バンコクあれこれ。
08年03月10日
No.733
昨日は日曜日で、仕事は休みだったので時間があった。私はバンコク市内をブラブラすることにした。バンコクのメーンストリートはとにかく自動車が多い。空気もかなり悪い。そこでちょっとした横道に入っていった。ケニア大使館のあるところであった。すごく感じが良かったので、私はどんどん歩いていった。横道に自動車はそんなに多くはない。道添の家はすごく感じが良く、庭の気配も感じられる。地図をもっていなかったので、さっき歩いていたメーンストリートから離れないようにした。
ところが、さっき歩いていたメーンストリートの方に向かって歩くのだが、横道は直ぐに行き止まりになってしまう。歩いてきた道を遡るにしては、すでにかなり歩いてきた。ホテルカードは持っているから、いよいよ疲れたところでタクシーを拾えばよいと思い、方向は気にせずにどんどん歩くことにした。私が歩いたところは高級住宅地のようである。その証拠に自動車は通るのだが、歩いている人にはほとんど会わない。
それほど暑くはなかったが、なんといってもバンコクの正午の頃である。汗びっしょりになる。水を飲みたくなったので、中華料理店に入って熱いお茶を頼んだ。お店のテレビでは中国語放送が映っていた。映っている映像に日本のバラエティ番組があった。これはどうやら台湾の放送のようである。たぶん衛星放送で見ているのだと思う。ちなみに私のホテルのテレビでは、NHKの国際放送(たぶん?)が見れる。昨日の朝には自民党の伊吹幹事長が長々と映っていた。バンコクに滞在する日本人のために放送しているという感じがする。そうだとすると国際放送の本来の趣旨から離れていると思うのだが・・・・・。
ところで昨日書いたタイの気候についてだが、ケッペンの気候区分では熱帯性に分類されモンスーンの影響が大きい。5月中旬から10月ころにかけては空気が湿り、なま暖かく、スコールなどを特徴とする雨期に見舞われる。北部および中部では、8月から10月にかけて降雨量が多く、しばしば洪水が引き起こされる。その後、11月から3月中旬までは雨が少なく、比較的涼しい乾期となり、12月頃に寒さのピークを迎える。バンコクでも年によっては最低気温が20度を下回ることがある。4月には暑季と呼ばれる非常に暑い気候となり、夏を迎えるということだ(出典はWikipediaタイ王国から)。
だから、4月になるとここで書いたように気軽な散歩に出かけるという訳にはいかないのかもしれない。いまテレビでは『サンデースポーツ』をやっている。時差が2時間あるので、2時間前に日本で放映されたものであろう。朝青龍も白鵬も勝った。千秋楽にまた同星対決になれば面白いのだが・・・・。昨日の日曜定番の政治番組はどうだったのだろうか。私がみた伊吹幹事長の発言はきっとNHKの『日曜討論』を編集したものであろう。自公“合体”体制の政治家たちは、どうせ出鱈目をいっていたのだろう。出鱈目や嘘には、機敏かつ的確に反論しないといけない。“嘘も百回いえば、国民は騙せる”といったのは、ヒットラーだ。自公“合体”体制はこれを忠実に守っている。
それでは、また。