ブット元首相 暗殺さる
07年12月28日
No.659
昨日は結局ほとんど寝ていた。年賀状の宛名印刷の徹夜が応えたのである。私も歳をとったものである。昔は徹夜などなんともなかったのだが……。今朝、普通どおりに目覚めた。朝食を食べた後、年賀状の印刷を頼んだ所に電話した。少し出し忘れたところがあったので、追加しようと思ったのだ。そしたら、今日の正午まではやっているというので100枚ほど追加した。
間一髪でなんとか間に合ったが、時代も変わったものである。頼んだのは、年賀ハガキの印刷をするところである。私は30日くらいまではやっているものと思っていた。今日が仕事納めということなのだろう。そうでなければおかしい。明日が土曜日で休みだというなら、今日は普通どおりに営業(この店は午後7時までやっている)してもよい筈からである。
そのお店に行くとき、駅の売店に寄った。新聞の見出しに驚いた。「ブッシュ 暗殺」という大きな見出しが目に入った。手に取ると「ブット元首相 暗殺」であった。それはそうだと思った。ブッシュ大統領暗殺ならば、先ほどみたテレビでも特別番組で報じていた筈である。しかし、ブット元首相の暗殺も大きなニュースである。パキスタンの人口は1億6000万人、わが国にも大勢の人が働きに来ている。そして、アフガニスタンに国境を接しているイスラムの国である。
間違いはないと思うが、ブット首相はわが国に来たことがあると思う。そのとき国会で演説をしたのを聴いた記憶があるからである。非常に美しい女性政治家と記憶している。総選挙を前に最大野党のリーダーが暗殺されたのだ。パキスタンの混乱は避けられまい。パキスタンは多くの災害にも見舞われるところだ。今度は政治的テロである。パキスタンについての詳しい政治情勢を私は知らないが、パキスタン人民に心からのお見舞いを申し上げたい。これは、アフガニスタン情勢にも大きな影響を与えるであろう。来年もアフガニスタンとイラクの政治情勢は、楽観を許さないようである。
それでは、また。