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新緑の候の憂鬱

15年05月02日

No. 1746

今年は、“春爛漫”と呼べる日がほとんどなかった。桜は例年よりも少し早く開花したが、私は4月の中頃まで、オーバーを着て事務所に出かけていた。それ故に、体調を崩し気味だった。1週間前から、漸く季節らしい陽気となった。昨日、弁護士会館地下1階の外にある喫煙場所から空を見上げたら、木立の若葉が見事に茂っていて、驚いた。

自動車で走ると、歩道や中央分離帯に植えてあるツツジが花を咲かせている。道路脇のツツジとは思えないほど見事な花を咲かせているものもあれば、ほんの申し訳程の花しか付けてないものもある。見事な花を付けているツツジは、1~2割だ。それは、仕方ない。むしろ、排気ガスが多い中で、見事に咲いていることを褒めるべきだろう。

まさに、新緑萌えいづる候である。私は、この季節がいちばん好きだ。春爛漫の候よりも気温は高いのだが、気怠(けだる)さはなく、風が爽やかである。丁度、この頃に連休が訪れる。ゴールデンウイークと名付けたのは、言い得て妙ではないか。昨日あたりから、多くの人々が行楽に出かけているのだろう。白川勝彦法律事務所の仕事は暦どおりなので、本日の午後まで仕事をして、私も4日間の休日に入る。

この連休中、私には、特に出かける予定はない。のんびりと過ごすつもりである。出かけたくなったら、その時の気分次第で、どこかに行くかもしれない。いつも予定に縛られている者には、予定がないことが最高の休みなのだ。このように季節と天候は抜群なのだが、安倍首相がトンデモナイことをやっていてくれている。それが憂鬱であるが、これは、私のような政治人間だけなのだろうか。そうでないことを、私は心から望む

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

  • 15年05月02日 08時47分PM 掲載
  • 分類: 1.徒然

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