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国民は時代の子!!

09年01月02日

No.1039

今日からまた私たちの戦いが始まる。いや始めなければならない。解散総選挙がいつ行われるのかは定かでない。しかし、いやでも自公“合体”政権は総選挙という“洗礼”を受けなければならない。それは厳しいものとなろう。だからといって、それは国民と野党陣営の勝利を意味するものではない。

来るべき総選挙で国民と野党は勝利しなければならない。勝利とは政権交代を実現することである。そのためには過半数を超える議席を獲得しなければならない。現在の選挙制度において過半数を獲得することは非常に難しい。比例区に180議席があるからである。たとえ小選挙区で勝つことができなくても、バッジを付けるためには小選挙区で善戦することが求められる。逆にいえば小選挙区でそこそこの得票をすればバッジを付けることができるのである。だから自公“合体”政権の与党はそう簡単に戦いを諦めないのである。自公“合体”体制はそう簡単に瓦解しないのである。

ボロボロになっているが自公“合体”体制はひとつの“体制”である。体制というものはひとつの力をもっている。それに対して国民はひとつの体制をもっているのであろうか。体制などもっている筈がない。体制とは権力のみが持ち得るひとつの力なのである。反体制の陣営にもひとつの体制が存在する場合がある。明治維新では薩摩藩や長州藩が反体制側の“体制”であった。第二次世界大戦後の日本の変革には、GHQという強力な体制が存在した。

政権交代という“革命”を遂行する上で、その基幹となる組織は存在しているのであろうか。国民はそのような組織を作る努力をしてきたであろうか。強いてそのような組織があるとすれば、民主党と連合くらいのものである。民主党も連合も国民には馴染みのない組織である。そもそも民主党や連合は国民と連帯しようという気持ちをもっていたのだろうか。そういう努力をしてきたのだろうか。どちらも自らの努力で現在の力を蓄えてきたものではなく、現在の体制が結果として大きくしてきただけなのである。

民主党は小選挙区制という制度が産んだ存在である。連合は民間労働組合の統一という流れに官公労が乗かって作られたナショナルセンターであった。“政治改革”という得体のしれない怪物が小選挙区比例代表並立制という世界のどこにもない選挙制度を産み出した。今になって「わが国の政治が堕落したのはは小選挙区制だ」という論者が多くなった。しかし、理想の選挙制度を作るということはきわめて困難である。そもそも理想の選挙制度などというものは存在するのだろうか。

選挙制度の変革の真っ只中に私はいた。労働組合の統一すなわち「連合の結成」は部外者として関心をもって見ていたに過ぎない。だから詳しいことは言及できないが、連合の結成の後に労働法制は大きく変わった。今日の派遣切りなどという問題はその結果である。今日の状態に連合に責任があるとはいわないが、反省しつつ自らを改革する必要はある。かつて労働組合は反体制運動の中で大きな役割を果たしてきた。連合はその役割を果たさなければならないであろう。

このように反自公“合体”体制側に問題や弱点がないわけではないが、私は民主党や連合の不完全さを論(あがつら)うつもりはない。そもそも“反体制側の体制”などという概念は自己矛盾なのであろう。革命を成し遂げることは時代の流れである。時代の意思なのである。革命の意思に耳を謙虚に傾け、時代の要請に応えて成長するしかないのだ。永田町徒然草No.1037「平成20年おおつごもり」の最後に「政治家は時代の子でなければならない。時代はヒーローを求めている」と書いたが、政治家だけが時代の子ではない筈だ。労働組合を含めて国民も時代の子なのである。そのことを年頭にあたり強調しておきたい。

それでは、また。

  • 09年01月02日 01時09分AM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

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