深夜・早朝のテレビ
07年05月11日
No.422
最近けっこう夜更かしをすることが多くなった。あまり褒められたことではないが、物を書く仕事が多くなると何となくそうなってしまう。そうすると生活スタイルも夜更かしをすることが多くなる。仕事の合間などに、深夜のテレビを観る機会も多くなる。また寝ながらテレビを観ることもある。私はまずNHK総合テレビを観る。再放送だがけっこう良い番組をやっている時もある。だが、そうでない時もけっこう多い。そうすると私はNHK教育テレビに切り替える。世界史や日本史などは面白いが、生物であろうが地学であろうが何でもお付合いする。民放を観ることはまずない。
しかし、NHK教育テレビは午前3時には終る。もう一度総合チャンネルにスイッチを切り替えるが、訳の分らない番組を“たれ流し”ていることが多い。これには付き合いかねる。仕方なくテレビのスイッチを切って、私はコンポでベートーベェンの第9を聴く。だいたい最後までいかないうちに、寝入ってしまう。ところが、午前4時になると“おはよん”がはじまる。“おはよん”は、いろいろなニュース報道番組の中では私は出色のものだと思っている。しかし、“おはよん”を知っている人は意外に少ない。“おはよん”というのは、4チャンネル(日本テレビ)で朝4時から4人の女性がやっているニュース報道番組である。4という数字にこだわっている。だから“おはよん”とネーミングしたのだろう。
私は4人の女性のうちニュースなどを報じる中田有紀さんしか顔と名前が一致しないが、なかなか良い。良いというより、みのもんたの“朝ズバッ!”などのようにキャスターが出しゃばらないところがいい。私たちがニュース報道番組に求めているのは、事実(fact)なのだ。解説は必要だが、キャスターの判断や意見などを求めているのではない。みのもんたの“おもいッきりテレビ”は好きだが、“朝ズバッ!”はあまりいただけないと私は思っている。“おはよん”にはそのようなところがない。そこが良いのだ。この永田町徒然草は、“おはよん”を見ながら書いている。
昨日、村岡兼造元官房長官の政治資金規正法違反事件の控訴審で一審判決を取り消して、有罪判決が下された。またイギリスではブレア首相が正式に辞意を表明したとのニュースがあった。どちらも大きなニュースだが、昨晩から徹夜で仕事をしていたので、こういう大ネタを論じるために時間を割くことはできなかった。どちらについてもいいたいことはいっぱいある。村岡氏に対する判決については新聞で判決全文をちゃんと読んだ上でないと書けない問題もある。チラッと耳に挟んだだけだが東京高裁の判決はおかしなことをいっているようである。そんなことでこれについては、明日updateすることをお許し願いたい。
それでは、また明日。