臨機応変力…!?
09年08月17日
No.1260
今朝も私は十日町市にいる。今日も天気が良い。爽やかな朝である。私が滞在した3日間、新潟県は夏らしい日であった。友人たちの話によると、東京と同じで夏らしい日は本当に少なかったらしい。これから夏らしい日が少し続いてくれないと農作物に大きな影響が出てくるであろう。夏らしい日は本当に必要なのだ。暑いなどといっていたら、罰が当たるのだ。
私は午前中に用務を済ませて東京に向かうつもりだ。途中寄りたい所もあるが、今年は止めにする。今年は特別な夏であるからだ。300の小選挙区で政権交代を期す候補者・陣営が激しく闘っている。のんびり夏季休暇をとる訳にはいかない。お盆休みをとった人々も今日から職場に帰るが多いと思う。この休み中にいろいろな感慨をもった筈だ。そして日常が始まり、改めてこれからの自分の暮らしと国のことを考える。そして新しい何かが始まる。
“革命が起きる、あるいは革命を起こそう”というときの一日というのは、とてつもなく大きい意味をもっている。たとえば今日の日刊紙は休刊日で休みである。この一日の休みが大きな意味をもっている。いろいろと言われているが、マスコミは基本的に自公“合体”体制寄りである。否、自公“合体”体制の一部とさえ言ってもよい。そのマスコミが最後に“自由に”発言できるのは今日が最後だったのである。明日からはあからさまに自公“合体”政権に有利なことは書けない、言えないのだ。この影響は意外に大きい。
天候や災害などの自然現象でさえ、選挙に大きな影響を与える。昔の一揆などは天変地異に起因するものも沢山あった。時の政権に有利に働くこともあれば、致命的打撃を齎すこともある。いつも言っているように、政治にとっては森羅万象すべてがその対象なのだ。同じように森羅万象すべてからその影響を受けるのだ。ましてや政治的な事件や動きなど、その影響をもろに受ける。仕掛けた側の意図とは別の影響を与えることも多い。
いずれにせよ、あと僅かである。毎日毎日起こることにどう対応するかということも重大な影響を受ける。臨機応変というやつだ。臨機応変こそ、政治力が試される機会なのである。政治的な事件や出来事について、振付できる官僚などいない。政治家と政党の政治力が試されるのだ。だから政治は面白いのだ。明日から刺激的な12日間の総選挙が始まる。
それでは、また。