CO2削減とウィンブルドン
08年07月07日
No.862
昨日は久しぶりに休みだった。白川勝彦法律事務所はけっこう忙しいのだ。長い間、年中無休の政治活動をしてきたので、こんなことは一向に気にならない。しかし、事務所のスタッフはそんなことに慣れている訳ではないので、日曜日は特別な仕事が入っていなければ白川勝彦法律事務所もお休みである。そんな訳なので、昨日は遅くまで寝ていた。
モーニング・コーヒーを飲みに正午前に出かけた。外は真夏の暑さだった。ちょっと運動不足なので、例の散歩に出かけるつもりだったのが、これは止めることにした。今年はまだ暑さに慣れていない。そんな状態で無理に暑い中を散歩して、熱中症になってもツマらない。私の部屋はけっこう涼しい風が入る。こんな日は出かけるのを止して、ここで過ごした方が賢明である。提出期限の迫った文書が幾つかある。それを書くことにした。
提出期限は迫っているが、締め切りという訳ではない。だから無理をしてでも書かなければならないと訳ではない。少し疲れるとベッドで休んだ。余裕のある仕事というのは、気楽である。かえって良いものが書ける気がする。日曜日に観ることにしている『ダーウィンが来た!』と『篤姫』を観た以外は、テレビを切って文書を書き上げた。余裕をもって書いたので、けっこう良いもの書けた。それを終えてウィンブルドンの男子シングルス決勝を観た。いま雨で中断したところだ。ナダルの2セットアップである。第3セットの途中である。フェデラー、ピンチだ。120数年ぶりの6連覇というのは、やはり大変なのだ。
ニュース報道番組は、洞爺湖サミット一色である。これだけ地球温暖化がいわれ、CO2削減の必要がいわれているのだから、電気の消費が少し減ってもよいと思うのだが、どうなのだろうか。私も必要のない電灯をできるだけ消すようにしている。もちろんクーラーなど使っていない。事務所でクーラーを使わない訳にはいかないが、今年も自宅ではクーラーを使わないようにするつもりだ。過去ふた夏、私は自宅ではクーラーを使わなかった。ふた夏クーラーなしで過ごせたのであるから、この夏堪えられないとは思わないのであるが、果たしてどうなるか。
私がCO2削減問題対し少し斜に構えていると思っている人が多いと思う。率直にいってその通りなのだが、CO2削減問題・地球温暖化対策に異を唱えている訳ではない。もっと納得いくように説明してもらいたいということだ。アカウンタビリティの問題だ。私も自信をもって地球温暖化とCO2など関係ないという確証がある訳ではないので、自分にできることは実行するようにしている。それにしてもCO2の排出を50%以下に削減することに成功するまで、今日のようにヒステリックにCO2削減を叫び続けるのだろうか。そのストレスたるや相当のモノである。
深夜2時までテレビをみて、パソコンに向かって永田町徒然草を書くことなど、CO2削減派からみたら国賊なのだろう。いや“人類の敵”である。早くupdateして、電灯を全部消してベッドでフェデラーとナダルの決勝戦をみることにする。120数年ぶりの快挙があるかないかなのだから勘弁してもらおう。この試合が終われば、深夜ウィンブルドンのテニスを観ることもなくなる。毎日午前4時頃までテレビをみるのも大変なのだ。仕事にも影響する。
それでは、また。