寒さ疲れ!?
08年02月07日
No.701
いま昼食から帰ってきて、コンピュータに向かったところだ。この数日、updateの時間がバラバラになった。昨日はアメリカ大統領予備選の結果が出ていなかったこともあるが、それだけの理由ではない。どうも最近少し“寒さ疲れ”が出たようである。
“寒さ疲れ”ということはあまり聞いたことがないと思う。“暑さ疲れ”となるとよく使われる。昨年の夏は本当に暑かった。「暑い日が続いているので、お疲れが出ませんように」などといわれた。昨年の夏、私はどんなに暑くても自宅ではクーラーを使わないことを決意した。そのためには暑さに慣れることだと考えた。散歩もあえて暑い時刻に出かけた(もちろん熱中症には注意しながら)。着る物もできるだけ涼しいものにするようにした。慣れてくると意外に暑さはなんともなくなるものである。その代わり、クーラーが効いている食堂や会議室などに行くと逆に寒くて困ったものである。
この冬は寒さに挑戦している。寒さに挑戦するといっても寒い中を散歩したり、寒中水泳をしている訳ではない。できるだけ暖房を使わないように心がけておるのである。最近は地球温暖化問題一色である。これが原因であった。これまでは寒さといえば、部屋を暖めることばかり考えてきた。しかし、部屋を暖める前にまず着るものを温かいものにすることにしたのである。幸いにも現在の日本では、着る物はいっぱいある。私とて例外ではない。寒く感じたときは着る物を遠慮なく追加していくことにしたのである。
だから下着のラクダのシャツやズボン下も着ることにした。外出する時に着るレインコートを、部屋の中でも着ることもよくある。この冬はレインコートに厚手の裏地を付けてた。これがけっこう温かいのである。このように努力してもどうしても寒い場合に、はじめて私は暖房を入れることにしている。冷房と違って、暖房は絶対に入れない訳にはいかない。それでも最初からガンガン暖房を入れる場合に比べれば、かなり違うと私は思っている。
私は少し太り気味だったので、冬でも薄着していた。また私が長い間生活したところでは、それでそんなに寒くはなかった。生活環境は以前とはかなり違ったが、それでもそんなに厚着しなくても生活には支障がない。だが自宅での寒さ対策は自らの意思でやらなければならない。そこでこのような生活をすることにしたのである。暖房費(すなわち、二酸化炭素の排出)をかなり節約することはできたと思うが、困ることもある。ひとつは、厚着をしているとなんとなく鬱陶(うっとう)しいのである。運動不足にもなるので、肩も凝る。
もうひとつは、外出した際に暖房が効いているところでは暑くてしょうがないことである。ラクダのシャツなどを着ていると汗をビッシリとかいてしまうのである。わざわざトイレにいって、一番上に着ているラクダのシャツを脱いだことも何度もある。私は厚着し過ぎているとは思うが、過剰暖房であることは確かであろう。これは冷房と同じ事情である。ヨーロッパの寒さはわが国の比ではない。環境に配慮しているヨーロッパの寒さ対策はどのようなものであろうか。興味のあるところである。
私がなんとなく疲れを感じたのは、この10日くらい前からであった。東京に雪が降った日あたりから、私は疲れをハッキリと感じた。外出した時などには、肩を回したりできるだけ歩くようにしていた。午前中に永田町徒然草をupdateするとなると、どうしても朝の6時ころから書き始めなければならない。この数日間、朝起きてもコンピュータの前に気合を入れて座れなかった。「これは“寒さ疲れ”のせいだなぁー」と私は自覚するに至った。何事もちょっと凝り過ぎる悪いところが出たようである(笑)。少し気を付けなければならない。
それでは、また。