お盆である。
08年07月13日
No.868
土曜日、私は基本的に事務所に行く。多重債務で悩んでいる人たちは、平日は事務所に来れない。じっくり相談できるのは土日である。だから白川勝彦法律事務所は原則として土曜日は仕事である。スタッフは交代で土曜日に出勤することになっているが、私の代役はいない。昨日の午前11時ころ事務所に行く時、完全に夏の日差しであった。
ところが、相談に来た人と面談中に強い雨が降ってきた。落雷の音もかなりした。午後4時過ぎに事務所を出た。雨は止んでいたが、道路はかなり濡れていた。あの暑さの雨の後であるから、蒸し蒸ししていた。これが本来の梅雨どきというものである。こうでなくちゃ、植物は育たない。地球温暖化と同じように砂漠化が大きな問題になっている。資源は少なく食糧自給率の低いわが国だが、水だけは豊富である。まさに瑞穂の国である。しかし、いくら水があっても、暑さもなければ食糧は採れない。だから、あの蒸し蒸しは必要なのだ。
今日事務所は休みであるが、私は今日中にかなり長い原稿をひとつ書き上げなければならない。そんなことで昨夕、食料の買出しにいった。コンビニ弁当を私はあまり買わない。スーパーでおかず類を買ってくる。スーパーで食べたい物を買っておけば、基本的に食事は大丈夫だ。ご飯は“パックのお粥”か“サトウのごはん”をチンする。家内もお惣菜を作ってくれるので、食堂に行かなくてもだいたい大丈夫だ。
スーパーに“お萩”がたくさん並べてあった。最近私はけっこう甘いものを食べる。腹の足しにもなるし、お菓子の代わりにもなるのでひとつパック買って来た。気が付いたら明日から“お盆”である。田舎育ちの私にはこの7月のお盆というのがどうもピンとこない。お盆といえば、やはり8月なのだ。8月のお盆は日本中が休みになる。おおかたの人々にとってもお盆はやはり8月なのではないか。こんなことをいうと家内や家内の母に叱られるので、私も今日は義父のお墓のお参りに行く。
7月も中旬となると、夏らしくなる。梅雨明けした西日本ではもう夏本番なのであろう。関東の梅雨明けはまだ先のようである。今年の梅雨は梅雨らしい日が少なかった。空梅雨だと夏の水が心配なのだが、騒がれていないところをみると大丈夫なのだろう。地球は温暖化しているのであるから、今年の夏も暑いと覚悟しておいた方がいい。しかし、これだけエコ・CO2削減が言われているのであるから、電力不足ということにはなるまい。もしそうなるようだったら、このエコ騒ぎはいったい何なのかと疑いたくなる。
それでは、また。