My テレビ
08年02月19日
No.713
私の机の右側に古いテレビがある。10年以上の年季ものである。共同アンテナは地上波の他にもBS放送やCS放送も受信しているのだが、チューナーがないのでもちろん映らない。有線テレビ放送も見られるのだが、契約をしていないので無料のものしか見られない。ひとつは朝から晩まで物品の販売をしているチャンネルである。あとふたつのチャンネルは東京都や港区の広報番組がときどき流れているから、そういうところが金を出している放送局なのであろう。ここでも深夜などは物品の販売をしている。
最近このテレビの具合がおかしくなり、テレビ朝日とテレビ東京が映らなくなった。どうしてもこのチャンネルを観たいときは、居間のテレビで観なければならない。そのテレビのチャンネル権は家内がもっている(笑)。。家内が見たい番組と私が観たい番組はほとんど異なるので、そのときは諦めるしかない。NHKの地上波を見ているとBS放送の番組をよく紹介している。観たいなぁーと思うものもかなりあるが、わざわざテレビを買ってまで観たいと思う程ではなかったのであろう。結局いまもって買っていない。
私のこの古いテレビは、それでも8チャンネルが見られる。ということは8つのテレビ放送局と繋がっているということだ。これらの放送局は視聴者の求めるものを放送すべく一生懸命努力しているのであろうが、それらにアクセスしてみて(テレビをみて)、観て良かったと思われるものは正直いってきわめて少ない。良い悪いは別にしても、私はニュース報道番組は観なければならない。ニュース報道番組は情報を得るために観なければならないが、私の関心はどのようにニュース報道がなされるのかをウオッチするのも仕事であるからである。
これらを観るだけでも5時間くらいは必要なのであろう。これは仕事であるから、観られるときは原則として観る。問題はこれらの番組が放映されていない時間帯である。ニュース報道番組以外のもので、私がどうしても観たいと思う番組はきわめて少ない。私がみられるときに必ず観る番組は、TBSの“渡る世間は鬼ばかり”とテレビ朝日の“はぐれ刑事純情派”くらいである。いずれも再放送だが、観てつまらなかった思ったことはない。要するに私はこのドラマが好きなのである。
これ以外の番組で私が観たいと思う番組はあまりない。もちろんそれとなく観てしまう番組はある。少なくともドラマとして創られたものであるから、それなりに面白いが、ぜひ観たいと思う程のものは少ない。中には観るに耐えないドラマもかなりある。そういうときは、途中であってもスイッチを切る。見た分だけ時間の無駄になるが、だからといって最後まで見たらもっと時間を無駄にすることになる。私は新聞のテレビ欄をみてこれらの番組を探すことはまずない。適当にチャンネルを回して、面白そうだとそれを観ることにしている。
ところがいくらチャンネルを回しても観たいと思う番組がまったくない時間帯がある。日付が変わってNHKの最後のニュースが終わるとどのチャンネルを回してても見る気さえ起きない番組がほとんどである。そうすると私はNHK教育テレビにチャンネルを合わせる。『NHK高校講座』が面白いからである。語学のものや数学の番組はみないが、それ以外のものは観ることが多い。世界史、日本史、地理、地学などの講座はキチンと観る。少なくとも観て損をしたと思うものはない。NHK教育テレビは午前3時になると放送が終ってしまう。ぜひ朝までやってもらいたいものである。NHK総合はこの時間帯、コンセプトが分からないものを流しているのでほとんど観ない。
そうするともう見るものはなくなる。最初に観なければならない番組は、午前4時から始まる日本テレビの『おはよん』である。若い4人の女性が真面目に元気にやっているところがいい。NHKニュースはちょっと事務的過ぎるし、民放のニュース報道番組は男の司会者の個性がギラつき過ぎている。午前4時30分からはNHKニュースもはじまる。午前9時まで各局のニュース報道番組は続く。情報としてのニュースは7割くらいはダブっているので、“ながら見”で大丈夫だ。永田町徒然草はそういう時間帯に書くことが多い。今朝もそのような中で書いている。今朝のニュースの中で気になるのはパキスタンの総選挙の結果とコソボの独立宣言の行方である。また今日衆議院本会議で租税特別措置法改正案の趣旨説明が行われ、審議が始まる。
それでは、また。