日本の株価は…!?
09年03月03日
No.1099
今朝はやけに寒い。都心でも正午ころから雪が降るという。雛祭・桃の節句は何となく赤や桃色すなわち暖色をイメージするが、“ホワイトひなまつり”ということか。
昨夜から今日のテーマを何にしようかと考えてきた。国会の動きとしては、麻生首相が定額給付金を受け取ると発言したことが大きく報道されていた。しかし、バカバカし過ぎて、そんなことを論じる気にはなれない。民主党の鳩山由紀夫幹事長が麻生首相や自民党の動きを“さもしい”と言っていた。同感である。民主党の国会議員は全員が定額給付金を受け取らないという。その心意気や善し。
もうひとつの動きとしては、東京中央郵便局の建替え現場を鳩山邦夫総務大臣が視察した。なぜかやけに張り切っていた。“かんぽの宿”問題といい、“東京中央郵便局”保存問題といい、鳩山総務相は盛んに存在をアピールしているようである。鳩山一郎元首相の孫なのだから自分だって総理大臣に名乗を上げてもおかしくないと考えているのかもしれない。岸信介の孫、吉田茂の孫、与謝野晶子の孫、鳩山一郎の孫。わが国の首相や予備軍は“孫だらけ”だ。“世襲の横行、ここに極まれり ”ということではないか。
昨日、私は東京市場の株価を注目していた。先週の金曜日(2月27日)、確か東京市場の株価は前日比+100円くらいだった。ところがニューヨーク市場の株価は-100円くらいだった。珍しいこともあるものだと思っていたが、土日を挟んで月曜日(3月2日)の東京市場の株価がどうなるか注目していた。これまでの例によればたぶん下がるのだろうと思っていたが、結果は-288円27銭 であった。
昨日(3月2日)のニューヨーク株式市場は、-299.64ドルであった。11年10月ぶりの安値、7000ドル割れである。今日の東京株式市場はどうなるのであろうか。私は株価の動向を予想する能力もないし、意思もない。私が毎日株価をフォローしているのは、東京市場の株価が上下する原因を知りたいからである。私が見るところ、東京市場の株価は国内の要因というより、ニューヨーク株式市場の動向で動いているようだ。ということは、日本経済は、自公“合体”体制がいうほど大したものでないのではないか。問題はそこにある。
それでは、また。