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月別アーカイブ: 2007年06月

06月30日   あっけない幕切れ

No.473

昨日は、事実上の国会最終日であった。夜になって安倍首相内閣不信任案が衆議院に提出された。国会には、一事不再議の原則というものがあって、同じ議題は同じ会期内で2回以上審議できない。内閣不信任案も内閣が同じならば、1国会の会期中は1度しか提出できない。従って、昨日内閣不信任案が提出されたということは、野党として最後のカードを切った訳である。いつもいっているように衆議院の化け物のような与党の議席を考えれば、これが否決されることは目にみえている。しかし、最後の最後で内閣不信任案を出したのだから、何かの芸当があるのかと思ったら、昨夜中にあっさりと否決された。昔ならば、ここで牛歩戦術が出たと思うのだが……

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06月27日   “勝負の見切り” とは

No.470

最近いただいたメールに、「毎日、だいぶ気合が入っていますねぇー」というものが数通あった。参議院選挙に言及することが読者のいちばん関心の深いところだろうし、また私の関心事でもあるので、どうしても選挙がらみの話題が多くなってしまう。しかし、何度も選挙を戦った者としては、まだまだ全然選挙モードに入っている訳ではない。いたって冷静なつもりだ。本当の選挙になると、政治家は獅子となり、夜叉ともなる。6年前の今ごろは、新党・自由と希望の党首として、獅子奮迅の真っ最中であった。……

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06月26日   なかなか下がらない内閣支持率

No.469

『朝日新聞』の第7回連続世論調査(6月23、24日実施)の結果が出た。結論からいうと安倍内閣の支持率は上がりもしないが下がりもしないということである。内閣支持率の変化は、43→44→36→30→34→32→31%である。不支持率のそれは、33→38→42→49→48→51→48%である。同紙一面右肩の見出しは、“年金「まだ怒り」92%”となっている。気持ちは分かるが、世論調査の見出しとしては、ちょっと違うのではないかという気がする。……

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06月25日   不倶戴天――野党の覚悟(その2)

No.468

これからの政治家の一言半句は、すべて間近に迫った参議院選挙に直結する。現代の選挙は、槍や鉄砲で行うものではない。言葉を使った言論戦を行うのであるから、当然のことである。政治家の一言ひとことは、矢であり、弾丸である。また言論を発するそのスタイル・パフォーマンスも重要な要素である。自公“合体”政権を倒そうとする野党には、この政権を倒さなければならないのかという不退転の雰囲気がなければならない。これからは、野党の覚悟ということを折に触れて述べてみたいと思う。まずは、不倶戴天ということ……

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06月24日   嫌ぁーな二人の比例区候補者

No.467

今日は日曜日である。例の日曜定番の政治番組がある日だ。今日を含めて参議院選挙の投票日まで日曜定番の政治番組はあと5回しかない。毎週必ずしも政治関係の番組をやるとは限らないので、今日の政治番組はみれたら観ておいた方がよいと思う。ただ私はみれない。ちょっと出かけなければならないところがあるからだ。ポイントは、野党が政府・与党をどう攻めるかというところを注目してほしい。また自民党の側にいて、いつも分かったような分からないようなことをいう公明党の出演者に対して、野党がどう攻めるのかもみてほしい。野党も公明党をアンタッチャブルな存在として、攻めないようにしているようである。そんなことでは、政府・与党を追詰めることなどできない。……

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06月23日   凶とでるか吉とでるか!?

No.466

昨日多くの方々からメールをいただいた。もちろん、誕生日おめでとうというメールである。この場を借りて感謝申し上げます。国会議員の時も、誕生日のお祝いのメールをこんなに頂戴したことはなかった。もっとも当時、「今日は私の誕生日だ」などと公言することもなかった(笑)。これからは誕生日には親しい友人を招いて誕生会でもやろうと考えているのだが……、と家内と家内の母とこの前食事をした時に話をしたところおふくろさんに笑われた。「勝彦さん、誕生会などというのは人から開いてもらうのであって、自分から開くものではないのですよ」と諭された(笑)。……

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06月22日   今日は私の誕生日

No.465

今日で私は満62歳となった。人間60を過ぎると、毎年の誕生日にある種の感慨がある。ひとつは、よくぞここまで生きてこれたという想いである。もうひとつは、あと何回誕生日を迎えることができるのだろうかという不安も入り交ざった思いである。そんなに数少ないとは思わないが、ずーっと先のことだとも考えられない。いずれにしても数えられるくらいの年月であることだけは、覚悟しておかなければならない。……

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06月20日   fascism はこうしてやって来る。

