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05月03日   平和主義の今日的課題

No.1905

「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」(日本国憲法 前文)

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

第2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」(日本国憲法 第9条)……

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05月07日   衆参ダブル選挙は、憲法違反。

No.1827

衆参ダブル選挙の有無が、話題になっている。“解散”に触れると、くだらない政治家や評論家の発言でも大きく取り扱われるのは、昔も今も同じである。しかし、「衆議院の解散・総選挙が何時行われるか」などということは、政治的にほとんど意味がない。その選挙で、政府が何を国民に問い、国民がどのような審判を下すのかということが、政治的に意味のある発言なのだ。ところが、相変わらず衆参ダブル選挙の有無を、さも重大そうに発言している政治家や評論家が多くいる。そういう輩に、次の小論文を読んで聴かせたいものである。……

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05月03日   憲法改正を叫ぶ輩は、右翼反動。

No.1826

南無昭和憲法居士としては、憲法記念日に永田町徒然草をネグレクトすることなど、本来できない筈である。実は、今度の憲法記念日にupdateしようとしていたものがあった。ところが、やむを得ない事情で、昨日から出張せざるを得なかった。でも、私はどこでもインターネットに接続できるツールを持っているので、昨晩の仕事として、その作業をやるつもりだった。……

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06月10日   単純な事実と法理

No.1674

「集団的自衛権の行使が必要だ」という論者は、「国民の生命と財産を守るために、集団的自衛権を行使しなければ、それが保障できない」という。そして、愚にも付かないさまざまな例を挙げる。しかし、戦争をしないことこそが、国民の生命と財産を守る事だという、単純な事実と法理が分からないようである。集団的自衛権を行使すれば、わが国に対して武力攻撃が加えられても(すなわち戦争を起こされても)、国際法上は仕方がないことになる。……

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05月31日   「ないものはない」のだ

No.1672

5月も今日で終わりだ。今月の永田町徒然草は、すべて憲法に関することだった。私が弁護士であるから仕方がないのかもしれないが、憲法は国の基本である。政治を語る場合、憲法を抜きに語ることができないのであるから、これは止むを得ない。それにしても、今回の集団的自衛権行使に関する安倍首相とその仲間の言っていることをみていると、あまりにもいい加減すぎる。彼らの論法はマヤカシであり、政治的詐欺師の手口そのものである。……

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05月18日   憲法9条の“骨太な解釈”

No.1670

前号の「それでも地球は丸い。」は、安倍首相の記者会見を聞いて、一気にき上げた。怒り半分、一方では「これじゃ国民を騙せないよ」という気持ちが半分だった。記者会見を聞いて、多くの人々が「どこかおかしい」と思うと考えたので、まずは永田町徒然草をupdateすることにした。

私はタイトルに凝る方だが、とりあえず「それでも地球は丸い」とした。それでも、多くの方々からfacebookやTwitter で拡散して頂いた。600を超える“いいね”や“シェア”や“ツイート”を頂いたのは、白川サイトで初めてのことである。反応があると、やはり筆者の励みになるのは勿論であるが、いまは、あらゆる手段で安倍首相やその仲間のマヤカシと闘わなければならない時である。これからも、宜しくお願いする次第である。……

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05月15日   それでも地球は丸い。

No.1669

安保法制懇の報告書の提出を受けて、6月15日午後6時から行われた安倍首相の記者会見を見た。安倍首相は、憲法というものを全く理解していないことが分かった。憲法9条の意味も、全く分かっていないようだ。憲法改正を主張する安倍首相だが、そもそも憲法をほとんど理解していないことを自白してしまった。憲法を正しく理解していない者に、勝手に憲法を改正されたのでは、いったいどのような憲法ができるのだろうか。……

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