マスターズ終幕
09年04月13日
No.1140
今朝も午前3時30分からマスターズ・トーナメントをテレビ観戦していた。いろいろ点で見応えのあるトーナメントだった。優勝したのはアルゼンチンのカブレラだった。南米初の優勝者だという。南米では、ゴルフはあまり盛んじゃないのだろうか。ケニー・ペリーはほとんど優勝を手に仕掛かったところでそれを逃してしまった。いつも言っているように勝負は下駄を履くまで分からない。
大御所タイガー・ウッズとミケルソンの闘いもなかなか見どころがあった。大御所でも思うようにいかない時もあるのだ。しかし、最後まで大御所としての迫力はあった。日本の賞金王・片山晋吾の4位も見事だった。日本選手では過去最高の成績だという。ゴルフに詳しい人にとっては、他にもいろいろな見どころがあったのだろう。それにしてもオーガスタのゴルフ場のあの美しさは何だ。一度は訪れてみたい。とてもプレーをする気などにはなれないが…。
今回の政界を論評したり、占う上で参考・暗示することはいっぱいある。それはそれぞれが感じるべきことであって、能書をいうと厭らしくなる。最高の舞台における最高のプロの命懸けの勝負は、筋書や能書のないドラマだ。それにしても石川遼を異常に持ち上げたマスコミには疑問を持たざるを得ない。
プロゴルファーは勝負師である。マスコミがいくら持ち上げてみても、実力がなければ勝負には勝てない。勝負師を過保護などしてはならないのだ。そんなことは勝負事(スポーツ等々)を蔑(ないがし)ろにする行為であり、私は好きになれない。勝負の凄まじさや美しさを素直に報道すればそれで良いのだ。芸能タレントや政治家などと同じように、マスコミは自分たちでスターを作ることができると自惚れているようだ。喝!!
それでは、また。