『政権崩壊』あと一歩。最後のお願い!
08年12月08日
No.1014
10月に『自公連立解体論』と『政権崩壊』が発売されて約2カ月となる。選挙に例えていえば、『自公連立解体論』は当選、『政権崩壊』はあと一歩で当確というのが率直な実情である。今日は『政権崩壊』についての最後のお願いである。
2冊の著書の出版を計画し、その作業をしていた9月ころ解散総選挙は必至といわれていた。早ければ10月中に、遅くとも11月には行われるとみられれていた。10月26日総選挙と言われたときには正直にいって私は焦った。『自公連立解体論』は準備完了だったが、『政権崩壊』の発売がちょっと間に合わなかったからである。最大限に急いでも、『政権崩壊』が全国の書店に並んだのは10月23日であった。
いうまでもなく、私が2冊の著書を刊行することにしたのは、総選挙において自公“合体”政権を追い詰めるためである。2冊の著書の刊行は、私なりの必死な戦いであった。『自公連立解体論』と『政権崩壊』は肩を並べて全国の書店に並べられた。それは多くの人々の目に留まった筈だ。私はそれを狙っていたのである。タイトルと帯などの文字は、私の政治的意思を十分に伝えることができたと思っている。政治の戦い方は、このようにいろいろなやり方があるのである。
解散総選挙は伸びた。現在いつになるのか判然としない。私の分身である2冊の著書の働き具合には、ひとつの結果が出ている。『自公連立解体論』はほぼ完売である。選挙でいえば当選といっても良い。返品として書店から返ってくるモノを新しく注文があったところに回している状態である。その数は数十冊である。出版社は増刷するかどうか検討している。“2兆円ばら撒き”を目の当たりにして、創価学会・公明党の政権参加に多くの国民が改めて疑念が抱き始めた。民主党を中心とする野党のスタンスは相変わらず煮え切らないが…。
『政権崩壊』は3000冊を印刷した。書店に並んだのは2000冊余であった。これがなかなか大変なのである。取次から書店に本が送られてきても、本棚に並べてもらえずにそのまま返品される本も珍しくないという。これを“即返”というのだそうだ。即刻返品の略なのだろうか。『政権崩壊』は“即返”の扱いを幸いにも受けなかったようだが、11月下旬からかなりの返品があるという。これは、ある程度仕方ないことなのである。本はとにかく売れないのである。
率直に実情を申し上げる。『政権崩壊』は約800冊が売れ残っている。これをどうしても完売したいのである。選挙でいえば、“あと一歩”なのだ!。この800冊が完売になれば、永田町徒然草の単行本化は持続可能になる。当選である。800冊=金額にして120万円だが、これが持続可能性を決める分岐点なのである。永田町徒然草はかなり難しい政治論を述べているつもりである。これを愛読して下さる皆さまに永田町徒然草の単行本化という“政治的意味合い”をご理解いただき、『政権崩壊』のご購入を改めてお願い申し上げます。私の今年最後のお願いです。
それでは、また。