最近のNHK の深夜番組は!?
08年06月01日
No.825
「政治家は、偉大なる常識人でなければならない」というのが私の信念である。常識人というのは、世間の普通のことに興味や関心をもつ者である。言葉を変えれば、要するに俗物ということだ。政治人間である私は、紛れもなく常識人だし俗物でもある。そんな私だが、最近のNHKの深夜番組には耐えられないものを感じる。いったい何を考えているいるのだろうかと思う。
特にそのように感じるのが深夜番組である。なぜかことさらに若者相手の番組に力を入れているようだ。たぶん民放を意識しているのであろう。民放の深夜番組は若者だけをターゲットにしているようだ。私は、午前0時以降の民放にチャンネルを合わせる気すら起きない。若者はあんな番組に本当に興味をもっているのだろうか。本当に面白いのならば何もいうつもりもないが…。ああいう番組をみていないと話が合わなくなるからなのではないか。芸能人による芸能界のための番組のような気がする。ワイドショーにもこういう番組が多い。
しかし、最近NHKも無理に若者向きの番組を作ろうとしているので、深夜は若者向きの番組しか放送されていない時間帯が、地上波でもかなりある。私は若者向きの番組だから観ないのではない。面白いと思えないから、みないのである。本当に面白い物ならば62歳の私にも面白いと思われるのだが、どうしてもそのように思えないのである。偉大なる常識人、相当の俗物である私に面白いと思えない物が、本当に若者から面白いと思われているのだろうか。私は別に若者や放送局に媚びる必要もない。
だから私は教育テレビにチャンネルを合わせるのである。日本史や世界史、地理や地学は十分に楽しめる。生物は昔から好きだった。家庭総合もけっこう面白いし、ためになる。数学や物理、語学は遠慮する。ところが教育テレビも午前3時に終わる。NHK総合にチャンネルを戻すが、ただ放送しているだけという番組が多い。私は午前4時から始まる日本テレビの『おはよん』を待つ。ところが土日はこの『おはよん』もない。土日の“深夜早朝番組”くらいは、もっと気合を入れて作れよと言いたくなる。
私が永田町徒然草を毎日書いているのは、政治の専門家として「政治は面白いぞ!」ということを知ってもらいたいからである。面白い物をいつも書ける訳ではない。最近のように仕事が忙しいとニュース報道番組をみられないことが多くなった。ときには私の都合でみられないときもある。昨日は仕事の後、友人たちと遅くというか早朝まで飲んでいた。だから昨日の世間の動きをまったく知らなかったからである。
もうひとつ事件があった。午前3時半ころ帰宅したのだが、カバンの中に鍵が入っていなかった。熟睡していた家内に起きてもらって家に入った。きつく叱られること、叱られること。正午からは会議があった。無理して書いてみたところで、それではどうせ、大したものは書けない。そこでお休みにしたのである。そうしておかないと、愛読者に幾度もアクセスさせてしまうことになる。現にホームページのカウンターは、5月31日午前3時から6月1日午前3時までに3574増えていた。実際に白川サイトにアクセスした方はこの約10倍である。だから「今日はお休み」とupdateするのである。おかしなサイトだ(笑)。
それでは、また。