中村氏の「リベラル新党云々」と関連レスについての私の見解 ――2月15日白川 勝彦
自由民主党が、リベラルな路線を歩んでいるときは国民の支持を得るし、これと違う路線を歩んだときはこれを失うと私は常に考えてきました。こう考えて、自由民主党のなかでいつも私は戦ってきました。自由民主党が公明党と連立を組むなどということは、リベラルな路線にもっとも反することであると考え、私はこれに反対し批判をしているのです。こう考えている人は,党内に数多くいるし、そう遠くないうちに必ず多数派になると確信しています。
中村さん。あなたは、「小党分立は、私の考えとは異なります」「私は公明党を支援している」「リベラル新党は,(私たちにとって―――白川注)健全な意味での対抗勢力となると思っている」といっておられます。あなたがいうリベラル新党に対抗する、あなたが属したいとする「対抗勢力」とは、一体何なのですか。
こういう議論をするときに、ご自分の基本的な立場を明らかにしないで問題を提起することは、やはりフェアなやり方ではないと思いますよ。政治とは,具体的問題に対する具体的決断だからです。あなたは、自由民主党自公連立派=公明党ブロックを想定しているのでしょうか。
確かに,自公連立派は現在のところわが党内で主流派ですが、これが永続するものでも固定化するものではありません。私たちは,そうしてはならないと思っています。また、自由民主党を長年にわたって支えてきた人々もそう考えています。この戦いを、私たちは自由民主党のなかでやっているのです。これは,自由民主党が自由民主党としてやらなければならない問題なのです。
この党内の問題を議論しているとき、公明党の支援者であり創価学会会員であるあなたが私たちに対し「リベラル新党に期待する。リベラル新党を作るべきである」という言辞を弄ぶのは、「自自公に反対ならば、自民党を出ろ」という俗言と同じことなのです。現に、自由民主党のなかでこんなことを言う人はいません。これは、自由民主党という政党、自由主義政党、もっといえば自由主義社会というものをよく理解できない人の主張です。
あなたが所属し支援をされている創価学会=公明党と自由民主党は、根本=基本が大きく違います。一見、仲良くいっているようですが、チグハグや不信感がいろいろなところででています。自自公連立は、必ず破綻します。また、こんなブロックを日本の政治の一つの軸にしてはならないと私は考えます。
リベラルな自由民主党を作る、これが私のライフワークです。「対創価学会対策が白川のライフワーク」ではありません。しかし、政教分離―国民の自由を守ることは,私のライフワーク以上のものです。命を懸けて戦います。それは、私が自由主義政治家だからです。この気概を私のWebサイトを通じて明らかにしているつもりです。どうか,そういう観点から私の論述をお読みいただきたいと心からお願いいたします。
以上です。
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