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月別アーカイブ: 2013年05月

05月31日   戦後民主主義と基本的人権

No.1576

私は、本論文の最初で次のように書いた。

「憲法は、いつも政治とともにある。憲法を論ずる時、私たちは憲法とからみながら動いてきた政治史に立ち返らざるを得ない。この小論は、戦後民主主義といわれるものの内実を検証することにもなろう。」

もちろんこれで間違いないのだが、戦後民主主義といわれる政治は日本の政治や社会のあり様を変えてきたがそれは表層的な部分でしかないような気がしてならないのである。わが国の社会や国民の生活そのものを本当に変えたのは、昭和憲法が国民に保障した基本的人権であったような気がする。憲法はそれ自体が強烈なイメージとメッセージを発する政治的なドキュメント(文書)だということを感じずにはいられない。憲法とはまさにそういうものなのである。
本稿において、私はわが国のあり様や国民の意識や生き方まで変えてしまった基本的人権のいくつかを例示しながらこのことを論証してみたいと思う。……

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05月24日   血で購われた基本的人権

No.1575

Give me Liberty or Death.

誰もが知っている有名な言葉である。これがどういう状況の中で、いかなる意図をもって発せられた言葉なのか、まず述べよう。

アメリカの独立戦争を間近にひかえた1775年3月23日、ヴァージニア植民地協議会にパトリック・ヘンリー(1736〜1799)は民兵の訓練強化と防備体制の確立案を提出した。これに対してイギリス本国との和解と妥協の道をもとめる保守派に反対された時、独立のためには武力衝突が避けられないことを強調した演説の一節である。……

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05月19日   自由主義を宣言した昭和憲法

No.1774

前号では、昭和憲法が制定された理由と経緯を詳しく述べた。その施行の日から昭和憲法は、わが国の最高法規となった。統治権の行使は、これによってなされ、これによらなければ行使できなくなった。

しかし、1952年4月28日サンフランシスコ講和条約が発効し、わが国が独立して主権を完全に回復するまでは連合国の軍事占領下にあった。昭和憲法を超える権力として、連合国総司令官という超権力があった。ポツダム宣言により、これに従うことが義務付けられていた。この例外はあったが、それ以外は占領下を含めてわが国のすべての法秩序の頂点に昭和憲法がたつことになる。……

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05月14日   ポツダム宣言受諾と昭和憲法の制定

No.1572 

安倍首相が改正しようとしている憲法は、もちろん現在のわが国の憲法である。この憲法の正式な名称は、日本国憲法である。1946年(昭和46年)11月3日に公布され、翌年(昭和22年)の5月3日に施行された。この日が憲法記念日とされ、祝日になっている。……

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05月11日   初めての改憲内閣の登場

No.1571

2006年(平成18年)9月26日、1954年(昭和29年)生まれの安倍晋三氏が内閣総理大臣となった。戦後生まれ初の、わが国では歴代で最も若い首相の誕生である。ある意味では画期的な政治的出来事である。そのためであろうか、報道各社の緊急の世論調査によれば、安倍内閣の支持率は70%前後であった。むしろ安倍氏の経歴や政治的実力に比して高いといった方がよいであろう。しかし報道を通じて思ったことだが、国民の中に若い人を含めてあまり政治的高揚感があるとは感じられなかった。……

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05月03日   昭和憲法、66歳…。

No.1569

今日は、憲法記念日。日本国憲法(以下、昭和憲法という)が施行されて、満66年となる。わが国の現代史を回顧するとき、昭和憲法の施行は、わが国の政治の流れを大きく変えた。もちろん、GHQの占領下にあったために、昭和憲法の理想はいろいろと制約されたが、それでも、昭和憲法は日本国民に支持されて、政治のみならず、わが国の社会全体に力強く定着していった。そして、わが国は大きく変わった。これが、憲法というもののなせる業である。……

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