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“党人派”という懐かしい呼称

08年05月22日

No.815

本日午前3時半ころ、私は最後の力を振り絞ってある文書の最終章を書き上げた。頭は朦朧としていた。仮眠をしていま目覚めたところだ。これから校閲し、正式な様式の文書にして午前10時に約束どおり提出する。昨日の午前から今朝まで一心不乱に取り組んでようやく書き上げた。ざまぁ見ろだ!

昨日午前に10時ころ、2ヵ月後でよいと思っていた文書を今日中に提出せよと裁判所からいわれた。私は耳を疑ったが、どうしても今日中に出せというのだ。私は2ヵ月後でよいと思っていた文書の作成に取りかかった。基本的なコンセプトはだいたい決まっていたので、筆はどんどん走った。どうしてもという日程だけをこなしての突貫作業である。その文書の最終章を書き上げたのが、今朝午前3時半ころだったのである。

人間やればやれるものである。それにしても丸1足らずの作業だったのに、最後は朦朧としてしまった。かつての私なら3日くらいぶっ続けで作業をしても平気だったのだが・・・・・。私も老いたものである(笑)。ある警察署が絡む案件なのだが、書き始めると私の闘志は燃えていった。あまりにも警察の横暴が酷すぎる案件なのだ。最近の警察のやり方はどう考えても酷い。私はそういうことが許せないのだ。私の筆の走ること、走ること。

「ざまぁみろ!」は急に1日で書き上げろなどという理不尽なことを私に命令した裁判所に対して言いたかったのだ。最近の裁判所は、ちょっとおかしい。昔では考えられないことを平気で行う。政治が出鱈目をやっていると、世の中の全体がおかしくなる。最近の自公“合体”政権の横暴は、自民党だけの本性ではない。公明党だけの本性でもない。官僚組織の横暴でもあるのだ。そういえば警察も裁判所も官僚機構の一部だ。そう思えば、少しもおかしくないのかもしれない。

道路特定財源では、官僚の無駄遣いが問題となった。官僚の無駄遣いも問題だが、官僚の傍若無人や横暴に泣かされている国民は多いのではないだろうか。無駄遣いよりこれはもっと悪いのではないか。政治の世界では“党人派”という言葉がある。最近ではあまり使われなくなったが、国民が何となく親しみを込めて使った言葉であった。“党人派”に対する政治家は“官僚政治家”だった。“官僚政治家”全盛の時代もあった。

いまの政治家は一体どっちなのだろうか。官僚出身の政治家は、自民党にも民主党にも多い。しかし、こういう政治家を“官僚政治家”と呼んだ訳ではない。“官僚政治家”とは、局長程度まで務め上げて政治家になった人をいう言葉であった。課長程度までしかやっていない政治家を、私たちは“役人出身の政治家”と呼んだ。多少の軽蔑を込めての呼び名だった。政策通などと私たちは間違っても呼ばなかった。

最近は、与党も野党も政策通の政治家だらけだ。悪いとはいわないが、道路特定財源問題ひとつを捉えてみても、かなりいい加減な政策通だらけだ。だから財務省にいいようにやられてしまうのだ。役人の世界では、大蔵省や財務省は別格なのである。大蔵省の役人と刺し違える度胸をもった役人など滅多にいなかった。役人出身の政治家の欠点はここにある。最近の政策通の政治家も同じ欠点があるのではないか。こう考えると与野党の道路特定財源の一般財源化に対する認識が現在のようになるのは至極自然なのかもしれない。嗚呼・・・・。

それでは、また。

  • 08年05月22日 07時26分AM 掲載
  • 分類: 1.徒然

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