ヘッダバイパス[j]ump
liberal-shirakawa.net 白川勝彦 Webサイト (HOMEへ)
白川勝彦へメールを送る
永田町徒然草を閲覧しています
自薦論文を閲覧します
白川文庫を閲覧します
フォトエッセイ即写一言を閲覧します
永田町徒然草
自薦論文
白川文庫
フォトエッセイ 即写一言
プロフィル
リンク

 

やはり餅屋は餅屋

08年08月05日

No.891

 永田町徒然草No.889「暑い都会のオアシス」で、「エコ・CO2削減のキャンペーンで寒く感じる程クーラーを強く効かせた所は少なくなった。それでもそういう所がまだある。数日前にそういう所で少しまどろんだところ、夏風邪をひいたのか喉をやられたのか、いずれにしてもちょっと喉が痛い。私はヘビースモーカーだから喉頭癌になっているのかもしれない。週明けには私の慢性副鼻腔炎(蓄膿症)を手術して下さった先生に診てもらうつもりである」と書いた。

その結果は、お陰さまで喉頭癌などでなかった。最近このように私は体や健康に関して大袈裟にするようにしている。ひとつは、私より10歳上の実の兄が第五期の癌で闘病しているからである。兄は癌が見つかってから、癌について徹底的に勉強した。いろいろなことに挑戦したが、辿り着いた結論は「癌は早期に発見すれば、ほとんど治せる。しかし、発見が遅れると癌はやはり命にかかわる大病である」というものであった。私は会う度に「一年に最低2回は癌の検査をするように」と言われている。兄の癌の発見は、大腸癌であり第五期であった。その時に前立腺癌も見つかったが、これもすでに第五期であり、骨に転移していた

もうひとつは、いま仕事の中心にしている債務整理は、毎日3年以上先のことを決めているからである。弁護士会の基準では、任意の和解による債務整理は原則として3年以内で解決するように定めている。しかし、特別の事情のある場合には5年以内ならばやむを得ないとしている。依頼者の収入や返済に回せる金が少ないために、三年以内に解決できないことも結構ある。中にはどうしても5年近くかかることもある。依頼者側の事情によるものである。私としては5年先のことに責任をもたなければならないのである。債務整理を始めてから、私は5年先も元気に生きていなければならないと考えるようになった。私が体・健康に関して大袈裟になったのは、そのためである。

昨日朝一番で25年前に慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術をした際にお目にかかったお医者さんのクリニックに行った。先生のクリニックは渋谷にある。タクシーで800円であった。選挙の時私はどうしても喉を痛めるので、そのつど先生に相談していた。だからこの25年間、私の鼻や喉の状態をいちばん知っている先生なのである。開院30分前に着いたので、私が最初の来院者であった。もちろん一番に診てもらった。診察が終わってネブライザーで鼻と喉に吸引している時、私と同じような症状を訴える来院者が次々といたのである。やはりクーラー(エアコン)をあまり強くするのは、体や健康にあまり好くないのである

薬も頂いてきた。5種類の薬を8時間おきに飲まなければならない。先ほど3回目の薬を飲んだところだ。わずか1日で喉の状態はだいぶ違ってきた。やはり餅屋は餅屋である。最近テレビCMで“完済人になろう”などと宣伝している“おまとめローン”なるものがある。“おまとめローン”なるものは、かなり問題が多い。最近“法の庭”徒然草で4題つづいて“おまとめローン”について書いた(No.14~17)。日々の仕事でその弊害を感じたからである。関心のある方は、ぜひご覧いただきたい。

それでは、また。

  • 08年08月05日 08時29分AM 掲載
  • 分類: 1.徒然

白川勝彦OFFICE   白川勝彦へメール送信 ]

Valid XHTML 1.0 TransitionalValid CSS!Level A conformance icon, W3C-WAI Web Content Accessibility Guidelines 1.0

Copyright©K.Shirakawa Office 1999-2016 - Web pages Created by DIGIHOUND L.L.C. All Rights Reserved ©1999-2016
Powered by Nucleus CMS. Page designed by James Koster.Ported to Nucleus by Joel Pan. Re-design and adjusted by DIGIHOUND L.L.C. © 2006-2016