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必勝 白川勝彦 長岡地区決起大会(完全書起こし)  


2003年10月25日午後6時30分 新潟県長岡市 長岡パストラル レセプッションホール

長岡秀央会 安部会長、民主党新潟県連幹事長 佐藤信幸県議、社会民主党 長岡支部協議会代表 長部登県議、社会民主党 新潟県第5区支部連合会 中川良一元県議(写真とこの順は一致しません)

写真:熱気につつまれたパストラル長岡・会場内この長岡地区の決起大会には、十分な収容台数のある駐車場も、開会10分前に満杯となるほどの、約1000名の方々がお集まりくださいました。

安部 長岡秀央会々長のあいさつに続き、民主党新潟県連幹事長 佐藤信幸県議、社会民主党 長岡支部協議会代表 長部登県議、社会民主党 新潟県第5区支部連合会 中川良一元県議が、次々と壇上に上がって白川を応援。続いて、参議院議員 森ゆうこさん、渡辺秀央先生の、ひときわ力強い激励を頂戴しました。


長岡秀央会 安部 誠 会長

長岡秀央会 安部 誠 会長本日は、多数お集まりいただきまして誠にありがとうございます。心からお礼を申し上げる次第でございます。私は、越山会発会当初から長きにわたり携わって参りましたが、約20間勤めた後ようやくお努めも終わりだなと思っていたら、渡辺先生が衆議院選挙に出馬するとのご連絡を頂戴し、以来、第1回から幹事をやらせていただいた次第でございます。

ずっと同じ先生との付き合いの中で、私どもが本当に信頼しきって渡辺先生のことを100%信じきって本日まで参りました。本当は、白川勝彦先生も3区から出ればわりあい楽だったんじゃないかと思うんですが、渡辺先生が是非とも白川君には5区から出ていただきたい。立候補のための環境の整備に関しては、責任をもって政権交代に参画するという約束があったのではないかと思います。しかし、残念ながら、現在のところは公認になっておりません。ですから、是が非でも秀央会を初め、社民党の皆さん、民主党の皆さんに、多数、お集まり頂く運びとなりました。 

今回は、どんなことがあっても勝利しなきゃならん、尚更、無所属であるのなら勝ち抜かなければならない。そしてこの長岡からご当選していただいて、新潟の方は大丈夫だろうけど、南魚沼の方の大都市計画のために白川先生のご尽力を賜りたいと切に願う次第でございます。

来たるべき戦いにおいては、渡辺先生には、白川先生ご当選のため、どうしても5区に張り付いてもらう、他には行かないでもらう。そして、森ゆうこさんにも渡辺先生と一緒になって白川さんを国政の場へ押し上げていただきたい。

本当に長岡は圧勝していただきたいと思うのが私達の考えであります。ましてや、民主党本部の推薦を受けることにならないというのは渡辺先生にも責任がある、その点他には行かないでどうしても白川先生を押し上げるようにまた皆さんの一層のお力を頂きたいとお願いいたしまして私の開会の挨拶とさせていただきたいと思います。大変、本日は、ありがとうございました。


民主党新潟県連幹事長 佐藤 信幸 県議会議員

今日は白川勝利に向けてこうして集まって頂いて本当にご苦労様です。今、ご紹介いただきました新しく自由党と民主党が合併した新潟県連の代表代行が渡辺さんでありますけれども、その下で幹事長をおうせつかりました佐藤信幸であります。春の県議選では今日お集まりの皆さんの中に大変多くお顔を覚えてる方もいらっしゃいますが、お世話になりました。こうやってみなさんの前に立って、いろいろとご挨拶が出来るのも皆さんのおかげだと思ってまして、今回の選挙選、恩返しの意味もこめて頑張らせていただきたいと思っております。

民主党新潟県連幹事長 佐藤 信幸 県議会議員この選挙戦いろいろと注目されています。会場にも様々な声が出ていますけれども、まさに政権交代を賭けた選挙、それが実現できる選挙でございます。あわせて、それだけに各党いろいろと政権攻略を発表して、マニフェスト選挙とも言われております。私達民主党県連あるいは県内でもみんなバラバラで戦っていたのでは政権交代できない。今の小泉政権をこれ以上野放しにするわけにはいかない。という意味で2年前から野党を統一して1人の候補を立てて戦う。参院選では黒岩さんを皆さんからバックアップしていただきました。