No.463

正直に告白しよう。私は一昨日の午前0時過ぎに、6月18日付の永田町徒然草をupdateして外出した。その日(6月18日)は月曜日であったが、私にとっては振り替えの日曜日みたいなもので、終日麻雀をした。例によって、30時間くらいぶっ通しで麻雀に興じて、昨日(19日)の早朝に帰宅しシャワーを浴びた後、同日の永田町徒然草をupdateした。さすがに疲れていたので、書くことは決まっていたがupdateはいつもよりちょっと遅い午前10時41分となった。……

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06月19日   世論調査の結果分析

No.462

『朝日新聞』の第6回連続世論調査(6月16、17日調査)の結果が、今日の同紙面に載っている。内閣支持率の変化は、43→44→36→30→34→32%である。不支持率のそれは、33→38→42→49→48→51%である。たったこの数字だけでも、参議院選挙の予測をする上できわめて重要なことが分かってくる。『朝日新聞』のこの連続世論調査は、たいへんありがたい。まず私が注目するのは、内閣支持率がなかなか30%を割らないということである。……

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06月16日   参議院選の展望

No.459

梅雨の季節の晴れた日は、もう夏である。一昨日、梅雨入り宣言がなされた東京ではあったが、昨日は良く晴れた日であった。今日も関東地方は天気に恵まれるようである。最近「健康生活」をかなり疎かにしているため若干リバンウンド気味なので、久々に散歩に出かけた。2時間半、14,000歩の散歩をした。一昨日の雨のためであろう、夏日だったとはいえ真夏ほど暑苦しくなく心地よい気候であった。夜、郵便小包を近くの郵便局まで取りに行った。これで2000歩、万歩計は16,460となった。夜の散歩の方は、涼しいくらいであった。真夏だったら、こうはならない。このように梅雨という季節は、まだら模様なのである。……

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06月15日   ダメな経営者の責任追及

No.458

昨日、参議院厚生労働委員会に安倍首相が出席して、審議が行われた。テレビ中継で国会で答弁する安倍首相をみるのは、私にとって久しぶりのことであった。総理大臣に対する質疑が行われるということは、例の年金時効特例法案も社会保険庁改革法案の審議も大詰めを迎えたということであろう。参議院の議席数を考えれば、両法案とも可決成立するであろう。自民党や公明党は両法律を成立させて、「国民の皆さん、年金はもう大丈夫です」と参議院選挙で演説したいのだろう。この前にも書いたように、おめでたい首相が演説をし易いようにするためのお粗末な法律案なのである。……

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06月13日   自公“合体”内閣の政権担当能力!?

No.456

政治家の仕事とは、何であろうか。いろいろあるが、危機に対処するのも政治家の重要な任務のひとつである。災害に対処するのもそのひとつだ。だから地震などの災害が発生すると災害対策大臣が現地に行く。大きな災害の場合などでは、総理大臣も被災地に赴く。災害は非常時である。どんな災害もマニュアルどおりの対策では済まない。状況を迅速かつ的確に把握し、果断に対策を実行するのが政治家の仕事である。このことについては2年ほど前に「災害と政治家」という小論を書いた。……

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06月12日   要注意の世論調査結果

No.455

昨日は、新聞休刊日であった。実は昨日のある新聞を待ち望んでいたのだ。そう、先週土日に行われた『朝日新聞』の連続世論調査の第5回目の結果を見たかったのである。もし、内閣の支持率が数ポイント下がり、20数%だったら安倍内閣はもう坂道を転げ落ちるように失速し、参議院選挙の結果はかなり期待できると私は思っていた。今朝、世論調査の結果をみた。内閣支持率は34%、不支持率は48%であった。要注意である。……

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06月11日   卑劣な“赤攻撃”!?

No.454

みのもんたの『朝ズバッ!』に、丹羽雄哉自民党総務会長が出演した。あまり時間はなかったが、例によってテーマは年金問題であった。その番組の最後で、丹羽氏は「野党の皆さんは、仕事をしてこなかったあの社会保険庁の公務員の味方なんですね。あの人たちが作る労働組合の味方なんですね」といっていた。<中略> 多分、日曜定番の政治番組に出演する自民党や公明党の議員は、丹羽氏と同じようなことをいうのではないかと思う。……

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06月10日   見苦しい責任転嫁

No.453

馬鹿につける薬はないという表現の上をいくのが、“馬鹿は死ななきゃ治らない”というものではないだろうか。自民党も公明党もこちらの方ではないかと最近思うようになってきた。今日は、日曜日である。日曜定番の政治番組があるが、私は今日観るつもりはない。徹夜で『月刊マスコミ市民』の憲法改正問題講座の原稿を書いてきた。だいたい終ったが、明日もう一度推敲しなければならない。夕方にはかつて大学の寮で一緒に生活した者の集いがある。これにはぜひ参加したいと思っている。そうすると、この永田町徒然草をupdateしたら寝なければならない。……

