平成海援隊BBSへの書込み
07年02月13日
No.335
以下は、リンク集にも挙げている平成海援隊BBSに対する私の書込みの抜粋である。若干不用意かつコナレていない表現があるが、BBS(掲示板)への書込みなのでご容赦賜りたい。どのような文脈の中での書込みであるかは、平成海援隊BBSをご覧いただきたい。なお、太字は原文にはないが、ここでは読みやすいように入れた。
Re:民主党に欠けるもの
投稿者---白川勝彦(2007/02/12 12:48:54)
私が民主党にいちばん欠けているのは、この国または国民を救おうという気迫ではないかという気がします。それはちょっと前に共産党のところで書きましたように、社会を変えなければならないという信念なのではないでしょうか。革命は何も共産党だけの専売特許ではなく、熱い信念をもっている政党には革命の雰囲気がなくてはいけません。自由主義革命・民主主義革命・○○革命、いろいろなものがあると思うのです。公明党だって総体革命をするんだといっているそうではないですか(笑)。
坂本竜馬や高杉晋作は間違いなく革命家だったと私は思います。彼らが何主義者のか、ちょっと一言ではいえないところもありますが、革命を考えていたことことだけは確かです。革命とは天の道から外れた時の政権を倒し新しい政権を作り人民を救うことだ、と高校時代に漢文の先生から教わりました。政権交代それ自体を私は革命ということはできないと思うのです。そんなことをいったら、アメリカやイギリスで度々革命が起こっていることになるじゃありせんか。
時の政権の悪政から国民を解放する、それが革命だと私は思うのです。悪政に対する憎悪・国民に対する愛情と信頼・自らの理想に対する熱い信念などといったものがなければ革命は成し遂げられません。政権交代はあくまでも結果でしかないのであって、政党の目的ではないと私は思います。
ただし、わが国においては自民党政権(最近ではこれに創価学会がくっ付いた)があまりにも長く続き過ぎたので、政権交代はひとつの革命であると私は思っています。それ故に政権交代を主張する者には革命家としての要素がなければならないのだというのです。政権交代を主張する政党も同じでしょう。自公政権の悪政を徹底的に暴き、これと断固として闘う気概と執念と戦いが必要なのです。それを遂行する中で、実際に政権を獲得したときに必要な政権担当能力ができてくるのです。
以上が私の感想です。これは民主党だけにいっていることではありません。野党全般にいいたいことなのです。ただ民主党は野党の中心にいるのですから、そのことがいちばん求められるということです。
革命党であることを放棄したのでは?
投稿者---白川勝彦(2007/02/11 02:12:40)
さて久しぶりに皆さんの共産党論を拝見しました。このBBSを共産党支持者の方は誰もみていないのでしょうかね。もしいたら少しくらいは自己の主張をされたらいいのだと思うのですがね……。一般党員は赤旗以外に興味ないのでしょうかね。それじゃ、やはりダメですわなぁ。公明党論を述べればきっと関係筋から猛烈な書込みがあるでしょうなぁ(笑)。
世界の共産党の歴史は、革命党であったことにその意義があります。革命とは何も共産主義革命だけではないと思います。人民のために社会を変えることにその本質があるのではないでしょうか。私はそこが大事なことだと思うのです。その観点がしっかりしていれば、いろいろな展開が可能だし、またいろいろな展開が必要になります。
私はレーニンがいったという「革命家は、具体的状況における具体的分析をしなければならない」という言葉が好きです。革命家は、現実を直視し具体的な分析をせよ、ということだと思います。これは、共産主義者であろうが自由主義者であろうが、世の中を変えようと思う政治家や政党にとって絶対に必要なことだと思っています。だから私はくだらないことであっても、具体的にある事実を指摘してそれをどう改善していくのかをWebサイトで書いているのです。
共産党は、現実から逃避しているように見えて仕方がないのです。革命党であることを忘れたのじゃないかといわれても仕方ないような行動が目に付きます。皆さんが指摘したことはそういう点だと思います。いすれにしても共産党支持者の人が以上のやりとりをみたら、ぜひ反論なり、弁解をしてほしいなぁと思うのは私だけでしょうか。このBBSに集う者は創価学会・公明党のようなビヘイビァーをしませんから安心して弁解なり、反論をして下さい。
それにしてもこういう共産党を含めて野党総連合を作らなければならないのが、民主党の使命だしそうしない限り民主党が政権を取ることは不可能です。第一次国共合作、第二次国共合作など中国革命の歴史は面白いですね。やはり三国志の国の共産党ですなぁ。日本共産党と中国共産党が喧嘩を始めてからかなり経ちますが、この逞しさはやはり見習わなくてはならないのでしょうね。
それでは、また明日。