休み下手、遊び下手
09年05月04日
No.1156
昨日から私は4連休に入った。何も4連休でなくとも良いのだ。だからもし事務所に出る必要があったら「午後1時までなら面談を入れても良いのだよ」と言っておいた。部屋の片付けなどをしながら自宅で待機していた。事務所に出る必要はなかったので、午後1時12分東京発の上越新幹線に乗って私は連休の旅に出た。いまの予定では5月7日の午前中までに事務所に出れば良い。少なくともあと3日間は自由である。
このゴールデン・ウィークをどう過ごすのかは決めていなかった。できれば1週間くらいの休みをとって海外に出かけようと考えたこともあった。しかし、小沢問題が起き、総選挙が取り沙汰されると海外へという気持はなくなった。今度の総選挙は私にとってもひとつの勝負なのだ。とても海外でのんびり過ごすという気分にはなれない。だから3月半ばころには海外という線は消えていた。
そして3月から4月までの仕事の様子で、当初の7連休などという線は消えた。小沢問題はまだ終わってはいないし、多重債務で悩んでいる人たちの状況はますます深刻の度合いを深めている。いま多くの人々が仕事がなくて困っている。幸いにも白川勝彦法律事務所には仕事の依頼が沢山きている。こんな時に休むのは“贅沢”というものである。少なくともどうしても休まなければならないというモノではないだろう。私は今年のゴールデン・ウィークは暦どおりの休みとした。
そうすると最長で4連休である。どう過ごすかは“でたどこ勝負”とした。30歳で政治の世界に飛び込んでから、私には休みの時間はほとんどなかった。やるべきことはいつも多くあった。私は政治の仕事が好きだったので、あまり休みたいとも思わなかった。昭和50年代から大幅連休を楽しむことが定着していったが、私には無縁な話であった。強いていえば、年に1~2回の海外主張が長期の休みだったが、私は精力的に活動したので休みにはならなかった。
こんな訳で私は長期の休みには慣れていないのである。休み上手、遊び上手ではないのだ。普段の時以上にびっしりとスケジュールを組んで旅行している人がいる。それも苦手なのである。そうまでして旅行したいとは思わない。旅行や休みは、スケジュールに拘束されないから楽しいのである。そんな次第で、私の休暇はいつもでたとこ勝負だ。上越新幹線に飛び乗って着いた先は、結局のところ郷里・十日町市であった。昨日は車であちこちに行った。今日の夜は、イノシシ・パーティだ。4連休が結局のところどういうことになるかは、終わってみないと判らない。それで良いのだ。
それでは、また。