暑い都会のオアシス
08年08月03日
No.889
口説きたくないが、昨日の東京は本当に暑かった。朝起きた時からもうムッとした暑さであった。このように暑いと少しでもクーラーが効いているところがありがたい。通勤の地下鉄も事務所も喫茶店も都会ではオアシスに感じられる。昨日は土曜日だった。いつものように私は事務所に出た。夕方7時ころまで仕事をした。外に出ると暑いので、仕事は一向に苦にならない。
いくら暑い日といっても夕方になると外を歩いても、汗がそんなにでる程の暑さはなくなる。だが、涼しいという訳にもゆかない。地下鉄に乗ろうと駅に入るともう涼しい。クーラーを使わない自宅に帰る気にはなれず、仲間のいる雀荘に行った。案の定、いつもの仲間が卓を囲んでいた。麻雀はどうでもよいのだが、涼しいのがありがたい。卓に入ったり、ソファで休んだり、夕食をとったりして涼を楽しんだ。自宅でクーラーを使っていないと、クーラーのあるところは天国となる。
「それじゃ、家でもクーラーを使えばいいではないか」というご仁がいるだろう。だが、そうではないのだ。一日中クーラーが効いたところにいるとそれが当り前になる。クーラーがある所がすべて天国ということにならなくなる。なんだかんだといっても自宅で過ごす時間は長い。そこでクーラーを使っていないからクーラーのある所がありがたいのだ。それからクーラーの効かない所にいると、暑さに少し強い体となる。
だからクーラーが効いている所が涼しく感じるのである。クーラーが効き過ぎていると、寒くさえ感じる。エコ・CO2削減のキャンペーンで寒く感じる程クーラーを強く効かせた所は少なくなった。それでもそういう所がまだある。数日前にそういう所で少しまどろんだところ、夏風邪をひいたというのか喉を痛めたというのか、いずれにしてもちょっと喉が痛い。私はヘビースモーカーだから喉頭癌になっているのかもしれない。週明けには私の慢性副鼻腔炎(蓄膿症)を手術して下さった先生に診てもらうつもりである。
今日は、NHKラジオの『ラジオ深夜便』を聞きながらこれを書いている。深夜のテレビはもう駄目である。遂にラジオにきた。それも詰まらなければ、コンポで『第九』を聴くしかない。ところが最近コンポが疲れたらしく、ときどき音が飛ぶのである。小一時間の内のほんの0.数秒なのだが、これが嫌に気になるのである。8年前に買った数万円のコンポはどこで直してもらえるのだろうか。そういう所が無いならば、買うしかない。省資源・省ゴミといわれているが、万事この通りなのである。
今朝は爽やかな空気が窓からそよりとも流れ込んでこない(午前3時50分現在)。先ほど聴いたラジオの気象情報では、北海道と東北を除いた所は全国的に今年最高の暑さになるという。今日の私の仕事は1本の原稿を書けばよいだけだ。時間はある。こういうときは“覚悟”を決めて炎天下の散歩をしてみようと思っている。もちろん熱中症対策は怠らないつもりだ。暑さに堪えるには、暑さに強い体を作るのがいちばん良いというのが私の生き方である。
それでは、また。