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2006年11月26日

キャベツが主食

1回でもダイエットに挑戦したことのある人なら誰でも知っていることであるが、運動だけで体重を減らすことは無理である。摂取カロリーを落とさなければ体重を減らすことはまず不可能である。これまでに私は2回、減量に挑戦したことがある。最初は、40歳の頃である。そのキッカケは膝が痛くなり、そのためには体重を減らすしかないと思い減量に挑戦したのだ。そして、86キロあった体重を74キロにした。膝が痛いのは、ピタリと治まった。この時の運動はジョギングであった。そして食事はキャベツを主とする野菜中心の特別メニューを食することであった。2回目は、それから6年後くらい後だったと思う。74キロに減量した後、そんなにすぐにはリバウンドしなかったのだが、仕事が忙しくて運動しなかったり、不摂生な生活をしていたために体重がまた83キロくらいになった。この時も運動と食事に注意することにより、74キロまで体重を下げた。

だから、ダイエット=食事制限をした経験はあったのである。一日に何カロリーなどという計算は特にしなかった。体重を減らすためには、摂取カロリーは少ない方がいいに決まっている。何が何カロリーなんて詳しく計算する必要はないというのが、私の考えだ。食事制限で一番つらいのはカロリー不足などではなく、空腹に耐えることである。私のような大食漢にとっては特にそうだ。だから、カロリーのないものを食べて腹を満たすことしかない。コンニャクの類でお腹を満足させるのもいいことだが、そんなにコンニャクばかり食べられるものではない。だから、カロリーの少ない野菜を食べるのが一番だ。しかし、野菜ならば何でもいいというものではない。例えばレタスをかなり食べてもお腹はしっかりとしない。ところがキャベツだとお腹がシッカリと落ち着くのである。トマトやきゅうりだけでは、この落ち着き感・しっかり感がでてこないのだ。果物も意外にこのしっかり感がでてこない。それに果物の場合、カロリーも結構あるようだ。

このような経験があるものだから、食事はキャベツ中心のものとすることにした。このことを決意し実行に踏み切った時、キャベツは長雨のために非常に高かった。1個300円以上していたが、健康のためだから仕方がない。1個300円はしたが、でもそんなに食べられるものではない。だいたい1個買えば3日はもつ。そうすると1日100円にしかならないのだ。いままでは、キャベツだけをただムシャムシャと食べていた。ただその時は3食の内、1食多くて2食がそういう食事でそれ以外は普通の食事をしていたし、またせざるを得なかった。しかし今回は原則野菜中心の食事にしようと思ったので、キャベツだけじゃもたない。ウサギじゃないのだから。だから、キャベツを中心に食べれるものは何でも食べようと思った。夏の真っ最中であったので、高かったがいろいろな野菜があった。トマト、きゅうり、ピーマン、みょうが、なすなど生で食べれるものを買ってきて、これをどんぶりにいっぱいにもって食べた。

生で食べれるものだけにしたのは、深い理由がある。私は家内にガスレンジを使うことを禁じられていたからである。1年くらい前、雑炊を作ろうと思って、信越線横川駅で買った"峠の釜飯"の釜があったのでこれを使ったのだ。ところがガスレンジに載せて火を点けたのはいいのだが、これをほったらかしにしてしまいキッチンを煙だらけにしてしまったのだ。それ以来、ガスレンジを使うことはきつく禁じられていた。だから、生で食べるしかないのである。また生で食べる方がビタミンCなどを壊さず一番いいのだし、腹のしっかり感を出すためにも煮るより生の方がいい。このことに抵抗感はなかった。生で食べるというとサラダだと思う方が多いだろう。しかし、サラダなんて洒落たものではない。キャベツやきゅうりやピーマン、そしてバナナなどを適当な大きさに切って、どんぶりにもってひたすらに食べるのである。

