フォトエッセイ 即写寸言
東郷平八郎は薩摩武士
※小春日和四題
近くにあるなんでもない木なのであるが、日差しを浴びた裏側からみると新緑の芽葺きのように見えのである。その模様をお伝えしたくて撮ったのだが、実際に見えるようには写らなかったようである。写真はなかなか難しい。というより、私たちの眼がいかに素晴らしいかということなのだろうか。それにしても電線がウザい。
[大きな画像で見る]表から見ると……
上の木を太陽を背にして撮ったものである。このように撮るとどうってことはないのである。このように一本の木も角度によってさまざまな様相を示してくれるのである。
[大きな画像で見る]丸坊主になった街路樹
ご覧のとおり街路樹がもう丸坊主になっている。私は最近Co2との関係で、街路樹が落葉樹でいいのだろうかと考えている。もし常葉樹が冬でもCo2を吸収してくれるのであれば考え直さなければならない。果たしてどうなのであろうか。もっとも雪国では今日のような小春日和はきわめて少ないのであるが……(苦笑)。
[大きな画像で見る]ベルコモンズ角のデコレーション
国道246号線(通称青山通り)の青山3丁目交差点角にあるベルコモンズはかなり有名である。なぜか若い人ならほとんど知っている。そのベルコモンズの角のデコレーションである。常葉樹を使っているので、夏も冬もないのであろう。冬の日差しを浴びて落ち着いた風情である。
※都心の小春日和
赤坂見附の交差点にある歩道橋で撮った写真である。右の建物が旧赤坂プリンスホテル、左の建物はニューオオタニの商業用事務所などがあるビルである(確か○○ガーデンとか呼ばれている)。真ん中のビルは、大京ビルである。バブルの頃、ここに仲間と共に法律事務所を置いたことがある。恐ろしく高い家賃だった。まさに都心の中の都心である。
[大きな画像で見る]冬の空と雲
上の写真の雲に着目した写真。冬の空であり、冬の雲である。この雲は何というのだろうか。冬の雲はあまり注目されないようである。冬の空がきれいなのは、空気が乾いているからであろう。水蒸気がないので、青空がきれいに見えるのである。右のビルはホテルニューオオタニである。
[大きな画像で見る]真っ昼間なのにこの日陰
赤坂見附交差点の近くに“田町通り”がある。真っ昼間だというのにこのように日陰である。空を見ればこれが夕方の写真でないことが分かる筈である。この田町通りは、バブル絶頂期の頃は銀座や六本木と並ぶ超豪華飲食店があった。国会議員が入れ替わり立ち代わり出入りする料亭もいっぱいあった。現在はだいぶ様子が変わったようである。
[大きな画像で見る]※初冬3題
昨日昼ご飯を食べに行くときに近所の風景を撮った。葉がいっぱい繁っていた木もこのとおりである。あと数日ですべての葉が散るのだろう。天気が良いので寂しくはないが、雨が降ったりしているとこういう風景はすごくうら寂しいものとなる。だから小春日和の日差しは愛おしいのであろう。
[大きな画像で見る]西高東低の東京
上の写真の角度を変えてみた。抜けるような青空である。“西高東低”と聞くと、雪国育ちの私には恐怖心すらある。新潟県十日町市では、“西高東低の日”は冬では決まって雪か霙なのである。ところが、東京ではこのような抜けるような青空なのである。最近では“裏日本”という言葉は使われなくなったが、こと気象に関しては日本海側はやはり“裏日本”である。裏日本の冬は厳しい。この日、ふるさとの十日町地方ではかなり積雪があったという。
それにしてもこの写真と上の写真の電線が鬱陶しいですね。電線などの地中化工事をやれば、スッキリするのですがねぇ……。
[大きな画像で見る]真っ昼間だというのに長い陰
(明治神宮)外苑前交差点の様子である。国道246号線でかなり広い道路であり、右側にも建物がびっしり立っている。12時ちょっと前だというのに、右側の建物の影が道路いっぱいに落ちている。天気はすこぶる良いのだが、このように日差しは長いのである。やはり冬である。冬至の日にはこの影がもっと長くなるのだろう。
[大きな画像で見る]※国会と銀杏
結局、11月は1回もこの“即写寸言”のupdateができなかった。永田町徒然草は身体を使わなくても書けるが、即写寸言は身体を使わなければupdateできない。またいつもデジカメを持っていないとそもそも写真が撮れない。写真を撮っていると「一期一会」ということを感じる。「あぁ、これはいいなぁ」ということに接しても後で撮ろうとしても撮れることは滅多にない。この前タクシーで国会前を通ったとき、正門前の写真がすごく美しく見えた。12月2日私はどうしてもこれを撮ろうと思い、デジカメをもって勇んで出かけた。しかし、この数日間で風情はだいぶ変わっていた。黄葉がだいぶ落ちてしまったのである。それでも辛うじてなんとか雰囲気を伝えることができると思ってる。
この日は日曜日であった。国会の正門である。なんとも無機質な風景ではないか。正門の真ん前に無神経にパトカーを止めているところが今日の自公“合体”政権の本性を象徴しているではないか。私は長い間この正門を通っているが、こういう風景を見たことがない。国会は国民に開かれていなければならないのである。
[大きな画像で見る]国会正門と銀杏並木
なんとも無機質な国会正門もこの銀杏並木と一緒にとると風情が一挙にでてくるではないか? しかし、実際に見える風景を撮ることは、私の腕では撮れなかった。これは国会前交差点の真ん中に立って撮ったものである。それなりに努力はしているのである。平日ならば交通量の多い交差点なのでとてもこうはできないのであるが……(笑)。
[大きな画像で見る]美しい銀杏並木ではないか
国会の周辺は銀杏並木に囲まれているが、黄葉の状況や光の関係でいちばん美しく撮れたのは国会正門前の通りの銀杏並木であった。この左側が国会の構内である。
[大きな画像で見る]風情のある並木の下
銀杏並木の下である。なんとも風情があるではないか。もう少し日数が経つと“枯葉よ…”というシャンソンを口ずさみたくなる。もっとも現職だったころここを歩いたことはなかったが……(苦笑)。
[大きな画像で見る]白川勝彦の日々のアルバム
2003年第43回衆議院総選挙や2004年十日町市々長選挙のデジカメ写真記録です。
国会TV 政治ホットライン出演記事
ちょっと動きが感じられるTVからのキャプチャ画像群で、番組を再現しています。
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