白川勝彦の1日 (その2)
09年04月15日
No.1142
<永田町徒然草No.1141からつづく>白川勝彦法律事務所から一歩外に出ると、私は政治モードに切り替わる。政治家としての目と耳で外界と接する。別に特別なことではない。政治にとってこの世の森羅万象が興味の対象なのである。およそ“つまらない”というモノがない。だから政治家はめでたい人種といわれるのであろう。
私の政治家としての仕事は、とりあえず永田町徒然草の一篇を書くことである。何も毎日書かなければならないというものではないが、やはり書かならないのだ。1万を超える人々が訪れてくださるのだから、何かを訴えないようならば政治家とはいえない。いつも訴えたいことは山ほどある。しかし、いま何を訴えるべきかを適切に判断できないようでは、一人前の政治家とはいえない。私はバッヂなどなくとも政治家は政治家だと肝に銘じている。バッヂを付けていても政治家と呼べない国会議員など掃いて捨てるほどいる。
いま何を訴えるべきかを判断する上でニュース報道番組は、どうしてもみなければならない。その時間が十分ない。それが私の最大の悩みである。吉永小百合の液晶テレビを買ってから、夜でもかなりみることができるようになった。インターネットでもかなりの情報が得られる。それでも午前2時のNHK-BSニュースが終わると、テレビは、ほとんどテレビショッピングか私にはまったく面白くない“お笑い番組”だ。
最近これに加えて新しい仕事が増えてきた。いつも紹介している『平成海援隊 Discussion BBS政治議論室』の書込みのフォローである。とにかく大変なアクセスと書込みである。これまでの経緯(いきさつ)これあり、すべての書込みを読まなければならないと思っている。この作業にたっぷり2時間くらいかかる。私が適切なモノを書けない分、このBBSがいま論じなければならないことを大勢の方々が議論してくれている。私も書き込むようにしたいと思っているのだが、テーマ・話題が多過ぎて議論に参加できない。
先ほどもある書込みをしたところだ。最近は沢山の書込みがあるのでBBSを開いてもその書込みを探すのに苦労するだろうから、ここに貼り付ける。もしこのBBSに実数で数万人が参加するようになれば、必ずひとつの力になると私は確信している。オバマ大統領を誕生させる上で、インターネットは大きな役割を果たした。わが国でも今度の総選挙でそのようなことを是非やってみたいと思っているのだが…。
それでは、また。