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HOME > 白川文庫 [l] > カツヒコ・アラカルトTOP[f] > 白川勝彦の世の中つれづれ談義 > 2010年11月27日 (第22回)

ラジオつれづれ草 リスナーから

リーマン・ショックのお話聞きました。去年は企業や銀行などが影響を受けましたが、今年は我々庶民の家計にも及んできました。そろそろ来年のことを考える時期ですね。でも今日、明日のことで精いっぱいの人が多いのでは。借金を抱えていたらなお更でしょう。私も以前はそうでしたから。世界の不況はすぐに庶民に及ぶ、政府も迅速に救済策をとってもらいたい、でも無理ですね。

(シニアWEBさん・東京・世田谷区)

 白川勝彦の世の中つれづれ談義   2010年11月27日 土曜日 (第22回)

収穫の秋に思う〜日本の人口が4倍になったわけ

話者名話の内容
収穫の秋に思う〜日本の人口が4倍になったわけ
小泉白川さん、今日はどんな話題から始めましょうか?
白川11月も今週で終わり、来月から12月ですね。小泉さんにとって11月はどんな時期ですか。
小泉そうですね、色づいた木の葉が落ちて、冬がひたひたと近づくような季節感を感じますね。
白川秋の終わり、そして冬の初めといった感じでしょうね。昔から、新嘗祭と言って、天皇が五穀豊穣の実りを感謝をする月ですし、アメリカでも同じような趣旨の感謝祭が行われますね。これも秋の実りに感謝するものですね。
話者名話の内容
  私のふるさと新潟でも、採れた新米を俵に詰めて供出したり、倉庫に入れたりする時期が11月でした。雪国ですから冬は雪に閉ざされて籠りきりになりますから、その間に食べるものを集めていたんです。ですから11月は収穫の時期、そして冬への準備の季節ですから、結構充実していたし忙しかったですね。ところで、日本の人口はいまどのくらいか知っていますか。
小泉1億2千万ですか。
白川そうですね。それが少子化でどんどん少なくなると言われていますな。逆に、江戸末期から明治の初めにかけて、日本の人口はどのくらいだったかわかりますか。
小泉いえ、まったく想像がつかないです。
白川

日本は、先進的な工業国の仲間入りをめざし、成功したからこそ、当時の4倍もの人口を養えるようになった

3千2、3百万だったようですね。食糧を作ることだけでしたから、当時の日本の国土、食糧生産で養うことができたのが3千万強だったと言えますね。そういう状態から人口が4倍近くになって、少子化が進み将来が不安だと言いますが、なぜ日本の人口が1億を超えることができたのか、この際それを考えてみてほしい。
それは、自国で生産する以上の食糧を他から手に入れられるようになったからなんです。
今から250年ほど前、イギリスで産業革命が始まりましたね。工場で工業製品が大量に生産できるようになった。工業生産力が国力を示すバロメーターになって、製品を売ることで貨幣が増えて、それで農産物を買えるようになった、その時代が250年から始まったわけです。明治維新は150年前ですね。その時、日本も先進的な工業国の仲間入りをめざしました。それに成功したからこそ、当時の4倍もの人口を養えるようになった。そういうことですね。
加工貿易立国という言葉は知っていると思いますが、日本という国は工業生産力を高めて外国と貿易して国力を上げていく、あらゆる分野でそのことに集中して成長してきたんですね。そして現在、人口も1億2千万に増え、世界2位の経済大国になったんです。外国と貿易することが成長につながると信じて疑わなかったのが、今回のTPP(太平洋パートナーシップ協定)については、反発が強いですね。関税を無くしたりしたら日本の農業は壊滅する、経済成長率も下がるという声が出ていますね。そういう声が出ることが私には不思議でたまらない。日本の農業がどうあるべきかという本質が隠されていると思いますね。
人間は自然の恵みである食料でしか生きていけないですね。だから、人類はまだ農業からは解放されていない。人類が農産物を買うことができるようになったのは産業革命以降ですね。日本の工業生産力がすごい時代が長く続きましたが、最近は中国や韓国に追い越されたのではないかと言われていますね。日本は黄昏だと思っている人も多いのではないですか。
日々努力の積み重ねが明日を開く
小泉番組の後半は、お金に関する法律や生活経済の悩み事について、白川さんからアドバイスをいただきます。前半は日本が農業国から貿易立国になったというお話でした。
白川

日本人もそろそろ、次は何をしなければいけないかを考えたほうがいい

いま、日本はGDPで中国に追いつかれ、世界2位の経済大国の地位を失ったなどと言われています。また、広州のアジア大会でも中国の金メダルが圧倒的に多くて、日本国は大丈夫かと心配の声が出ています。
でも、私はそうは思わない。アジアも確かに成長している。中国、韓国、タイなどの国も、工業国として成長して豊かになってきている。しかし、あらゆる指標を比較しても、日本はアジアでは現在も圧倒的に進んでおり断トツなんですね。それはどうしてなのかということを、日本人は冷静に考えるべきでしょうね。
貿易といっても、生産物だけではない。資金だとか金融だとか、あるいはインターネット、芸術・文化、あらゆるものが貿易という形をとってやりとりされている。日本が、たとえ工業製品で他国に追いつかれたとしても、それ以外に何が売れるかということを追求していけば、日本はまだまだアジアでリーダーシップをとれる大国としてやっていけるのではないですか。中国や韓国などが追いつけないものが何なのかを考えて、それを生み出す努力をすればいいのでは。
たとえば、安定した社会もそうですよ。日本ではいまかなりでたらめな政治が行われていますね。これが他国だったら暴動が起こりますよ。日本人は今の社会を大事にしていこう、秩序を守る努力をしています。これはすごいことだと思いますね。資本主義は安定した社会があって初めて機能するものです。
でも、日本人もそろそろ、次は何をしなければいけないかを考えたほうがいいですね。私のところもわずか15人の事務所ですが、つらいけれどもこれをやらなければこれからは生き抜けない、努力してそれをやろうと思います。そうでなければ依頼者の皆さんの信頼を得られませんよ。
そう簡単にダメになることもないし、良くなることもない。結局は日々努力する以外に、人間も国も生きて行けないと思います。

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