四川大震災に心が痛む。
08年05月15日
No.807
久しぶりに今日は良い天候のようである。1週間ぶりの良い天気だそうだ。先週の土曜日からの冷え込みは、本当に相当なものであった。毎日寒かったし、体調を崩したくなかったので、私としてはかなり注意していた。しかし、ついにダウンしてしまった。昨晩から完全に風邪の症状がでてきた。これでは仕事はできない。
ところが都合の悪いことに今日は民事裁判の日程がふたつは入っている。これだけは辛いが休む訳にはいかない。午前11時と午後1時からであるから、それだけは出廷する。残りの日程はキャンセル・調整して休むつもりだ。新しいプロジェクトの立ち上げのために少し頑張りすぎていたので、疲労がでてきていたのかもしれない。
中国四川省の地震の映像が入ってきた。もの凄い。私は阪神淡路大震災・中越大地震・中越沖大地震と深く関わってきた。阪神淡路大震災の時、衆議院商工常任委員長を務めていた。電気・ガスなどのライフラインに直接関係する委員会である。そのために震災直後の阪神地域をかなり詳しく視察した。戦災を体験してことがない私たちには、想像を絶する光景だった。
中越大地震は、私の生まれ故郷であった。また地震発生時、私は同窓会のため十日町市にいた。中越地域は選挙で隅々まで歩いたところだ。中越沖大地震の被害が集中した柏崎市は、十日町市の隣町であり小さい時から何度も行った馴染みのある所であった。このように私は何故か地震に深く関わらざるを得なかった。報道でみる限りであるが、四川省の地震はけた外れの被害のようである。心が痛む。
ちょっと解せないのが、中国は物的な支援は求めるが人的な支援は断るといっていることである。サイクロンで大きな被害を受けたミャンマーの軍事政権も同じことをいっている。被災地の支援に他地域から人々が支援に行くことには確かにいろいろと問題があることは事実である。被災地は被害に対応するのに精一杯で、受け入れ態勢を作ることはそんなに簡単ではないのだ。ましてや外国からの人的支援の受け入れ態勢を作ることが大変なことは理解できる。しかし、政治的な理由から外国の人的支援を断るというのであれば、ちょっと話は違ってくる。今後の推移を見守りたい。
それでは、また。