そしてこの5区でも、一緒に汗をかきました。長岡では相手候補に1万票以上の差をつけて選挙選を勝ち取ることが出来ました。ホップステップジャンプこの衆議院解散総選挙、これをもとに政権交代をかけた戦いになりますから、そのこれまでの選挙協力の積み上げをもってして、今回県内1~6区まで全て野党という候補の勝てることが出来ます。そういう意味ではこの5区では白川さん、この方が政権交代を賭けて戦う矢面になっていただく次第でありますから、なんとしてもここにきて勝負していただくそして小泉政権に終止符を打っていただくそのために私達は一緒になって頑張ってまいりたいと思っています。

今日も白川選対事務所の中で合同選対本部を発足させていただいて、今日も激励に駆けつけていただいておりますけれども、社民党の皆さんと一緒になってこの5区の中であるいは県内の中で政権交代を賭けて戦いをしてみたいと、是非最後までご協力いただきたいという風に思っております。

私も今回の選挙では選挙の主戦場は、長岡であろうと思う次第でありますけれども、そういう意味もこめて皆さんから一層のご尽力をいただければありがたいと思います。頑張りますので宜しくお願いします。


社民党長岡支部協議会 長部 登 代表

社民党長岡支部協議会 長部 登 代表今、ご紹介いただきました社民党の長岡支部の代表そして県会議員の長部登でございます。皆さんどうも今日は本当に秀央会の皆さんが中心になって今日開かれた集会だと聞いております。本当に陰日なたになって、あるいは雨の日も曇りの日も渡辺先生をささえてこられた方々に心から敬意を表する次第であります。

わが党は、今回の白川先生をやるということに本当に苦渋の選択をいたしました。しかし私は白川先生と何回か会ううちに、この選択は決して間違いではないと日に日に確信をもってまいっております。本当に高いご見識、そして、あのバイタリティ、本当に会うたびに私の琴線を揺り動かして、私は本当にこの白川先生に国政に行って貰いたいと思いるところであります。

今まさに日本は混迷の時代であります。みなさん、本当に将来色んな不安があると思います。まさに失われた10年が日本を悪くした。その代表が小泉総理だと思います。小泉総理はワンフレーズだけで、決して説明はしない。白川先生は私たちと真剣に議論することを惜しまない。

そういう訳で党派違っても、私には、社会を賭けてもいいなと思えるのであります。働く人々のために頑張っていただきたいと思います。皆さん、ぜひ国政に行ってもらって、党の代表として頑張ってもらいたい。そのためにも私も先頭に立ってこの勝利に向かって戦うことお誓い申し上げます。ご清聴ありがとうございました。


社民党新潟県第5支部連合 中川 良一 代表

みなさん、今の時期を時代をどういう風にお考えですか。私は昭和4年生まれです。私と同じ年代、あるいは先輩の方々は身を持ってかつての第二次大戦の時代の政権を経験されました。今、私たちはかつて体験をしてきた、あの暗黒の時代とうりふたつになっているのではないでしょうか。

昭和13年に国家総動員法が、この世のわが国の国会のように90%ではない、100%の賛成でできました。以下、あっという間にもろもろの法律が成立した。今、皆さんこのような有事立法が国会を通過していきました。今度これからやるのはその有事法にあわせて国内法の成功をさせる為に改正を続けるのであります。100を超える既存の国内法をこの間決まった有事法に合わせてこれから改正するんです。戦争の準備ですよこれは。

社民党新潟県第5支部連合 中川 良一 代表例えば私たちのまちの都市計画法という法律があります。ここは住宅地域だ。ここは商業地域だ。ここは工業地帯だ、全国がそういう分類になって都市計画法によって規制されております。戦争の準備をする。戦争を始めた時にここに建物を作ってはならない。ここに道路を作ってはならない。なんて都市計画法の規制にあって工事ができるか。したがって都市計画法は自衛隊に関しては適応でないとする。こういう風に何を作るにも都市計画法の規制にかかわらず自衛隊出動の時は土地を潰せる。こういう風にあらゆる国内法が自衛隊の行動を自由にする為に改正をしようとしているのです。さしあたって次の通常国会では国民保護法を申し上げましたように、私は戦争を体感し、そこにいた日本軍は何をしていたか。我々地方民を、一般民をほったらかして、我々は戦線に置き去りにされたんです。そして我々が一生懸命に避難しているのを追い越して橋を渡り、橋を破壊したのです。

