ヘッダバイパス[j]ump
liberal-shirakawa.net 白川勝彦 Webサイト (HOMEへ)
白川勝彦へメールを送る
永田町徒然草を閲覧しています
自薦論文を閲覧します
白川文庫を閲覧します
フォトエッセイ即写一言を閲覧します
永田町徒然草
自薦論文
白川文庫
フォトエッセイ 即写一言
プロフィル
リンク

 

稲森いずみと時代劇スペシャル

07年01月03日

No.294

昨2日は、久々にゆっくりと眠って目覚めた。しかし、1週間以上の無理のため爽快という訳にはゆかない。大掃除をしている暇がなかったので、ダイニングや私の部屋の大掃除をした。新しい年を実り多い年とするためには、やはりきれいにしておかなければならない。午後2時ころ朝食兼昼食を作って食した。例によって野菜をどんぶりにいっぱい盛って電子レンジでチンするやつだ。最近では、この料理が私の常食となった。ご飯やパンや麺をとる方が例外となった。1日遅れの元旦といっても、おせち料理を食べたいとは思わない。食事をしながらそれとなく見始めたテレビに1日中縛られることになった。

テレビ東京なので見ることができない地域もかなりあると思う。テレビ東京の新春ワイド時代劇『忠臣蔵 搖(注意!)泉院の陰謀』(搖は正しくは手偏ではなく王です。私のワープロにはその字がないので仮に搖を当てました。くれぐれもご注意を!)である。連続で10時間やる特別番組だ。昨年は土井利勝と荒木又衛門を取り上げた『天下騒乱』だった。私はこれを見た。10時間番組というところが気に入ったからである。しかし、デキはちょっと散漫であまり面白くなかった。今年は『忠臣蔵 搖(注意!)泉院の陰謀』をやることをCMで知っていたが、ハマって見るつもりはなかった。

私の野菜食は、食べるのに小1時間近くかかる。食事をしながらこれを見ているうちに私は完全に引き込まれていった。忠臣蔵であるから誰でもだいたいのストーリーは知っている。だから馴染みがあるのだろうが、ありきたりだとしたら面白くない。史実に基づくものかどうかは知らないが、私たちが知っている忠臣蔵とはひと味もふた味も違っていた。新しい視点から新しい解釈をいれたストーリーを展開して率直にいって面白かった。結局午後11時55分まで見る羽目となった。途中見なかったのは、夜のタバコがなくなりそうだったのでこれを買いに行ったときだけだった。夜10時までに買っておかないと私が吸っているショートピースは手に入らなくなるからである(笑)。

搖(注意!)泉院役を演じたのは、稲森いずみであった。もちろん主演である。しかし、不明にも私はこの女優を知らなかった。ドラマは好きなので見れるときは見ているので、主演をする俳優くらいはだいたい知っている。ちょっとショックであったが知らないものは仕方がない。あなたは稲森いずみをご存知か?1月1日付けの朝日新聞6面に稲森いずみの囲み記事があった。それによると「鹿児島県に生まれ、高校時代からキャリアウーマンを目指した。米テキサス州の大学に1年半語学留学したのも『やりがいのある仕事で自立したかった』という思いからだ。その芯の強さや行動力が搖(注意!)泉院と重なる。(中略)時代劇に経験はあるものの、主演は初めてとなる(後略)」とのことだ。

大石りく役の松坂慶子、正親町町子役の萬田久子、唐崎役の梶芽衣子などとならんでもまったく遜色がなかった。主演だから大石内蔵助役の北大路欣也、柳沢吉保役の高橋英樹、浅野内匠頭役の高嶋政伸などといっしょに演技するシーンが多いのだが、いまや日本を代表する男優と並んでも少しもひけをとらない。こういう新しい女優を育てていってほしいものである。大抜擢した関係者に敬意を表する。私は稲森いずみのファンになった。なお原作:湯川裕光 脚色:ジェームス三木 監督:重光亨彦・津島勝である。ジェームス三木は知っているが、他は知らない。この際テイクノートしておこう。

最近のマスコミは報道番組も文芸番組もお粗末なものが多過ぎる。だから私もマスコミ批判をすることが多いが、批判しているだけではダメであろう。良いものがあったらあったら、これを応援する必要がある。そうすることによって真面目な番組作りをしている人たちを元気付けていかなければならない。その意味では、大晦日(31日)にTBSの関口宏が司会をしている『サンデーモーニング』は久々にいい報道番組だった。最近のフジテレビの「報道2001」やテレビ朝日の「サンデープロジェクト」は、ときどき気味が悪くなるほど俗悪な報道番組となった。そんな関係で少し前からサンデーモーニングを見るようになった。大沢親分と張本さんのスポーツ番組の前に報道番組をやる。大晦日ということでその特別番組だったのだが、これはなかなか見ごたえがあった。

きっとこの二つの番組をみた人は多いであろう。しかし、見ていない人にこの二つの番組の概要を伝えることは難しい。腹立たしいが、私の筆力では無理だ。ことほどさようにテレビの情報量はインターネットに比べれば、その何百倍もあるのだ。したがって国民に与える影響力も大きいのだ。だからマスコミの偏向や低俗化を無視することはできないのである。いい番組をみたら、これからは激励の電話やメールを送るようにしたいと思っている。今日これをupdateしたら、TBSとテレビ東京にこの永田町徒然草をメールで送るつもりである。両社のWebサイトにはきっと投稿欄があるだろうから。かくして私の正月2日は終った。

それでは、また。

追記 両方とも投稿欄がありました。そして無事投稿できました。03:15記す。

参考    稲森いずみ公式サイト    Wikipediaの稲森いずみの項

  • 07年01月03日 02時45分AM 掲載
  • 分類: 1.徒然

白川勝彦OFFICE   白川勝彦へメール送信 ]

Valid XHTML 1.0 TransitionalValid CSS!Level A conformance icon, W3C-WAI Web Content Accessibility Guidelines 1.0

Copyright©K.Shirakawa Office 1999-2016 - Web pages Created by DIGIHOUND L.L.C. All Rights Reserved ©1999-2016
Powered by Nucleus CMS. Page designed by James Koster.Ported to Nucleus by Joel Pan. Re-design and adjusted by DIGIHOUND L.L.C. © 2006-2016