貧困なる“頭脳”としての現実。
08年11月15日
No.991
昨日の胃カメラ、無事に終了した。お陰さまで大したことはなかった。ところで胃酸過多に悩まされると私は“ガスター10”を買って呑んでいた。先週医師から処方された薬もガスターだった。ガスター10では効かなかったのでお医者さんのところに行ったのだが、貰ったのはガスターだった。そのことを担当医に訊くと、同じガスターでも処方されたのは40mgだという。
胃カメラ検査を踏まえて最終的に処方された薬は“ガスターD錠20㎎”であった。ガスター10→ガスター40→ガスター20ということなのだろうか。そうであってもいまのところ胃の痛さは収まっている。ところでいまワシントンで金融サミットなるものが開かれている。麻生首相が偉そうに喋っている。どうせ事務当局が用意したペーパーを偉そうに読んでいるだけなのだが・・・。20カ国の首脳が集まっているのにNYダウ平均は-337.94 ドルで終わった。前日は+500数十ドル、史上3番目の値上がりであった。これはわが麻生首相だけではなく世界の首脳に対して失礼ではないか(笑)。
昨日(11月14日)の日経平均株価は、+223円75銭であった。土・日を挟んで月曜日(11月17日)の東京株式市場はどう反応するのであろうか。ニューヨーク株式市場に追随するというこれまでのパターンから言えば、月曜日はかなりの下げとなる。果たして当たるかどうか? 私は最近 asahi.com の株価情報をブックマークした。これをみると直ちに株価情報が見られる。これだけ金融が政治の中心的テーマになっているのだから、経済・株は分からないなどと言っていられない。せめてもの私の努力である(笑)。
世界的な経済危機に日本が貢献できる道は、まずわが国の経済を立て直すことであろう。“いざなぎ景気”を超えていると言われてわが国の“景気”は一体どこにいったのか。麻生首相がいうようにあれは単なる“気”(空気=見えない=バーチャル)に過ぎなかったのだろうか。今回の2兆円ばら撒きを見ていると、自公“合体”政権のやることはそんなものである。緊急対策の目玉として行う2兆円ばら撒きも、年度内にできないかもしれないという。年度内とは12月31日までということではない。来年の3月31日までということなのだ。かなり先の訳が分からない1万数千円など屁(=空気・気体)みたいなものである。そんなものでわが国の経済を立て直せる筈がない。もっとも貧困なのは自公“合体”政権の政治家の頭である。
それでは、また。