我に武器を与えよ!!
08年10月18日
No.964
私が戦っている相手は、自公“合体”政権である。自公“合体”体制である。自公“合体”体制とは、自公“合体”政権に群がる経済界・マフィア官僚・マスコミ・御用言論人などの外延を含めた少し広い呼称である。自公“合体”政権の特質のひとつは、これまでのどの政権よりもマスコミをシッカリと掌握していることである。マスコミ工作に長けた創価学会が、自公“合体”体制のど真ん中にいるからである。
創価学会はマスコミ工作に莫大な資金を使っているし、マスコミを恫喝するマス(大衆)も抱えている。従って、私のように反自公“合体”体制と戦う立場を鮮明に打ち出している者には、マスコミを通じてその政治的メッセージを伝えることはできない。ほぼ不可能に近い。逆説的にいえば、マスコミに登場する評論家やコメンテーターは、創価学会・公明党に一服盛られていると考えてもほぼ間違いない。創価学会のマスコミ工作は、それほど徹底しており、執拗なのである。
だから、WWW(インターネット)で好いのである。WWWというツールは、その本質からして創価学会が簡単に支配できないシステムなのである。自公“合体”体制と本気で戦おうとする者は、WWWを武器として駆使しなければならない。反自公“合体”政権の側は、WWWをまだ十分かつ有効に駆使していない。もうひとつ完全に制覇されていない情報伝達ツールが“出版”である。創価学会には、藤原弘達氏の『創価学会を斬る』の出版妨害事件のトラウマがあるのかもしれない。また出版界にはまだ骨のある社長がいるからなのであろう。
だから、私は永田町徒然草に書いた物を本にして多くの人々に読んでもらいたいと前々から思っていた。デジタル化されている永田町徒然草の記事を本にして出版することは極めて容易である。しかし、出版業界は非常に厳しい。ある程度の部数が捌(さばけ)ないと本を出してしてくれる出版社はいない。特定のグループが買ってくれる右翼モノ・左翼モノ・宗教モノを本にしてくれる出版社はある。一定の数が確実によめるからである。
反自公“合体”政権の人々は多いのだが、政治的には必ずしも纏(まと)まっていない。WWWで白川サイトを見てくれる人は多いのだが、WWWを見る人と出版の障壁は厚く高いことを痛感させられることは多い。白川サイトには1万人の常連さんがいるのだから、3000冊位は楽に捌けるだろうと思って、2007年7月イプシロン社から発刊した『いまリベラルが問う』は、残念ながら飛ぶようには売れなかった。販売に私自身もあまり努力しなかったこともあるが…。3000冊を超えれば、発行は持続可能となる。
私は文筆を業とする者でない。原稿料や著作料で生計を立てている者ではない。だが、政治的人間である私はWWW以外にも、私の政治的メッセージを伝えるツールが欲しいのである。また出版はWWWと違った意味合いと強さをもっている情報伝達ツールなのである。なによりもWWWで私の政治的メッセージを読むことができない人々は依然としてけっこう多いのである。私を6回も国会に送って下さった熱烈な支持者の大半が現にそうなのである。
我に武器を与えよ、されば自公“合体”政権を倒さん!
私が『政権崩壊』を出版した理由はここにある。もし『政権崩壊』が3000冊完売できれば、永田町徒然草を今後も単行本として発行できるのである。私は今後とも戦うし、戦わなければならない。白川勝彦へのカンパと心得て頂いても構わない。私に出版というツールをぜひ与えて頂きたいのである。永田町徒然草の読者から深くご理解を賜り、『政権崩壊』の購入と販売促進方にぜひお力添えを伏してお願いする次第である。
それでは、また。