軍というのは戦争が始まれば、いかに技術者の犠牲者を少なくするかがすべてでありまして、地方民の面倒を見る。安全を見るなんてやりません。始まればそうなるんです。それを証拠に沖縄だってそうでしょう。沖縄の島民が10万人も死んじゃったんですよ。戦争が始まるとそうなんです。

私はこのことを念頭に渡辺先生から白川先生にあってほしいと紹介を受けました。会ったその時、白川先生と屈託のない激論を致しました。その憲法のもののためにこの方は自民党の時から党内の少数派として憲法を守る立場で全力を尽くしました。その実績は私もよく理解しています。

私は白川さんが憲法との整合において判断のなる人だと。この人がわかった以上、我々は白川さんを押さないわけにはいかない。こう決意を致しました。大きな力をまとめて反戦のために憲法を守るために白川さんを当選させようではありませんか。以上を申し上げてごあいさつに代えさせていただきます。


参議院議員 森 ゆうこ 先生

長岡の皆さんこんばんは。今日はこんなにも大勢の皆さんが集まって頂いているとは思いもよらず、この会場に入りまして皆様の熱気に圧倒されました。今ほど話がありましたように私、今佐渡からジェットホイルで戻ってきまして駆けつけてまいりました。今日は拉致被害者の曽我ひとみさんのお母さん、曽我ミヨシさんを救出しようという佐渡全島民をあげての大集会が行われました。

私、国会のちょうど拉致疑連の新しく2年前に再発足させたんですけど、その発起人、そして今、副会長と言う事で今、衆議院の先生方はバッヂを外されてますので平沢事務局長からどうしても出てくださいという事で行ってまいりました。私、今とても重い気分です。政治というものがほとんど嫌になった、というのが今の私の気持ちです。

参議院議員 森 ゆうこ 先生なぜかと申しますと私はこの拉致問題を選挙に利用するという事が許せない、そういう気持ちなんです。先程のその曽我ミヨシさんの救出するする為の島民をあげての大会、小泉政権というのは何でもありのパフォーマンス、選挙に勝つためなら何でもします。みんなもお気付きでしょう、その最たるものが阿部幹事長を起用してまあ一芸という、拉致問題で頑張ってきた。曽我ひとみさんが心から語りかける言葉でミヨシさんへの思い。彼女がほしい生活の中でやっぱり夜なべをして子供に恥をかかせてはいけないということでゆかたを縫ってくれたとか、母の弁当はごはんと梅干だけとか、そういう生活の中でも本当に学費を工面して専門学校に行かせてくれた話などをお聞きしまして、こういう気持ちで母を探して欲しいと訴える。そういう気持ちで母を捜して欲しいと訴える、そういう本当に国の責任で被害に遭われた人たちを何で選挙に利用するかなと。小泉政権っていったい何だろうと、本当に嫌になりました。こんな感じで選挙なんてやりたくない。そんな気持ちで帰ってきました。

私たちのふるさと、この新潟、長岡の現状を見たときに、パフォーマンスだけ、かっこいいからなどとそんな答えでこの5区の代表を出して良いのでしょうか。そう思って私、白川さんの街頭演説活動に何回か参加させて頂いて、本当にすばらしい情熱を持って、必死にみなさんに訴えていらっしゃる方だと感じました。そして今この長岡の現状、日本の現状をしっかり把握して、今何をしなければならないかという事は、私のような経済が得意でない人間でも良くわかるように皆さんに訴えていらっしゃる。この方をやっぱり5区の代表として出さなきゃいけないんじゃないでしょうか。

私たちは民主党、社民党の代表の方々から色々な話を伺いました。細かい違いはありますが、あらゆる困難を乗り越えて、日本の危機を救うためにみんなでがんばろう、そう決めたんです。いよいよ公示日が近づきました。あと2週間、どうかみなさんがっちりと組まれたスクラム、この力で何とか今度の選挙、一緒に勝利を勝ち取りましょう。どうか最後まで一緒にがんばりましょう。


民主党新潟県連選対本部長 参議院議員 渡辺 秀央 先生

大変ご無沙汰をしております。今日は大勢の本当になつかしい皆さんから、また新しい仲間の皆さんが会合をお聞きしてお集まりいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。今回お集まりいただいた皆さんに、白川勝彦さんに対しての皆さんの思いを確信して頂きたいと思うのでございます。

