月別アーカイブ: 2011年06月
06月20日 政治は心意気
No.1493
1週間などという日数は、あっという間に過ぎてしまう。今週も、私はスケジュールがいっぱい入っている。明後日に私は66歳の誕生日を迎えるが、これといった催物もできそうにない。いまわが国は、少子高齢化にどう立ち向かうかが大きな課題である。私は、少子化克服に個人的に貢献することはできない(笑)。しかし、高齢化克服には、いささかの貢献ができると思っている。ありていに言えば、元気に日々の仕事を続けることである。そう難しいことだとは、思わない。……
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06月05日 凡庸な発言と行動
No.1491
菅内閣不信任案が採決に付される平成23年6月2日未明に書いた永田町徒然草No.1489「友へ(3)」の最後に、私はこう書いた。
「この期に及んでも凡庸な行動しかできない者は、政治の非情な流れに呑みこまれるだけである。」……
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06月03日 口舌の徒
No.1490
内閣不信任案を突き付けられた首相が退陣を表明すれば、不信任案を可決しようといきり立っている勢力は目的が達成されたと思うのは、ごく普通のことである。菅首相は、退陣を表明することによって民主党内の不穏勢力を宥(なだ)め、とりあえず内閣不信任案を否決することには成功した。しかし、民主党代議士会で鳩山前首相は冒頭立ち上がり、「退陣の時期は、復興基本法の成立と第二次補正予算案の編成に目途がついた時点で身を引いていただきたい」と演説した。それを聴いて、苦渋していた民主党衆議院議員は大きな拍手をした。……
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06月02日 友へ(その3)
No.1489
平成23年6月2日という日は、この数年間、あるいは10年近くにおける政治の流れの中で、忘れられない日となるだろう。私が衆議院議員をやっていた20年近くの間にも、会期末近くになると、野党から恒例のように内閣不信任案が提出されていた。野党が内閣不信任案を提出するは、ひとつの“仕事”みたいなものだし、これを否決するのは、与党議員の“仕事”みたいなものだった。平時であろうが大震災の後だろうが、内閣不信任案の提出は、それ自体、そんなに大それたことではないのである。内閣不信任案が提出されるとあらゆる案件に優先されるが、その審議と処理に要する時間は、1日もあれば十分なのだ。……
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