのに、なぶり殺しのリンチにした」 ─新党の性格は。 「明確に反自民だ。自民党を一日も早く歴史の舞台から引退させないと二十一世紀の政治は始まらない」 ─新党の旗印は。 「リベラルの旗を高く掲げ、そういう政治をやろうと訴えていく。リベラルとは、社会的な公正を重視する自由主義だ。無党派層だけではなく、自民党支持層にもリベラルな人がいる。自立して良識を持ち、行動している人たちとともに新しい政治を作りたい」 ─反創価学会の立場を打ち出し、学会以外の宗教団体に支援を求めるのか。 「信教の自由を守り、政教分離を貫く、という創価学会以外のすべての宗教団体が政治に願っていることを私は守っていく。(支援を)お願いするつもりだ」 ─新党の党首は。 「当座は私が代表をやる。自民党も創価学会もいろんな意味で攻撃を仕掛けてくるだろうから、そんなやわな仕事じゃない」 ─参院選に候補者は何人くらい立てるのか。 「比例代表に魅力ある十人を立てることが必要だ。ウイングをできるだけ広げて大きな舞台を作ることに専念したい」 ─党の組織化は。 「インターネットを目いっぱい使いたい。IT(情報技術)時代の政治はネットだ。そうすれば政治とカネという問題も半分は解決できる」 ─加藤政局の評価は。 「落胆し、むしろ私がやらなければと思った。『野中(広務氏)や亀井(静香氏)や古賀(誠氏)に、白川勝彦というリベラリストを殺せるものなら殺してみろ』という気持ちがある」 どうです。特に最後のところがいいでしょう。私が新党構想を発表して以来多くの方々にあっていますが、加藤紘一氏の決起にいかに期待していたかということを改めて知りました。そして、悲しいことですがああいう結果になったことで加藤氏に対する失望がいかに大きかったかということも思い知らされました。このことは、きっと加藤氏もネットを通じて知っていることと思います。 他人(ひと)は他人。我(われ)は我。加藤氏がやらなければならなかったこと、加藤氏がやらなかったことを私はやっています。新聞記者は、加藤派から何人行動を共にする人がいますかなどということばかり聞きますが、私と行動を共にする人がいるくらいなら、加藤騒動はあんな結末を迎えなかったのです。ずいぶんピントはずれのことを聞くものだと思います。 永田町の議員の頭数にこだわったのが、加藤決起の敗因でした。私はいまの永田町には期待もしていませんし、そこに新しい政治の可能性があるとは思っていません。だから、こうして決起したのです。 |
白川勝彦OFFICE
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