今回は、もうひとつ課題があった。それは、塩分を減らすことである。これまでのダイエットでは、キャベツに塩をふって食べていたが今回はそれをしないことにした。最初のうちは、塩も醤油もないどんぶり一杯の野菜を食べるのは正直いってちょっと寂しかった。家内が作ってくれる肉じゃがや小女子の佃煮をおかずと考えて食べると、どんぶりの野菜に塩をふる必要はなかった。だが、いつも肉じゃがや佃煮がある訳ではない。そうすると塩っけがまったくない時もある。その時も私は塩を振らないことにした。ドレッシングももちろんかけない。どんぶりに盛られたキャベツやきゅうりやピーマンやバナナをひたすらに食べるとそれぞれにちゃんと味があるのだ。塩や醤油をかけている時は逆にそれらの味を感じることができないのだ。このことに気がついたら塩をふらないことは少しも苦にならなかった。

しかし、3食どんぶり一杯の野菜を食べなければならないのだ。考えていたよりも美味しいのだが、調味料があったらそれにこしたことはない。ドレッシングはカロリーは高いが、酢や唐辛子などはカロリーはない。酢も唐辛子も体にいいといわれている。家内の母が、ニンニクを入れたきび酢が万病に利くというのでいっぱい作ってくれた。これをかけることにした。私は酸っぱいものは苦手だったが、これはそんなに酸っぱくもなく、それなりの味があって私の食事を美味しくしてくれた。だがニンニクのエキスがだいぶ出ているとみえて、トイレではニンニクの臭いがした。生の野菜に唐辛子をふるなどということは、これまであまりしたことはない。七味唐辛子は、優れた香辛料である。これをかけると非常に美味しくなる。

バナナにはそれなりのカロリーはあるが、それ以外はほとんどカロリーはない。それで大丈夫かと思う人も多いであろう。ところが意外に大丈夫なのだ。量だけはちゃんとどんぶり一杯食べているから、あの惨めな空腹感はない。カロリー不足だからといって、空腹感というものが出てくるものではない。必要なカロリーを摂っていなければ、体内の脂肪が溶けてエネルギーになる、その結果として体重が減るというのが私の考えである。だから、体重を減らすためには摂取カロリーは少なければ少ないほど効果は出てくる。

そう思って、ウサギのような、高尚にいえば修行僧のよう食事をし始めた。このような食事をすることが体重減につながると思うと、歩くことがあまり苦にならないように苦しいとは思えなくなる。それでも時には、無性にカロリーのあるものが食べたくなる。家内が食べているご飯や食パンをほんのちょっぴりいただくと、その美味しいこと、美味しいこと! 例えようがない。しかし、この美味しさに負けてご飯やパンでお腹を満たせばカロリーオーバーになリ太るのだ。ただ、あえてここで述べておこう。後で専門家から聴いたのだが、このような極端な食事制限は健康にとって決して好ましくないのだそうだ。だから、私がやったような極端なことは真似をしないでほしい。

小学生か中学生の時、たんぱく質は1日80g必要だと習った。私たちが子供の時、このたんぱく質がなかなか摂れなかった。特に動物性たんぱく質が摂れなかった。身長が伸びなかったのもその性だと思っている。私たちの世代は、動物性たんぱく質に対して特別な想いがある。だから、肉や魚を食べ過ぎるのだ。しかし、必要な量以上のたんぱく質は脂肪として体に蓄えられる。そして、肉や魚はたんぱく質であるが、同時に脂肪も含まれている。私はもともとあまり肉を食べない。外国旅行をしてもビーフステーキを1枚も食べないで帰ってくることが多かった。魚は大好きだ。よく食べていた。

今回はたんぱく質を大豆製品で摂ることにした。豆腐と納豆である。特に深い理由はないが、小さい頃大豆は畑の肉だといわれて、よく食べさせられた。そして、肉や魚をあまり食べれなかったのに人から頑丈だといわれる体に育ったのだから、齢60を過ぎてどうしても肉や魚を食べなくとも大丈夫だと思ったのだ。肉や魚を拒絶するというのではなく、自分からは強いて求めないということで、家内が魚を用意してくれたらそれは遠慮なくいただくことにした。わざわざ私のために無理して作らなくてもいいよとはいったが。たまに食する肉や魚の美味しいこと、美味しいこと! 肉じゃがの中にある小さな肉片がなんと貴重で美味しいことか……。しかし、それだけでいまの私には十分だと思うことにした。

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