痛みのない間に一言
07年02月16日
No.338
11月1日から毎日更新してきた永田町徒然草を、胸の痛みにため昨日は書くことができなかった。昨日は午前中に前々からの約束がありこれに午後1時ころまでかかった。その後本当はお医者さんのところに行きたかったのであるが、私がいつもかかっている先生は大学の講義のため休診であった。今朝家内から貰った痛み止めを呑んだところ、何とか治まったのでまずは休むことにした。痛み止めが切れると相当に痛い。先程痛み止めを呑んだので、いまのところは取りあえず大丈夫だ。
一昨日私のWebサイトへのアクセスは1万を超えた。だから昨日はこれに応えるためにも本当は更新したかったのだが、残念ながらできなかった。一昨日なぜアクセスがそんなに多かったのかと考えたのだが、私は亀井静香代議士の衆議院予算委員会の質問があったからだとばかり思っていたのだが、もうひとつは6ヶ国協議の合意の成立があったからだろう。このように政治の世界で何か大きなことがあると私のWebサイトへのアクセスが多くなるのである。嬉しいといえば嬉しいことである。それだけにテーマの選択はそれなりにいろいろと考えているのである。
まず亀井代議士が質問で指摘した点について、安倍首相と池田大作創価学会名誉会長の会談を報道した新聞などの反論や説明はなかったようである。元気だったならば、図書館に行って全紙を調べてみようと思っていたのだが、それはできなかった。時間も少しはおいてあげないといけないので、それについてはいまのところコメントをあえて控えておこう。朝日新聞はわざわざ囲み記事で亀井質問を取り上げていたが、安倍首相と池田創価学会名誉会長の会談に関する記事は一切なかった。わざわざ亀井質問を囲み記事にしながら亀井質問のいちばんのポイントについて触れていないことがかえって不思議であった。テレビで朝日新聞は「ジャーナリスト宣言」というCMをやっているが、あれは一体何なのだろうかといいたくなる。
北京で行われていた6ヶ国会議の合意成立についてだが、合意不成立よりはまずは良かったと私は思う。これは多くの人の率直な感想であろう。問題を感じているのは、6ヶ国会議のおける日本のビヘイビァーなのであろう。外交評論家などの評価は大半は甘く、わが国の対応を批判しているものはほとんどなかったが、果たしてそうだろうか。私はわが国の外交感覚と外交能力の貧困さを暴露してしまったのではないかと感じている。きっと多くの人たちも少なくとも100点満点ではないと思っているのではないか。どこがどのようにまずかったのかということはいずれ改めてキチンと書きたいと思っている。これはけっこう難しい問題である。今日はこの位にして、痛みが激しくならないうちに寝ることにする。
それでは、また明日。