照りつける太陽、蝉の声 ─ 盛夏
16年08月06日
No.1859
玄関を出る。太陽がカンカンと照っている。蝉の音が喧しい。家にいた時よりかなり暑い中を歩く。できるだけ日陰を歩くようにしていても、汗が自然と出てくる ─ こういう毎日である。まさに、盛夏だ。私は、真夏が好きなのだが、この2~3日の暑さは、半端じゃない。今日、東京は35℃を超える猛暑日だった。
8月1日、永田町徒然草No.1858「都知事選の結果を見ての私の感想」をupdateしてから、1週間となる。それまで1~3日おきにupdateしていたので、申し訳ない気がした。しかし、7月は、参議院選と都知事選で、私も忙しかったので、白川勝彦法律事務所の仕事が少し溜まっていた。それを処理するのと、この暑さのために、あえて静観することにしたのだ。
参議院選の結果については、永田町徒然草No.1848「<<直感>> 安倍晋三、敗れたり。」で述べたように、そんなに悲観していなかった。都知事選の方は、やはり残念だったし、私自身が少し落胆した。しかし、これが現実であり、この現実を踏まえて反省し、そしてまた歩むしかないだろう。それにしても、選挙は怖いものである。硬直した考えでは、大きな間違いを犯すことになる。
安倍首相も小池都知事も、自分は勝ったと思っているのだろう。しかし、その勝ったという気持ちが、間違いの元である。内閣改造を見ても、一々言わないが、尊大の極みだ。28兆円の補正予算案を打ち出しても、市場は一向に反応していないじゃないか。小池知事は、あまりにも大風呂敷を拡げ過ぎた。言ったことを実行しないと、今度は失望となって跳ね返ってくる。それが、政治というものだ。
今回の参議院選挙と都知事選挙を通じて、この白川サイトへのアクセスは飛躍的に跳ね上がった。毎日、40万~50万のアクセスがあるのだ。これは、尋常なことではない。未だかつて経験したことがない、こういう状況であるから、私は悩む。私は、毎日マッカーサー道路を通って、白川勝彦法律事務所に通っている。マッカーサーは、「老兵は死なず。消え去るのみ」といったそうだが、私はまだ死ぬ訳にもいかないし、消え去る訳にもいかないような気がする。
それでは、また。