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白川・上柳 放送対談中の表情写真

ごごばん! デイリースペシャル 〜法律クリニック〜 2012年5月8日 火曜日 (第63回)

テーマ
「銀行が行っている複数ローンの立て替えについて、教えて下さい」

話者名話の内容
上柳毎週火曜日この時間は、「ごごばん!法律クリニック」の時間です。ラジオの前の、あなたの法律の問題について、お話を伺います。スタジオには、白川勝彦法律事務所所長、弁護士歴40年の白川勝彦弁護士です。今日も、宜しくお願いします。
白川どうぞ、宜しくお願い致します。
増山宜しくお願いします。
話者名話の内容
上柳では早速、今日もご紹介いたしましょう。匿名希望の40歳の男性からの、このメールです。
増山
現在、私には、複数の消費者金融などから500万円の借金があります。この借金をなんとか一本化したいと思い、銀行が行っている、いわゆる複数ローンの立て替えを利用しようと考えていますが、このシステムについて、殆ど知識がありません。銀行による複数ローンの立て替えの、メリットとデメリットについて教えてください。
上柳よく広告で、銀行による複数ローンの立て替えって最近見ますけども…じゃあ、何? というと、よく分かってないところもあるんですが。なんか、『まとめてくれるのかぁ〜』みたいな感じなんですけど。
白川昔は、こんな言い方しないで、いわゆるおまとめローンという言葉はありましたよね。また、新手の事を考えているんでしょうかね。
4〜5年前ですが、おまとめローンというのがえらい流行りまして、みんなが『おまとめローンをしたいしたい』と言って。私のところならば、おまとめローンやりますよとか、してくれる人を紹介しますよ、と、そういうことを、おまとめローン詐欺と、私は名付けたんですけど。
そんなのも流行ったくらいです。非常に、当時は大きな問題がありまして。なんで、おまとめローンなんていうのがあるのか、ちょっと、今日は根本を話してみたと思います。
要するに、おまとめしなければいけないということは、複数あるということですよね。この人の場合は、500万だとか。全部合わせても、80万とか100万位にしかならない人は、わざわざおまとめローンまでは考えないと思うんですね。普通、お父さんが、俺がいったん立て替えてあげると。私に返しなさいと。親御さんの場合は、金利までなんて言わないと思うんですよ。ところが、なんで銀行とか金融業者がおまとめローンをするか、と。なんだと思います?
上柳手数料ですかね。
白川要するに、金融機関にとっては、貸すことは仕事なんですよね。儲かるんですよ。しかも、新規に貸すと、80万とか100万貸したら、返らない恐れがありますよね。ところが、他の業者から借りている、と。そして、今悪戦苦闘しているけど、苦しいながらも、ちゃんと返してきた、と。と、いうことは、全く新しい人に貸すのに比べたら、資料があるじゃないですか。
上柳そうですね。大変だろうけど、一応は返してるという実績はあると。
白川だから、金融機関にとって貸し手を見つけるというのは、大きなメリットなんです。しかも、人がある程度やってあげて、この人は頑張って返すような人だと。
立て替えと言いますけど、要するに、これだけの金額を貸しますから、今度は私に払って下さい、と。その代わり、今の業者のやつは、ウチの方で返しますよという話ですよね。名前は色んな事を言うんでしょうけど、結局、金利はいくらなんですかと。金利タダで『おまとめローンで、私のところでやってあげます』というならば、債務者のためにやっているような気がしますけど。
問題は、その時の金利がいくらなのかよく聞いて、大体が14.5%くらいです。15%取る銀行も、いっぱいありますよ。と、いうのは、金融業者は3分の1規制があるから、貸せないわけですよね。銀行はこの規制がないから、『じゃあ、私が貸してあげますよ』と。その代わり、さっきいった通り、100万以下なら18%なんだけども、100万超えるから、法定金利は15%以上取っちゃいけないんですよね。そうすると、それだけでも3%くらい安くなる。それで、何よりも1社だけ払えばいいと。とにかく、いっぱいの借金を抱えている人にとっては、このおまとめローンというのは、やっぱり昔から大変魅力があるんです。
上柳金利が下がる場合があるんですね、返す時の。
白川100万以上の場合だと18%ですから…今でも。以前ならもっと高かったです。それをまとめるんだから、100万超えちゃいますよね。だから、法律上は銀行ですから、違法金利は取りませんから。ある程度、その人の返し具合を見ているわけですから、ですから、それならば新規に貸しつけるよりもいい、と。それで、必ず審査があります。だから、私の事務所におまとめローンを申し込んだんですが、審査断られましたと。
上柳そういう人もいるんですか。
白川多いです。だから、さっき言った通り、良い借り手だけを集めたい、と。それは、虫がいい話であって…
上柳リスクが多いなと思ったら、審査に通りませんでしたと。
白川おまとめローンがそういうものだと知っていますから、複数ローンを一本化して立て替えるなんて。一見すると、借りるんじゃなくて、立て替えてもらうだけなんだと。そんなことをする業者は、いません。
ですから、本当に金利タダでまとめてくださるというなら、助かるかもわかりませんが。金利がいくらでまとめてくれるのか、ということ以外に、あまり …… 基本は、業者が業者のためにやっているんだと。決して債務者のためにやっているんじゃない、という基本を踏まえて考えたら、一番いいんじゃないでしょうか。
上柳審査というのが、その前にありますよと。
白川正直言って、本当にしっかりした人ならば、審査通りますけど、殆ど、通らない人の方が多いんじゃないでしょうか。
上柳やっぱり、それくらい厳しいですか。
白川だって、いいものだけ頂こうという発想ですから。
優良債務者だけをピックアップして、その人たちを立て替えて。立て替える方は、仕事としてやっているんですよね。そして、最大の問題点は何かというと、人を呼び込むために18%を15%にせざるを得ないんですね。だから、3%金利は下がるわけですね。
この方の場合、500万ありますね。たぶん、100万以下が多いと思うんです。それをまとめてやるとなると、数が多いんで、確かに18%が15%になるんだけど。
ただし、問題はそれだけじゃすまないということなんですね。ですから、本当に安い金利で、2%とか3%とかそういうのでもってやるというのであれば、考えてもいいはずなんだけども、普通は、そうじゃないと思います。
最大の問題は、長い付き合いのある業者の場合は、本来我々弁護士から見たら、減額出来たり、場合によったら、過払いが出るケースもあるわけですね。銀行同士ですから、そういうことはしませんので … 業者同士ですから。業者の言うお金は、全額返すわけです。そうすると、本来なら500万円の借金が、実は200万円くらいでも、500万円いったん返すわけですね。
…と、いうことですから、おまとめローンをする前に、借金そのものを減らしたいなら、弁護士と相談して、どうしたら早めに終わらすことができるか、相談した方がいいと思います。
上柳なるほど、良くわかりました。初めて、ちゃんと分かりましたね。お時間でございます。白川弁護士でした。来週も、宜しくお願いします。
白川宜しくどうぞ、お願い致します。
増山ありがとうございました。

上柳昌彦氏・ 増山さやか氏 = ニッポン放送アナウンサー (文中敬称略) | 第62回 | TOP[t] | 第64回

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