─ 1月8日 めずらしく晴れた日に ─

雪国の朝は、このように車に積もった雪を取り払うことから始まります。車には、雪を落とす器具を積んであります。 こんな具合に車を覆っている雪や、事務所の周りの雪をどけてから、支援してくださる方のもとへ走り回ります。

信濃川の西岸から十日町市の中心部を臨む。真中を流れる川が信濃川。橋は妻有大橋。この日は天気が良く、雪国の美しい景色をおさめたくて、私はかなりくたびれたデジカメをもって事務所をでました。

川西町の 下島 ( したじま ) 地区の雪に覆われた水田。信濃川の一番下の河岸段丘を私たちの地域では下島と呼んでいます。この下島の田んぼでとれる魚沼産コシヒカリがいちばんおいしいといわれています。その面積はそんなに広くはなく、きわめて貴重な田んぼです。昔は、信濃川の氾濫で洪水にやられました。右上に流れるのが信濃川。左端の水路は、JR東日本の千手発電所から小千谷発電所に水を送る水路です。これについては、別にくわしくのべます。

十日町市南吉田地区の集落の遠景。手前はこの地区の 圃場 ( ほじょう ) です。この圃場整備のとき作られた農道がいまこの地区の一種のバイパス的役割を果たしています。私がふだん乗っている車です。10年前に買ったトヨペットクラウンで、走行距離は14万キロを超えています。状態はきわめて良好ですが、雪の深いときや山間部に行くときのためにと、四輪駆動車を手配しています。四輪駆動は、氷雪路に慣れた雪国ドライバーにとって、頼もしいものです。