クーラーと仕事場
08年07月26日
No.881
暑い暑いとボヤくのは止めようといっているが、昨日は本当に暑かった。白川勝彦法律事務所があるビルは、廊下に冷房が入っていない。女性スタッフは、洗いもの等で廊下に出る機会が多い。廊下にも冷房を入れて欲しいと叫んでいた。事務所から廊下部分に出ると蒸し風呂状態であった。
昔、リゾートの勉強をしていた頃のことである。日本でも週休2日制が定着し、わが国の年間休日日数が欧米にだいぶ近づきつつあった頃であった。アセアン諸国の休日日数はあまり増えていなかった。アセアン諸国の経済が急成長しているのにこのことがちょっと不思議だった。専門家に尋ねると、暑い熱帯地方や亜熱帯地方では冷房の利いた工場やオフィッスで働くことは、冷房のない自宅にいるよりも快適なので、そのことに原因があるようだといっていた。
私は自宅でクーラーを使わないことにしているので、事務所にいる時はなるほど快適である。暑くない。昨日のように暑いと、このことが分かるような気がする。最近ではどうなのであろうか。この前バンコックに行ったとき、ほとんどの車はエアコンが付いていた。だから住まいにもクーラーが普及してきているのではないか。そうすると昔のような事情が現在はないのかもしれない。一度調べてみる価値はありそうだ。そのかわり冷房に費やされる電力は半端でないことは疑いない。
冷房を使わない自宅に住む私にとっては、事務所は快適なところである。涼しい。いつもの通り今日も出勤するが、土曜出勤も苦にならない。むしろ暑さから逃れられる。この永田町徒然草をupdateし、シャワーを浴びたら少し早めに事務所に行くつもりだ。涼を求めに・・・。先ほどみた気象情報では、東京地域には午後から雨が降るという。“一雨(ひとあめ)”ほしいところだ。そういえば私が育った農村では、晴れた日がちょっと続くと大人たちが“一雨ほしい”と言っていたことを思い出す。一雨降ると確かに涼しくなったものである。
それでは、また。