ある残夏
08年08月30日
No.915
白川勝彦法律事務所は今週すごく忙しかった。その上に『WiLL』の私の記事を見たというので、多くの方から電話を頂いた。昨夜は『渡る世間は鬼ばかり』の日だとばかり思っていたのだが、金曜日であった。完全に1日ズレていたのである(笑)。“レンズ エラー”がでたデジカメの修理に渋谷の店に持って行った。
保証書はまだ持っていたので預かってもらえた。愛用のデジカメを修理に出すのはこれで2回目にである。いずれも保証書があるので無料である(参照:永田町徒然草No.428「歓喜に寄す」によせて)。保障期間は5年だからあと3年半もある。3万円くらいのデジカメだが、2回も修理にするのだからメーカーも大変である。もっとも1年半の間に2度も故障するデジカメの方にも問題があるのかもしれない。そういうことなので「即写寸言」は、3週間近くupdateできない。「もともとあまり更新していないじゃないか」といわれそうだが・・・(笑)。
渋谷に行ったので、友だちと麻雀をした。外では落雷の音が一晩中鳴り止まなかった。こんなに大きな雷鳴が一晩中続くのも珍しい。雨もだいぶ降ったようである。土曜日は忙しいので、早めに麻雀は切り上げた。雷はおさまっていたが、雨はまだかなり降っていた。たまたま来たタクシーを拾った。個人タクシーであった。乗るなりいきなり「白川さんですね」といわれた。「下北沢ですね」といわれビックリした。
「白川さんですね」といわれることは、それほど珍しくない。しかし、「下北沢ですね」といわれたのは初めてである。国会議員だったころ私を一度乗せたことがあるというのだ。確かに下北沢は以前私が住んでいた所である。車中いろいろな話をしたが、その運転手さん曰く、「今日の天候は、今の日本を現しているんじゃないですか!」。その運転手さんも現在の政治にきっと怒っているのだろう。鞄の中に『WiLL』があったので、降り際に渡した。
私は今日も仕事だ。今日も忙しくなりそうである。外は青空だ。蝉が往く夏を惜しむかのように鳴いている。
それでは、また。