民主党新潟県連選対本部長 参議院議員 渡辺 秀央 先生まず一つは簡単に申し上げますと、この新潟5区になぜ白川勝彦くんなのかという事になります。今までの彼の選挙区は6区で、しかもまた、6区には私が旧新潟3区に皆さんの仲間として衆議会存続させて頂きました。 同じように白川くんの後援会は、あの自民党のはなやかしい頃の業種、業界、そういう商店街を始めとした所の支援をもらう事を前提とした後援会ではなく、田中角栄先生という超大物、本当に最高の官僚を勤められた村山先生がおられる、そんな新潟から立候補させていただいたのは、何十万の一対一の話し合いの中から出来上がった一人一人の結びつきでありました。

この新潟5区に来た彼はよそものではないのです。同じ新潟県民です。我々新潟県で生まれ育ち、新潟県の小学校、中学校、高等学校を卒業し、同じに新潟県人として、しかもとなりの地域で、しかも小さい時にさんざん長岡に通った。そういう意味では彼は同じ地域で生まれ育った仲間なのです。自民党時代から私と白川くんは、いつも同じ新潟に対しての思い、あるいは県政に対しての考え方などについて話し合っていました。

しかし、今の自民党、小泉政権には2人ともほとほと愛想が尽きた。もう我慢ならない。政権交代しなければならない、何のためだ。このままでは国家のため、国民のためにならない。それがはっきりしたからこそ、今回政権交代を目指し民主党、旧自由党、社民党が一丸となって戦う事になりました。選挙区を6区から5区に移すのは大変勇気のいる決断です。しかし、白川くんは国家のため、国民のため、新潟県民のために勇気を持って立ち上がりました。どうか白川勝彦くんに5区の皆さんのお力を何卒お貸しいただけるよう、心からよろしくお願い申し上げます。


最後に、白川が壇上にのぼり、以下のように決意を表明しました。

新潟県第5区 白川 勝彦 候補予定者

みなさんおばんでございます。最後の畑仕事、囲いの準備など、土曜日のお忙しい中こんなにたくさんの皆様がおいでくださり、ありがとうございます。ちょうど1ヶ月前の9月24日に県庁記者クラブで記者会見を致しました。記者会見は、おそらく新潟では用がない事でありまして、長岡に来たのでありますが、とりあえず長岡グランドホテルに一室を会場に借り、私の長い間支援者だった今年定年退職した方や、昔の秘書が来てくれたものですから、三人で仮事務所から始めた訳です。

今日、このパストラル長岡でこんな立派な会が開いて頂けたのは、本当に皆様方が支えて下さり、後援会を開くのもどれだけ多くの人々が努力しなければできないか、この道30年、かつての民主党、自由党、社会民主党、その三政党の皆様方が今こそ政権交代という旗を掲げて、皆様が支えてくれたから今日の会はあったと、白川勝彦感激し御礼申し上げます。

私は色々な格言が好きなのですが、座右の銘がありまして「雲は龍に従う」です。龍の絵を見ますと回りに雲があります。龍というのは雲がある空にしか天に舞う事しかできないと思いがちですがそうではありません。雲があろうがなかろうが龍は天空に向かって飛び立つ、そうするとそれを支援してくれる方々がある。だから、まず行動を起こす。ある条件が整えば、この条件が整えば、そんな事を言っているうちはなかなか、条件が整わない内に終わってしまう。という事を私は政治家として心がけてきたと思っています。

やはり隣の選挙区から見ず知らずの選挙区に来るというのは、政治家としてひとつの決断です。わずか1ヶ月でありますが、そういう気はしないですね。毎日朝7時半から5区中を駆け回っているうちに、もうこちらが昔からいた所のような、そんな感じがします。誠にこれは昭和51年から一緒に政治活動してきた渡辺秀央先生が道先案内人だったから、こういう風にできたのであります。

