change できない政治番組
08年11月09日
No.985
今日は日曜日。私はキリスト教徒ではないので、今日はブラブラして過ごそうと思っている。先週は忙しかった。少し休養をとりたいのだ。永田町徒然草もちょっと気張った。だから今日は軽いモノにしたい。
今日も朝から日曜定番の政治番組をみている。今日はこれを題材に書くつもりもなかったので、気軽なつもりで見ていた。『時事放談』から始まっていま『日曜討論』を見ているところだ。みなオバマ次期大統領の誕生を取り上げている。みなchange を取り上げているが、いちばんchangeできないのがこの政治番組であり、そこに出演する論者たちである。
私は長い間政治の世界で生きてきた。政治家も実社会で生きているのだから普通の人々と同じように真面目に生きていかなければならない。真面目に生きることのひとつは、毎日同じことをコツコツとやることである。だから私はコツコツと物事をやる人を尊敬している。私などは、そういうことが少し苦手なのだ。しかし、世の中には劇的に変わらなければならない事がある。劇的に変えない時もある。政治的決断は、そういうときに行われるのである。
政治番組は政治を扱う番組である。だからそこに出る、あるいは出させる論者は政治家である必要はないが、政治というものがそのようなものであることを知っていることは必要である。政治というモノをもっと勉強して欲しいと思う。それにしてもNHKの『日曜討論』の論者はいったい何なのだ。外交防衛というと決まって森本拓殖大学院教授が出てくる。私に言わせればこの人物は、右翼反動である。なぜNHKがこんな人物を度々出演させるのか。
それでは、また。