重い政治家の一言
08年09月16日
No.932
東京は、昨夜から降り出した雨がいまも続いている。秋の長雨のはじまりか。一昨日と昨日の昼間は暑かった。一昨日、刑事事件の接見にある警察署に行った。少し歩いただけなのだが、汗びっしょりとなった。夏と秋が混在している。それが“晩”夏なのだ。
ところで、リーマンブラザーズが破綻した。私は、経済のことは苦手だ。ましてや金融のことなどほとんど分からない。実のところ、リーマンブラザーズという証券会社があったことも知らなかった。だから、リーマンブラザーズの破綻がわが国の経済にどのような影響を及ぼすのか分かる筈がない。プラス材料でないことは確かであろう。経済はなんだか混沌としている。わが国の不況は深刻だ。それだけではない、政治もそうだ。
自民党総裁選にテレビジャックされていた観のマスコミであったが、これも様子が少し変わってきた。小沢民主党代表の出馬問題である。このインパクトは非常に大きいと直感した。昨日私は「矢は放たれた。小沢代表はもう引き下がれない。引き下がったら小沢代表は死んでしまう」と書いた。昨日の永田町徒然草に平成海援隊BBSの「東京12区対決」という書込みを紹介したところ、多くのアクセスがあった。普通は1日200前後のアクセスなのだが、昨日だけで2000余のアクセスがあった。
小沢氏、明言避ける
小沢氏自身の衆院岩手4区からの「国替え」については、「1次公認に入っていなかったから、いろんな憶測を生んでいる。選対事務局も党首は一番最後でいいだろうと思って外れたんだろう。私自身は今、どうこう決めているわけではない。いずれ、私も公認してもらわないといけないので、その時が来る」と明言を避けた。'<asahi.com 2008年9月15日19時29分>
この発言のテンションと上記アクセス数のギャップは、あまりにも大きすぎる。政治は言葉を武器として行う戦いである。だから、政治家の発言は重いのだ。一昨日の鳩山民主党幹事長の発言は、非常なインパクトを与えた発言であった。作用があれば、同じだけの反作用もある。これは政治の世界でも同じだ。小沢代表と鳩山幹事長の発言を大至急調整しないと必ず大きな問題になる。自公“合体”政権の政治家たちの発言は確かに軽い。だからといって、民主党の代表や幹事長の発言が軽くてよいことにはならない!
ところで、この連休中に書き上げなければならない原稿は無事仕上がった。使い慣れたPCが使えたので助かった。WWWも使えた。だからこれも普段どおりにupdateできる。書き上げた原稿は、事務所のPCにメールで送っておいたので利用できる。多くの方からPCの不具合を心配してメールでアドバイスを頂いた。ありがとうございました。戦いの武器なので、大至急対応するつもりである。
それでは、また。