渡辺先生と白川は一緒に旧自由党から来たから、民主党と自由党の合併大会に呼ばれたその日に、私は新しい民主党に入党届を出しました。新潟県では、まさに3党一緒にやっていこうという事で、事実上一つの党みたいな形で私の選挙を支えて頂いている訳です。しかし、何故かこの我々に対して悪事をやっている様な雰囲気が民主党本部の中にあるみたいですから、昨日も菅さんに「いったいどうなっているんだ」と手紙を出しましたら、誠実な方ですから1時間もしないうちに菅さんから直接電話をいただきまして「田中真紀子さんの問題があるから決められない、どう言ってくるかわからないから見守りたい」と。「見守るのは良いですが、告示日がせまってるんですから本人に積極的に聞いてみたらいかがですか」と申し上げますと「ご存知の通り難しい人ですから、下手するとやぶへびになるかもしれないから見守る」とおっしゃいました。

「見守るだけでは公示日まで何も喋らないかもしれません。公示日には喋るでしょうが、そうするとこの問題は時間切れなのです。公示の日までに推薦か公認か決めないといけないのだから前日で良いから決めてください」と申し上げた所「とにかく田中真紀子さんがどういう事を言うか聞いてから出ないと決められない」とおっしゃいました。

今回の選挙において、本当に田中真紀子さんが反自民、政権交代という立場なら新潟5区に同じ立場の候補者は2人もいらないです。ここまで来ている訳ですから私が田中真紀子さんのところに行くわけには行かない。それをやるのが野党第一党である菅さんや岡田さんの仕事であると思います。とにかく政治的に難しい問題ですからとおっしゃいますが、総理大臣になればこんな問題は1日に3つ位こなさなければならないんです。菅さんも総理大臣になる男だから悲しい事は言わないで下さい。

政権交代というのは、やはり、ひとつの革命である。私はこう思っております。今回の選挙で野党が正面から政権を勝ち取ると、これは明治維新にも匹敵する革命だと思います。また、戦争に敗れ新しい憲法も次から次へとでき、信じられないような革命が次から次へと行われました。

私は十日町に生まれましたから、農地解放というのはいかに凄まじいものかを肌で知っています。社会主義革命でも農地解放は簡単にできない、社会主義だったソビエトよりも一種の農地をやった。その結果、小作と言う事で本当に苦しんでいた人々が、目を光らせながら、ひとつでも作った物は全部自分の物、当時は日本人の食料はない時代であります。どうすれば米がいっぱい取れるのか、一生懸命農業青年が働いている、それを子供ながらに見ました。それを肌で知っているから、戦後の日本国憲法を制定した事はひとつの革命であると思うのです。

今度はまさに国民が自分の汗水で自分たちの利益を代弁する政権を作る。これが3度目の革命であると思います。今の政権には足らない物がいっぱいある。私も含め民主党にも足らないものもあります。しかし、足らないからといって何もしないでは革命はできないのです。

新潟県における民主党、旧自由党、社民党の連携関係は日本の各県の中で最も進んでいる形だと思います。先程の長部先生、中川先生の話を聞けば、確かに党としてはまだひとつになっていませんが、もう事実上ひとつの党としてやっているのと同じくらい、ある意味では気持ちは通じ合っていると思うのであります。三党の皆様方の一致協力もさる事ながら、実際こおの一ヶ月間に370ヶ所で街頭演説をさせてもらいました。こんなに急速に白川支援の輪が広がって来たのが幸いにも小泉内閣が酷い事をやっているという事に国民が気付いたという事でしょう。確かに今までは騙されていました。あの髪型がベートーベンみたいだとか、オペラや歌舞伎にも詳しいとか、今までのダサい総理大臣に比べてハイカラそうな感じがする訳でありますけれど、選挙になれば髪形で決めるわけにはいかない。

小泉政権には4つの悪い所があります。一つ目は弱者切り捨て、弱い物いじめの政策をやり、そういう日本を作ろうとしている。これが第一の悪政です。二つ目は強引に中小企業を潰しをしているという事。もう10年も不況が続いて苦しいところから不良債権を処理する。これ以上不良債権を作らせないと言う事で不安材料や懸念材料のある会社に対する貸付金を早く引き上げなさいとやっているから中小企業が潰れている。これはまさに貸し剥がしと言われる現象であります。