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06月08日   週刊誌と政治

No.451

報道番組をみているとニュースキャスターまで、枕言葉のように“連日報道している宙に浮いた年金(もしくは消えた年金)ですが…”と切り出す。年金に関する不祥事が、次から次へと発覚する。いま問題になっている5000万件とは別に、1430万件もの年金記録がマイクロフィルムなどで社会保険庁の倉庫に眠っていると柳沢厚生労働大臣が答弁せざるを得なかった。年金記録をコンピュータ化する以前のものだというが、これはやはり宙に浮かせてはならない記録であることは間違いない。そして今度は、「コムスン」問題である。こういうのを泣きっ面に蜂というのだろう。……

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06月07日   ITとサマータイム

No.450

永田町徒然草No.445で「サマータイムの是非を論じはじめれば、甲論乙駁で収拾できなくなることは明らかであるが、それでも私は一貫してサマータイム賛成論者である」と述べた。10年くらい前、私はサマータイム研究会の幹事長としてほとんどすべての賛成論と反対論を聴いた。それを全部承知した上で、「一貫してサマータイム賛成論者」なのである。しかし、蓼沼さんという方から次のようなメールをいただいた。こういう意見は、これまでに聴いたことがない。私の驚きであった。……

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06月06日   馬鹿につける薬はない

No.449

本当に笑っちゃった。参議院自民党幹事長の片山虎之助氏が、柳沢伯夫厚生労働大臣の謝り方がいかんという意見が与党のナントカという会議で出たと記者会見で話したことである。また昨日触れた片山さつき自民党広報局長が作ったビラについて評判が悪いという意見があったともいう。これをまた中川自民党幹事長が「あのビラに書いてあることは全部事実です」と記者会見で庇っていた。高校の生徒会のやり取りをみている思いがした。……

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06月05日   『朝日新聞』の連続世論調査

No.448

『朝日新聞』が連続世論調査を始めた。第1回は2007年5月12・13日(土・日)で、参議院選挙が終るまで毎週土日に行うとのこと。長い間選挙関係の仕事に携わってきたが、毎週連続して世論調査をやった新聞社などはなかったように記憶している。これはありがたい。同紙は東京都知事選でも3回くらい連続して世論調査した。その調査に基づいていちばん的確な報道をしていた。皆さまのNHKもこういうことをやるべきだと私は思う。……

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06月04日   環境問題・考

No.446

昨日書いたように安倍首相が急に環境問題をいいだしはじめた。来年行われるサミットの開催地を北海道の洞爺湖に決めてからのような気がする。順序が逆だろうといいたくなる。開催地の決定当時のことを思い出してもらいたい。環境問題がテーマであるということが先にあって、そのために開催地を洞爺湖にしたのではないのである。私は安倍首相が一年生の時から良く知っている。彼が環境問題に興味をもっていたとは思えないし、少なくとも熱心でなかったことだけは確かである。そういえば、京都議定書なんか糞くらえといっていたブッシュ大統領も、急にCO²削減とか温暖化防止などといいはじめた。4月末の首脳会談で話したのではないだろうか。……

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06月03日   思いつき政治はやめてくれ!

No.445

6月2日付の『読売新聞』朝刊である。骨太の方針にサマータイムの検討を明記したという記事である。まず私はこの「骨太の方針」というのが嫌いである。私は牛乳をあまり飲まないが、家内は牛乳を飲む。細身の家内は、骨も細いほうである。数年前から確か「骨太牛乳」というのを買って飲んでいた。家内も40代の後半であるから、いまさら骨太牛乳を飲んでも骨太になるとは思えないが、確かにカルシュウムがいっぱいありそうな牛乳という印象は受ける。牛乳のネーミングとしては出来のいいほうだとは思うが、政府の施政方針の名前としてはセンスを疑いたくなる。……

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06月02日   いくら衣替えとはいえ……!?

No.444

「恥の上塗りという言葉があるが、馬鹿がその馬鹿さ加減をさらに印象付けることはなんというのだろうか。語彙の乏しい私には、適切な表現が思い付かない」と昨日書いたが、どういったらよいのかといろいろと考えた。こういう場合、“馬鹿につける薬はない”という表現を使うのがいちばんよいのではないかとの結論に達した。……

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06月01日   池に落ちた犬は…!?

No.443

委員会で強行採決がなされた場合、採決があったことを確認するということが話題になることはあったが、これはあまり前例がないような気がする。だから自民党としては採決の確認を呑んだのだから大幅に譲歩したと考えているのだろう。だが、そんなことは国会内のどうでもいい駆け引きにすぎない。ただでさえ怒っている国民は、自民党は何を考えているのだろうかと思うだけである。こういうことを“火に油を注ぐ”というのだ。こんな簡単なことが分からなくなっているのだから、“馬鹿な政党”といったのだ。まあ、どうでもいいけどね。自業自得なのだから。……

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