三つ目は地方を潰すと言う事です。道路財源が余って、一般財源化しようと総理になってすぐに言いましたが、実は総理になる前から言っていたことです。道路財源を一般財源化すると言うと、一見そうかなと思いますが、それをするくらいならガソリン税を半分にするべきです。昭和30年代ならともかく、今は自動車は庶民の足です。東京の人は電車が多いから自動車には殆ど乗りませんが、我々は自動車中心の生活をしております。そしてもうひとつ、心筋梗塞や脳溢血などになった時、すぐに救急車が来てくれる、すぐに良い病院に連れて行ってもらえれば助かる時代になりました。仮に小さな集落に住んでいる方たちであっても、長岡に住んでいる方々と同じ値段の健康保険料を払っているのですから、その権利はあります。その命を守る為にどんな山の中でも無雪道路を作らなくてはならない。効率の問題ではないのです。小泉さんに無駄な公共事業と言われる筋合いはありません。

4つ目は卑屈なまでの対米従属外交です。私は高校2年生の時にアメリカに行きました。アメリカと言う国は好きですが、だからといってアメリカの全てが正しいと思わないし、真似しようとも思いません。だが、小泉さんはともかくブッシュさんの言う事を聞いていれば間違いはないという考えです。だからブッシュがイラク攻撃をするといえば、わかりました、それまでは国連で話をする。今は選挙前だから黙っていますが選挙が終わればただちに自衛隊をイラクに送る。この前ブッシュさんがきたらどうぞ、先導隊をどうぞ。この前年金を下げましたがあれだけ下げても国の財源は900億円助かるだけです。それなのにブッシュさんには1600億円出すというこの感覚、皆さん許せますか。私は許せない。

新潟県第5区 白川 勝彦 候補予定者日本には憲法第9条というものがあります。日本の自衛隊はあくまでも自衛隊ですから、海上自衛隊には航空母艦がない。作ったり買ったりする力や金がない訳ではない。航空母艦とは戦闘機を積んで他国を攻撃するための物です。小泉さんは自衛隊を軍隊、軍隊を自衛隊と言っているから世の中が乱れてくる。乱れているのはあなたの頭だと言いたい。

対米従属外交、私も長年自民党をみてきましたが、小泉内閣だけは許せない。日本は世界第2位の経済大国ですが小泉さんを見ているとアメリカの植民地みたいな感じがします。

私はこの四つが小泉さんの悪政だと思います。

マスコミ等は小泉さんを道路族や郵政族と戦う改革派だと言っていますが冗談ではない。小泉さんは代議士から総理大臣になった今も、銀行と保険業界の利益を代弁する典型的な族議員です。

そして小泉さんの政治資金は90%銀行業界の系統なんです。郵政民営化の件も正しければ大臣の時にできたはずですが、誰も応援する人がいなかった。総理大臣になってから、この機を逃せばもう郵政民営化などできないと思っているからやっているだけです。民主党に政権担当能力があるかと言われますが、あります。自民党程度の政権担当能力はあります。だって自民党の政治は役人が書いた原稿を棒読みし、役人が書いたシナリオをやっているだけなんですから。しかしそれだけでなく、皆さんの力を得て政・官・業癒着の政権交代を倒す。別の内閣を作った以上、役人に鼻面を引き回されるのではなく、鼻面を引き回す大臣や総理大臣がいる、そういう内閣にします。

東京で励ます会をやってもらいましたが、自治大臣時代の次官が全員来てくれました。そういう白川勝彦や渡辺秀央先生、役人に振り回されず、振り回す大臣がいる内閣こそ政権交代に相応しい。私の政治の原点は何か、やはり政治と言う物は、真面目に真剣に生きようという人たちに対して暖かい手を差し伸べる、そういう人達がきちんと報われる社会を作る事にあると思っています。

私は長岡の新潟のもう一つの極にしなければならないと思っています。新潟県では新潟市に一極集中していますが、長岡から小千谷、十日町、東頚城、魚沼、柏崎、上越には100万の人々が住んでいます。全国で100万人未満の県は7つありますが、長岡はそれらの県の県庁所在地くらいの都市になれるんだし、ならなければいけません。それが私のライフワークで渡辺先生や地元の先生方のご指導をいただきながら一緒になってやって行きます。

坂本竜馬や高杉晋作が飛び出したように、この白川勝彦も飛び出していけば、必ずこの新潟5区のみなさんが白川を見殺しにするはずはないと思っています。どうか皆さんのお力添えを心からお願い申し上げます。

写真:決起の気合@語る会長岡秀央会青年部 内山 正行 代表

それでは、白川先生のご当選を目指して頑張ろう三唱を行います。

頑張ろう!! 頑張ろう!! 頑張ろう!!     (拍手)

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